元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回ご紹介いたします本は、長谷川香枝さんのお書きになったデキる男になるためのバイブル?『デキる男の超・肉食習慣』でございます。
デキる男の超・肉食習慣
「デキる男は、肉を食う」
長谷川香枝さんの著書『デキる男の超・肉食習慣』の帯に書かれた、力強いこの一言。
正直、1ミリも出世していないボクは、この定義で言うなら「デキない男」ということになります。
しかし、もうすぐ健康診断。毎年突きつけられる厳しい現実に、今年こそは終止符を打ちたい。
そして、定年までの残り少ない時間で、少しでも「デキる男」に近づきたい!
そんな藁にもすがる思いで、ボクはこの本を手に取りました。
ちなみに、帯ではアンジャッシュの渡部建さんも推薦されていて、本の説得力が増しているように感じます。
よく「太っている男にデキる男はいない」と言われますよね。
アメリカでは「自己管理もできない人間に、仕事の管理ができるわけがない」と見なされることもあるとか。
つまり、デキる男 = 自己管理ができる = 太っていない、という図式が成り立つはずです。
この本の内容を実践すれば、ボクも健康診断に怯える日々から解放され、スマートな体型を手に入れられるかもしれない。
運動嫌いで、食べるのが大好きなボクにとって、これほどうってつけの本はないのです。
運動嫌いに朗報!「運動は寿命を縮める」という衝撃の事実
ダイエットと聞いて多くの人が思い浮かべるのが、キツい食事制限とハードな運動ではないでしょうか。
特にボクにとって、運動習慣を身につけるのは至難の業です。
今までほとんど運動をしてこなかった人生。
そこに急にランニングやジム通いを組み込もうとしても、三日坊主になる未来しか見えません。
そんなボクに、この本は衝撃的な言葉を投げかけてきます。
運動は、やればやるほど寿命が縮まる
え、本当ですか?と。
痩せられても、寿命が縮んでしまっては本末転倒です。
さらに、ダイエットの王道とされるランニングについても、こう書かれています。
ランニングは突然死のリスクが高い。 ダイエットインストラクターとして、「健康のためのランニング」はおススメしません。
この言葉は、運動嫌いのボクにとってまさに福音でした。
運動のことは、一旦横に置いておいていいんだ!と、心が軽くなったのを覚えています。
食事制限もNG?ストレスだらけのダイエットは続かない
運動をしなくて良いなら、その分、厳しい食事制限が待っているのでは?と不安になりますよね。
しかし、著者はそれも「ダメだ」と断言します。
食事を減らすダイエットには、以下のようなデメリットがあるというのです。
- 体に相当な負担がかかる
- 脂肪を燃焼させる筋力が衰え、基礎代謝が下がってしまう
- 体力が落ちて風邪をひきやすくなり、回復も遅くなる
これでは、痩せるために不健康になっているようなものです。
ボクが目指すのは、健康診断の数値を改善し、毎日を元気に過ごせる体。
運動はしない、食事の量も減らさない。
これほどボクにピッタリなダイエット法が、他にあるでしょうか。
では、一体どうすれば良いのか。答えは驚くほどシンプルでした。
食事の内容を変えるだけ!肉を食べて痩せるメカニズム
この本が提唱する方法は、たった一つ。
「食事の内容を変える」ことです。
具体的には、ご飯やパンなどの炭水化物を減らし、その分、お肉をしっかり食べるのです。
ボクを含め、太りやすい人は炭水化物が大好きな傾向があります。
しかし、炭水化物に含まれる「糖質」の摂り過ぎが、肥満の大きな原因。
そこで、糖質を減らし、代わりに筋肉の材料となる「タンパク質」をたっぷり摂ることで、脂肪が燃えやすい体質(=基礎代謝が高い体)を作るというのが、この本の核心です。
ボクは三度の飯より白米が好きなのですが、その白米を少し減らして、大好きなお肉を食べる量を増やせば良い。
そう考えると、なんだか簡単にできそうな気がしてきませんか?
立ちはだかる経済の壁?「肉食生活」を続けるための工夫
しかし、この夢のような食生活には、一つ大きな問題が立ちはだかります。それは「お金の問題」です。
単純に、お米とお肉の価格を比べてみましょう。
- お米:5kgで約2,300円(1kgあたり460円)
- 本書推奨の赤身牛肉:1kgで約2,500円
なんと、お米の5.5倍もの値段です。
ご飯を食べるのと同じ感覚でお肉を食べていては、お財布が悲鳴を上げてしまいます。
「デキる男は経済力があるから肉食にできるんだ…」と諦めかけるのは、まだ早いです。
本書が推奨するのは牛肉だけではありません。
タンパク質は、もっと安価な食材からも摂取できます。
- 鶏むね肉: 1kgあたり約800円~1,000円。高タンパク・低脂質の王様です。
- 豚肉: 部位を選べば、牛肉よりもリーズナブルです。
- 卵・サバ缶・納豆: これらも非常に優秀なタンパク質源であり、家計の味方です。
牛肉にこだわらず、様々な食材を組み合わせることで、コストを抑えながら肉食習慣を続けることは十分に可能です。
まずは、お米の量をいつもの半分にして、その分、卵を1個プラスする、納豆を1パック加えるといった小さな工夫から始めてみるのがオススメです。
「生き様がデブ」から脱却し、デキる男への第一歩を
ここまで読んで、「じゃあ、肉だけ食べていれば良いんだ!」と考えるのは少し違います。
ボクが太っているのは、ご飯を食べ過ぎているだけでなく、お菓子をつまんだり、野菜をあまり食べなかったりという、これまでの生活習慣全体の結果なのです。
まさに「生き様がデブ」。
この本でも、食事の最初に温かい汁物や野菜を摂ることを推奨しています。
いきなりお肉から食べるのではなく、血糖値の急上昇を抑える工夫も大切なのです。
また、激しい運動は不要ですが、「ドローイン(お腹をへこませる動き)」や「腹式呼吸」といった、日常生活の中で簡単にできるインナーマッスルを鍛える方法は紹介されています。
つまり、何かしらの改善努力なしに痩せることはできない、ということです。
今の自分は、これまでの自分の選択の結果。
もし未来を変えたいなら、今、選択を変えるしかありません。
ところで方向性が違いますが、食事については
こちらでも学べます。
お肉はほとんどお食べにならないそうですが・・・。
自分にしっくり来る方を選べば良いんじゃないかと思います。
まとめ:『デキる男の超・肉食習慣』で理想の自分を目指そう
この記事では、長谷川香枝さんの『デキる男の超・肉食習慣』をご紹介しました。
この本は、単なるダイエット本ではありません。食事を変えることで体質を改善し、仕事のパフォーマンスを上げ、ひいては人生を好転させるための「自己投資の書」だとボクは感じました。
- 運動が苦手、続かない人
- 食べることを我慢したくない人
- 健康的に痩せて、エネルギッシュになりたい人
- 仕事で結果を出したいビジネスパーソン
こんな方には、ぜひ一度手に取ってみてほしい一冊です。
ボクもまずは、毎食のご飯を半分に減らし、その分お肉や卵を食べることから始めてみます。
この小さな一歩が、ボクを「デキる男」へと導いてくれるはずです。
痩せたらきっと、仕事もプライベートも、今よりずっと楽しくなるはずですから。
あなたも一緒に、「肉食習慣」を始めてみませんか?
それではまた。
ありがとう!
