好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【読書感想文】成毛眞『このムダな努力をやめなさい』を読んで学んだ「無理しない生き方」

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本は『このムダな努力をやめなさい』です。

このムダな努力をやめなさい:「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ

ボクはこれまでに成毛眞さんの本を何冊か読んできました。

https://loca-neo.com/kaisya-no-tsukurikata

どの本も独特の切り口があり、読者に強いメッセージを投げかけてきます。

中でも特徴的なのは、その言葉の鋭さです。

成毛さんの文章はとにかくキツい。

普通なら反発してしまう人もいるでしょう。

しかし不思議なことに、ボクは全くムカつかないのです。

むしろ、そんなにストレートに言ってくれてありがとう、とさえ思えてきます。

キツい言葉の裏には「相手に本気で伝えたい」という誠実さがあるからこそ、腑に落ちるのだと思います。

この本『このムダな努力をやめなさい:「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ』も例外ではありませんでした。

読み進めるうちに、自分の価値観を揺さぶられながらも、心がスッと軽くなっていく感覚を覚えたのです。

偽善者にはなれないボク

正直に言うと、ボク自身は「偽善者」にはなれません。

いい人を演じることも、周囲に合わせて自分を偽ることも苦手です。

そのため、成毛さんの「偽善者になるな」という言葉には強く共感しました。

世の中には「いい人」を演じて評価されようとする人が多いものです。

でも、そうした生き方は息苦しくなるし、長続きしません。自分に正直でいられなければ、結局どこかで無理が出てしまうのです。

成毛さんの言葉はなぜ腑に落ちるのか

他の著者の本を読んでいると、ときどき言葉の軽さや上っ面だけを感じてしまい、逆にイライラしてしまうことがあります。

しかし、成毛さんの本は違います。

なぜなら、彼の言葉は本音であり、核心を突いているからです。

だからこそ、読んでいて心に刺さる。

ときには耳が痛いこともありますが、それでも納得できるのです。

この「腑に落ちる感覚」が、成毛さんの本の最大の魅力だと思います。

「偽善者」ではなく「偽悪者」になれ

本のサブタイトルにある「偽善者になるな、『偽悪者』になれ」というフレーズは、とても印象的でした。

ここでいう「偽悪者」とは、わざと悪ぶることではありません。

ボクなりの解釈ですが、これは「無理して好かれようとせず、ありのままの自分でいろ」というメッセージだと感じました。

人は誰しも、全員から好かれることなんて不可能です。

むしろ、自分を偽ってまで好かれようとすることが無駄な努力なのです。

ありのままの自分を出していれば、自然と共感してくれる人は現れます。

その一方で、合わない人には嫌われても構わない。

そんなスタンスで生きるほうが、ずっと楽で誠実だと思いました。

「頑張らなきゃ病」からの解放

本書を読んでいて特に心に残ったのは、「わざわざ無理して頑張る必要はない」という考え方です。

ニュースやSNSを見ていると、「もっと頑張らなきゃヤバい」という空気を常に浴びせられます。

でも、ボクはそこに違和感を覚えていました。

成毛さんはそんな現代人の焦りに対して、「無理に頑張らなくてもいい」と明確に言ってくれます。

好きなことを頑張るのなら良いけれど、嫌いなことを我慢して続けるのは人生を消耗するだけ。

仕事や人間関係も同じで、無理してまで続ける必要はない。

むしろ、楽しむことを優先したほうが人生は豊かになる、と教えてくれました。

ボクが得た気づき

この本を読み終えて、ボクは「もっと自分に正直でいいんだ」と改めて思いました。

✔ 無理に好かれようとしなくていい
✔ 嫌なことを我慢して続けなくてもいい
✔ ありのままの自分を受け入れてくれる人は必ずいる

そんなシンプルなことを、成毛さんはストレートな言葉で教えてくれます。

これまでのボクは「努力しなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」とどこかで自分を追い詰めていました。

しかし、この本を読んで、その呪縛から少し解放されたような気がします。

人生は楽しんだもの勝ち。無駄な努力に縛られるより、自分の好きなことにエネルギーを注ぐほうがよほど価値がある。

そんな前向きなメッセージを受け取りました。

まとめ

『このムダな努力をやめなさい:「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ』は、読めば心が軽くなる一冊です。

成毛眞さんのストレートな言葉に勇気づけられ、自分を縛っていた「無駄な努力」から解放されるヒントを得られました。

偽善者を演じて疲れている人、周囲に合わせすぎて自分を見失っている人、そして「もっと頑張らなきゃ」と焦っている人に、ぜひ手に取ってほしい本です。

それではまた。

ありがとう!

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
最新情報をチェックしよう!
>あなたの時間をまた少し奪わせてください

あなたの時間をまた少し奪わせてください

CTR IMG