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【読書術】 読書は自分を救う仕組みになる。小飼弾『本を読んだら、自分を読め』を読まない大人にこそ勧めたい

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回はご紹介いたします本は、小飼弾さんの書いた読書に関する本です。

本を読んだら、自分を読め

ボクの現在の趣味のほとんどは、10代の頃から好きなものばかりです。

しかし、「読書」だけは30代を過ぎてから始めた、本当に新しい趣味でした。

若い頃は、まさか自分が本を日常的に読むようになるとは1ミリも考えていなかったため、人生とは予想不可能で面白いものだと実感しています。

そして50代になった現在。

予期せぬ異動で突如として営業職に就くことになり、慣れない仕事や人間関係に揉まれる日々を送っています。

そんな環境の変化の中で、本質を突く言葉の数々が以前にも増して心に深く沁みるようになりました。

今回ボクが手にしたのは、小飼弾さんの著書『本を読んだら、自分を読め』です。

これまで小飼さんの『弾言』や『決弾』といった本は、ボクに強烈な刺激と「より良い決断を下す方法」を与え、悩みを解決してくれました。

本質を突いて展開するそのスタイルは唯一無二です。

だからこそ、今回は内容をよく知る前に問答無用で購入を決めてしまいました。

『本を読んだら、自分を読め』の書籍情報

まずは本書の基本情報を紹介します。

  • 著者:小飼 弾(こがい だん)
  • 出版社:朝日新聞出版
  • 発売日:2013年2月20日
  • ページ数:207ページ

著者の小飼弾さんは、オープンソース・プログラマーとして広く知られ、元オン・ザ・エッヂの取締役最高技術責任者(CTO)を務めた方です。

同時に、書評などを主な題材とするブログ「404 Blog Not Found」を運営し、その質の高い文章と考察力からアルファブロガーとしても名を馳せています。

本書は、そんな読書のプロフェッショナルが、自身の経験と深い考察に基づいて書き上げた読書論であり、単なる読書術の紹介にとどまらない深い一冊となっています。

読書感想文は100年早い。ブログに残すべきは読書記録

ボクがこの本に期待していたのは、トップ書評ブロガーである小飼さんが、読書とどう向き合っているのかを知ることでした。

書評ブログを書き続けるなかで、「自分のこのやり方は正しいのだろうか」という漠然とした迷いを抱えていたからです。

本書を読んで、ボクはこれまで自分が書いてきたことが少し恥ずかしくなると同時に、深く救われました。

心に刺さったのは「読書感想文は100年早い」という一文です。

これまでボクは、いっちょ前に読書感想文を謳ってきましたが、その難しさや奥深さを突きつけられ、急に背筋が伸びる思いがしました。

しかしその一方で、「ブログに自分の読んだ本を『読書記録』として残すことは非常に良いことだ」と書かれており、スッと肩の荷が下りたのです。

ボクがブログに書いているのは、高度な感想文ではなく、あくまでボク自身の個人的な読書体験の記録です。

この本を読んで、読書記録として自分の変化を書き残すことには非常に大きな意味があると確信することができました。

読書で新たな自分と出会う感覚

ボクが読書を始めたきっかけは、30歳を少し過ぎた頃に感じた「このままでは猛烈にアホになる」という強迫観念でした。

その危機感の中で本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』に出会い、パッとドアが開いたように新しい世界が広がったのを覚えています。

では、読書の何がどう楽しいのか。

小飼さんのこの本が、その答えを明確にしてくれました。

それは「新たな自分と出会える」ということです。

タイトルにもなっている「自分を読め」というメッセージは、本を読む前と後で、自分の中に生じたほんのわずかな変化を敏感に感じ取りなさい、ということなのです。

予想外の面白さを発見し、興味の幅がググッと広がる。

この内面的な広がりこそが、読書の最大の醍醐味です。

この本を読んで、ボクのブログ運営は変わった

小飼さんの読書哲学に触れたことで、ボクのブログ運営に対する行動と意識は明確に変わりました。

純粋な趣味から誰かの役に立つものへ

これまでは、読んだ本はとにかく全部記事にしていました。書くこと自体が純粋な趣味であり、文章を書くのは全く苦痛ではなかったからです。

しかし本書を機に、

「読む人にとって役に立つか」

「何か持ち帰ってもらえるものがあるか」

を第一に考えるようになりました。

たとえば、ボクはプロレスが大好きで関連書籍もよく読みますが、いくら面白くても読者の仕事や生き方に活かせないと判断したものはブログ記事にしないと決めました。

(もちろん、プロレス本でもビジネスに通じる学びがあれば書きますし、官能小説などは最初から除外です)

ボク自身があまり楽しめなかった本もボツにしています。

ただ書きたかっただけの趣味が、誰かの背中を押すものに変わっていく感覚は、ボクにとって新しい喜びになっています。

本は一人で読むものという言葉の救い

また、本書の中にある「基本的に、本は一人で読むもの」という言葉にも深く救われました。

読書好きなら読書会などに参加すべきなのだろうか、と心のどこかで迷っていたボクにとって、自分のペースで、自分の興味のままに一人で読むことが肯定されたのは本当に嬉しいことでした。

ボクにはこの孤独な読書法が一番合っているのだと確信できました。

人生の苦しみや悩みの大半は、先人が経験済みである

小飼さんは「本を読むことで自分を救う仕組みを作った」と語っていますが、ボクにもその感覚が確かにあります。

もし全く読書をしないまま今の年齢を迎えていたら、日々の仕事や人間関係の摩擦の中で、ボクはもっと苦しんでいたはずです。

ボクたちが抱えている悩みや苦しみは、実はすでに昔の偉人や哲学者、小説の登場人物が経験し、考え抜いたものです。

状況が完全に一致しなくても、苦しみの本質は同じ。

つまり、今抱えている問題の大体の答えは、すでに本の中に存在しているのです。

迷ったら、どんどん本に頼ればいい。

「世の中には絶対的に正しいものは存在しない」

「自分ばかりが間違っていたわけではない」

と客観視できることこそが、読書によって自分を救うということなのです。

小飼弾氏の読書論をさらに深掘りする2冊

同テーマの作品として、同じ小飼弾さんの著作である『空気を読むな、本を読め』と『新書がベスト』もあわせて読むことをおすすめします。

ボクはすでにどちらも読んでいますが、どれが一番おすすめかと順位をつけることはできません。

なぜなら、どれも本に関する本であることは共通していても、向いている方向性が全く違うからです。

『本を読んだら、自分を読め』が読書の意味と向き合い方を語っているとすれば、『空気を読むな、本を読め』はなぜ本を読むべきかという広い視野での問いかけであり、『新書がベスト』は具体的なジャンルや選書の観点を学べる実践的な内容です。

この3冊をセットで読むことで、小飼さんの思想をより立体的に理解できるはずです。

(※他2冊の読書記録も、今後このブログで公開していく予定です)

まとめ:読書を始めたいすべての人へ

ボクがこの本を読んでよかったと思う最大の理由は、読書の意味を改めて言語化してもらえたことです。

「新たな自分と出会う」

「読書記録を残すことには意味がある」

「本は一人で読むものでいい」

これらの言葉は、書評ブログを書き続けるボクの背中を力強く押してくれました。

残念ながら、ボクの周りには読書の楽しさを教えてくれる大人がいませんでした。

だからこそ、マンガや電子書籍からでもいいので、少しでも興味のあるジャンルから一歩を踏み出してほしいと強く思います。

読書を始めるきっかけを探している人、ブログ運営に迷っている人。

そんな方々にこそ、この一冊を心からお薦めします。

きっとあなたの読書人生を、そして人生そのものを豊かにするきっかけになるはずです。

それではまた。

ありがとう!

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