元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回ご紹介いたします本は、小飼弾さんのお書きになった本でございます。
新書がベスト
「本を読みたいけれど、何から読めばいいかわからない」
「読書を始めても、なかなか続かない」
そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
50代になり、予期せぬ異動で営業職に就くことになったボクは、日々新しい人間関係や未知の話題に直面しています。
これまでの知識だけでは会話が立ち行かない場面も増え、「手っ取り早く、かつ幅広く知識の引き出しを増やさなければ」という焦りを感じていました。
そんな状況下で、新書って読みやすくて持ち運びやすくて、いろんなテーマが揃っていて今の自分にぴったりだな〜と薄々感じていたのです。
ちょうどそのタイミングで出会ったのが、この『新書がベスト』でした。
著者は、書評ブロガーとして絶大な影響力を持つ小飼弾さん。
「新書こそが読書の入り口だ」と力強く語るそのタイトルを見た瞬間、ワクワクせずにはいられませんでした。
『新書がベスト』の基本情報
著者の小飼弾さんは1969年生まれの投資家・プログラマー・著名ブロガーです。
カリフォルニア大学バークレー校を中退後、株式会社オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)の取締役CTOを務め、上場に大きく貢献しました。現在はディーエヌエヌ有限会社の代表取締役として活躍されています。
書評ブログ「404 Blog Not Found」は月間100万PVを誇り、多くの読者に影響を与え続けています。
著書には『弾言 成功する人生とバランスシートの使い方』『決弾 最適解を見つける思考の技術』『小飼弾の「仕組み」進化論』『空気を読むな、本を読め。』など多数あります。
- 出版社:ベストセラーズ
- 発売日:2010年6月9日
- ページ数:208ページ
『新書がベスト』を読んでボクが起こした行動
読む前のボクが求めていた答え
この本を読む前から、ボクは新書というフォーマットにうっすらと魅力を感じていました。
営業の移動時間にもサッと読めるし、テーマも幅広い。
「新書って、なんかいいな」という感覚です。
そんなときに、書評ブロガーとして有名な小飼さんが「新書こそが読書の王道だ」と言わんばかりの本を出しているのを発見し、自分の直感は正しかったのか確かめたくて迷わず手に取りました。
興味のないジャンルを含めて10冊まとめ買い
本書には「本屋に行って、新書コーナーに行って、ひと棚まるごと買っちまえ」という大胆な提案があります。
さすがにひと棚まるごとはボクの経済力では無理です。
仮にブックオフであっても、かなりの負担になります。
しかし、本書の「興味ない本こそが視野を広げる」という教えに背中を押され、ボクにとってはかなりの離れ業ともいえる行動に踏み切りました。
ブックオフの棚を端から端まで眺め、これまでなら絶対に購入しなかったであろう加藤徹さんの『貝と羊の中国人』や、島田裕巳さんの『葬式は、要らない』といった本も含めて、一気に10冊をまとめ買いしたのです。
1冊100円前後で買えるものも多く、金額的にはなんとかなりましたが、「興味のない本もあえて買う」というのは非常に新鮮で、少し勇気のいる決断でした。
積読は未来の自分へのストック
買ってはみたものの、当然すぐには読み終わりません。
しかも、ボクはまだ速く読む技術も、複数の本を並行して読む技術も持っていないため、ほとんどの本が「積読」になってしまいました。
ただ、それで失敗だったとは思っていません。
速読ができるようになるためにも、複数の本を並行して読めるようになるためにも、まずは自分の手元に多様なジャンルの新書を置き、知識を蓄積していく環境を作る他ないという結論に至りました。
積読は、未知の話題に対応するための「未来の自分へのストック」だと思うことにします。
読んでよかったと思う5つのポイント
まず本棚を買えという痛快なメッセージ
この本で一番印象に残ったのは、そのストレートで痛快な物言いです。
本をあまり読んでこなかった人に向けて、著者は「まずゴチャゴチャ言わんとドンと本棚買え」と提言します。
「小難しいことを考える前に、とにかく本を読め」と背中を強く押してくれる、読書の入り口で立ち往生している人にとってこれほど明快なメッセージはないでしょう。
わからなくてもOKで読書のハードルが下がる
本を読んでいると、どうしても理解できない部分に出会います。
そんな時、多くの人は「自分には難しすぎる」と感じて本を閉じてしまいがちです。
しかしこの本では「さっぱりわからないことがあっても気にせず読むべし」と説かれています。
わからない部分は飛ばして、わかる部分だけを拾い読みしていけばいい。
そう考え方を変えるだけで、読書がぐっと気楽なものになります。
興味ない本こそが視野を広げる
本書で特に強調されているのが、「本を自分の興味があるなしで選んでいては、自分の視野は広がらない」という点です。
今まで全く興味のなかったジャンルにあえて踏み込むことで、新たな興味が湧いてくる。それが結果として視野を広げ、人生を豊かにしてくれます。
多くの仕事が機械やAIに置き換えられていくこれからの世の中で、人から頼りにされる人間になるための読書をしよう、というのが本書の根底にあるテーマです。
ボクが今回、中国の文化や葬式に関する新書を買ってみたのも、まさにこの教えを実践するためです。
軽く1000冊読めというプロの視点
この本を読んで一番驚いたのが、「興味があるなしに関わらず新書を1000冊ほど読むとわからなかったことも色々わかってくる」という一節です。
一日一冊読んだとしても2年半以上かかる、気が遠くなる数字ですよね。
でも、マンガ『1・2の三四郎』で師匠・桜五郎が「では、軽くスクワット8000回」と言い放つシーンを思い出しました。
プロの世界では、素人が驚くような数字が「軽く」という単位になるんです。
読書の世界も同じなのだと妙に納得してしまいました。
今すぐ新書コーナーへ走りたくなる魔力
『新書がベスト』を読むと、新書が無性に読みたくなります。
これまで新書コーナーを気にしたことがなかった人も、急に気になりだすはずです。
もしボクが新書を作っている出版社の人間ならば、これほどありがたい本はないと思うでしょう。
それくらい、新書への興味を強く掻き立てられる内容なんです。
こんな人にこそ読んでほしい
この本をおすすめしたいのは、次のような人です。
- 読書を趣味にしてみたいけど、何を読んでいいかわからない人
- 読書にそんなにお金をかけられない人
新書は1冊1,000円前後で買えるものが多く、ブックオフなどの古本屋ならさらに安く手に入ります。
読書習慣をつけたいけれど費用も抑えたいという人にとって、新書というフォーマットはまさに最適解です。
「何を読んでいいかわからない」という悩みも、本書を読めば自然と解決に向かいます。
同じ著者の関連作品と比べると
小飼弾さんの著作には、同じく読書をテーマにした本が複数あります。
『本を読んだら、自分を読め』は、読書を通じて自分自身を深く掘り下げることに焦点を当てた一冊です。
『新書がベスト』が「読書の始め方・量をこなすこと」を重視しているのに対し、こちらは「読書を通じた自己理解」に重きが置かれています。音楽で言うところのセルフカバーのような関係で、同じテーマでも異なる角度からのアプローチが楽しめます。
『空気を読むな、本を読め。』は、タイトルからしてインパクト抜群です。
「周囲に流されるより、本を読んで自分の頭で考えろ」というメッセージが込められており、読書の重要性を別の切り口から説いた一冊です。
『新書がベスト』と合わせて読むと、小飼さんが読書というものにどれほどの可能性を見出しているかがより立体的に理解できます。
この3冊はそれぞれ独立して読めますが、順番に読むと小飼さんの読書哲学がより深く理解できるのでおすすめです。
まとめ:最初の1冊が、1000冊への扉を開く
『新書がベスト』は、読書習慣がまったくない人にこそ読んでほしい一冊です。
完璧に理解しようとしなくていい。興味のないジャンルにも手を出してみる。
とりあえず量をこなしてみる。
こうした著者からの提案は、ボクたちが無意識に感じていた読書へのハードルを一気に下げてくれます。
ボク自身も、この本を読んでブックオフで10冊の新書をまとめ買いするという行動に踏み切ることができました。
ほとんどが積読になってしまったのは事実ですが、これまでなら絶対に買わなかったジャンルの本が手元にあるというだけで、新しい知識の扉が少し開いたような気がしています。
1000冊なんて、遠い目標のように感じるかもしれません。
でも、最初の1冊を読まなければ、1000冊目には絶対に到達できません。
あなたも、まずは近所の本屋さんの新書コーナーに足を運んでみませんか。
気になった新書を何冊か手に取って、わからない部分は飛ばしながら、気楽に読み進めてみてください。
きっと、あなたの世界が少しずつ広がっていくはずです。
それではまた。
ありがとう!