好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【自己啓発】綺麗事には反発を。50代会社員が『「好きなこと」だけして生きていく。』から見つけた「逃げ場」の作り方【仕事術】

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたします本は、人生について諦め気味になっている人に福音をもたらす気がするものです。

「好きなこと」だけして生きていく。

50を過ぎて、こんなことで悩んでいるのは恥ずかしいことかもしれませんが、ボクは未だに「労働や仕事そのものがしたくない」のか、それとも単純に「今の仕事が嫌」なのか、自分でもよくわからないでいます。

もちろん、この先の人生を考えれば、何かを変えなければいけないという焦りはあります。

転職活動も考えてみましたが、「50代」「特に目立った実績なし」という現実が重くのしかかります。

今より良い条件でボクのような人間を「ぜひ来てほしい」と言ってくれる奇特な会社が、果たして存在するのでしょうか。

そんなことを考えると、どうにも一歩が踏み出せずにいました。

就職氷河期世代の葛藤

ボクたち就職氷河期世代は、厳しい時代を駆け抜けてきました。

「好きなこと」よりも「安定」を優先せざるを得なかった世代です。

ところがこの歳になり、1ミリも出世していない今の状況から、「会社員としての終わり(数年後の退職)」が見えてきた焦りが出てきました。

そんな停滞した日々の中、ふと立ち寄った書店で『「好きなこと」だけして生きていく。』という強烈なタイトルの本が目に飛び込んできました。

衝撃でした。

「好きなことだけして生きていく」なんて、そんなことが許されるのか、と。

ボクは若い頃、本気でバンドマンとして生きていきたいと願っていました。

好きな音楽を作り、演奏し、それを聴いてくれる多くの人を喜ばせたい。

それがボクの「好きなこと」でした。

しかし、現実は厳しく、ボクはその夢を職業にすることはできませんでした。

いつしかボクの心の中には、「好きなことだけして生きていけるのは、圧倒的な才能に秀でた、ごく一部の特別な人間だけなんだ」という、冷めた諦めのようなものが深く根付いていました。

だからこそ、このタイトルは衝撃的だったのです。

まるで「誰でも、好きなことだけして生きていけますよ」と語りかけてくるかのように感じたのです。

もし今からでも、「好きなこと」だけして生きていけるというのなら……。

そんな、すがるような、疑うような、複雑な思いでこの本を手に取ったのです。

『「好きなこと」だけして生きていく。』の基本情報

著者は、心屋仁之助さんです。

テレビなどにも出演されているので、ご存知の方も多いかもしれません。

性格リフォーム専門の心理カウンセラーとして、多くの方の悩みに寄り添ってこられた方です。

書籍の詳細データ

  • 著者:心屋仁之助
  • 出版社:PHP研究所
  • 発売日:2014年11月14日
  • ページ数:226ページ
  • 言語:日本語
  • 形式: 単行本、Kindle版あり (Kindle版もあるので、スマートフォンやタブレットでも手軽に読むことができます。)

著者の意外な経歴

ボクがこの本を読んで驚いたのは、心屋さん自身の経歴でした。

なんと心屋さん自身も、19年間もの長きにわたり、佐川急便で営業企画の管理職として会社員生活を送っていたというのです。

家族に起こったある出来事をきっかけに心理療法を学び始め、その過程でご自身の性格が大きく変わっていくのを実感されたそうです。

つまり、この本の著者は、最初から「特別な才能を持った人」だったわけではなく、ボクたちと何ら変わらない、組織の中で悩み、葛藤しながら働いていた「ごく普通の人」だったというのです。

この事実は、ボクにとって大きな希望となりました。

感想

本の正論への違和感

同世代の人なら同じだとは思いますが、基本的に子供の頃から他人に迷惑をかけてはいけないと育てられてきました。

俺も迷惑をかけないからお前も迷惑をかけるなよ、のバランスで世の中が成り立っていると考えてきました。

ところが、本書には「迷惑をかけてもいい」と主張しているのです。

普段の仕事でクレーム対応の最前線にいる実務者として、これに対しては猛烈な反発心が湧いてきました。

自分の勘違いで怒鳴り込んでくるお客様はまさに「人に迷惑をかけて快楽を得る身勝手な人」だからです。

「好きなことだけする」という生き方も、周りに尻拭いをしてくれる「仏のような人」がいて初めて成立するただの「運任せ」でしかないのです。

誰でも彼でもがやれることではなく、つまりは他人に迷惑をかけても何の痛みも感じない人がやれることに思えました。

日本の社会では一部の人間だけ享受できる特別なことにしか思えませんでした。

現実的な生存戦略としてのアクション

運任せであれば、一発試してみるのもありかとも思えなくはないですが、普通は家庭があったり、仕事があったりするものですから、そんな博打を打つのはなかなか難しいです。

ボクと同世代なら、人生の終盤で大博打を打つのはなおさら難しい。

しかしながら、周りに迷惑をかけてなんとも思わない人によって、真面目な人ほど心を疲弊してしまい、果ては壊れて仕事ができなくなってしまっては元も子もない。

迷惑をかけた人は、そうして壊れた人に対して何の責任も取らないから、壊れる前になんとかしなくてはならないのです。

そこでボクは会社では調和を重んじて波風を立てず、会社以外の場所(ボクの場合はこのブログ)に、完全に好き勝手出来る環境を作るというリアルな生存戦略を選ぶことにしました。

これからの生き方

会社以外に「居場所」作りに動いたことで、以前よりも本業でのストレスから少し解放されたように思います。

残り10年を切った会社員人生。

退職後を見据えて、今のうちから「自己表現できる居場所」を確保しておくことこそが、人生100年時代に最もフィットする生き方だと確信したのです。

つまりは「好きなことだけして生きていく。」ために、それが可能な環境を自分で作り出すために動く。

実際には上手く行かないこともあるでしょうが、そうして目的をもって生きていくことでストレスを軽減し健やかに生きていくことが出来ると考えることにしたのです。

こんな人に薦めたい

ボクと同じ、就職氷河期世代で、まじめにルールを守って生きてきたのに疲弊している人からすると、調子の良いことばかりを書いている本に思えるかも知れませんが、前向きに捉えながら読んでほしい。

実際に「好きなことだけして生きて」いる人がいるということは、全く同じ様に再現するのは難しいけども工夫すれば可能であることを感じられるのではないかと思います。

また理不尽な職場で心をすり減らし、別の逃げ場(居場所)を作るヒントが欲しい人にもぜひ読んでほしいです。

比較・他の選択肢

「好きなことをして生きる」というテーマの本は、実は他にもいくつかあります。

これから読みたい関連書籍

ボクは今後、同じようなタイトルの以下の本を読んでみたいと考えています。

ボクは文章を書くこと、本を読むことが好きなので、こうしてブログを書くことで自分が好き勝手にやれる場所を作り出しましたが、世の中には自分の知らない、好きなことだけする生き方や働き方がまだあるのではないかと思います。

だから自分の人生の選択肢をさらに広げ、より自分にフィットした環境を探るために読んでみたいと思った次第です。

まとめ

本書に当初はあまりに絵空事すぎ、また綺麗事すぎて、怒りも湧いてきましたが、自分なりの「逃げ道」を見つける強烈なきっかけをもらえたことは間違いありません。

今の人生に閉塞感があるのだとしたら、会社を辞めなくても今日からつくれる「好きなことだけの居場所」を探すヒントとして読んでみてほしいです。

それではまた。

ありがとう!

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