元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
noteの活用に行き詰まりを感じていたある日、思わず手に取った一冊をご紹介します。
note副業の教科書
なぜこの本を手に取ったのか
ボクもnoteにアカウントを持っていますが、活動は伸び悩んでいました。
記事を投稿しても「いいね」はほとんどつかず、自分の文章が空気のようにスルーされているのでは、と不安になる日々です。
世代的に老後資金が心配な人は多いはずです。
現時点で2000万円の貯蓄が必要とされていますが、物価上昇を考えるとさらに不足する可能性があります。
働き続けながら、副業で少しでも収入を増やしたいという人も多いでしょう。
そんなとき、目に留まったのが安斎響市さんの『note副業の教科書』です。
今回はこの本を読み、実際に試してみた体験をまとめます。
noteで副業収益化を目指す方には参考になる内容です。
『note副業の教科書』の基本情報
本書は2024年11月7日にぱる出版から発売された、noteで副業収益化を目指すための実践ガイドブックです。
著者の安斎響市さんは1987年生まれで、日系大手メーカーや外資系大手IT企業を経て独立。
noteを活用して書籍4冊を出版し、独立を果たした実績の持ち主です。
著作には『正しいキャリアの選び方』『すごい面接の技術』『転職の最終兵器』『私にも転職って、できますか?』などがあります。
本書は全6章・196ページで構成され、初期投資ゼロ・在宅マイペースで副収入を得る方法が解説されています。
著者は「誰にも媚びず、営業や忖度なしでストレスフリーに稼ぐnote副業」を提唱しており、ブログや物販よりも簡単に始められると断言しています。
noteの公式収益化ガイドは存在するのか?
本書によるとnoteには「note収益化ガイド」があるそうですが、公式には確認できませんでした。
代わりに非公式の記事が山ほど存在します。
公式情報が整理されていない中で、この本の存在価値を強く感じました。
読む前のボクが抱えていた課題
noteで記事を書いても「いいね」はほとんどなし。
何を書けば読まれるのか、どう書けば収益化できるのか、まったく分かりませんでした。
長年ブログを書いてきた経験はありますが、noteはブログとは違う世界です。
副業として成立させるには、特別な才能やスキル、貴重な情報が必要なのではないか、と諦めかけていました。
本書に書かれていた実践ノウハウ
何を書くかより大事なのは「誰が書くか」。
noteでは自分自身の体験を「一次情報」として売ることが重要です。
著者は「自分の心の底から湧いてくる感情を乗せて書くこと」を強調しています。
ボクは自分の体験を小説風に書き直すことにしました。
具体的な内容はここでは触れませんが、体験を小説風に再構築することで、読者に伝わるストーリーとして形になりました。
収益化までの5ステップ
- 自分の過去の体験をコンテンツにまとめる
- 試験的に無料記事を書き需要を確認する
- 「9割無料、1割有料」の記事で販売を試す
- 「1割無料、残り有料」の記事で単価アップ
- いくつかのトピックで有料記事を繰り返す
特にステップ2の「無料記事での需要確認」が重要です。
ここで読者の反応を見て、記事内容を調整します。価値を出すには、自分の体験をどう切り取り、どう伝えるかがポイントです。
ブログとnoteの決定的な違い
ブログでは「結論を先に伝える」が基本ですが、noteでは「結論は最後」に書くのが有効です。
読者に「続きを読みたい」と思わせる文章が求められます。これは大きなパラダイムシフトで、ブログ脳を捨てる必要があります。
文字数と価格の関係性
- 3,000文字:300円〜500円
- 5,000〜10,000文字:500円〜800円
- 10,000文字以上:1,000円以上
長文ほど高単価で売れる可能性があります。
普段のブログの倍以上の文字数ですが、収益化を目指すなら挑戦の価値があります。
やってはいけないこと
- 一般論や誰にでも当てはまることを書く
- 「正解はケースバイケース」など書く
noteでは独断と偏見、主観を前面に出すことが武器になります。
ブログの客観性とは逆の発想です。
実際に試してみた結果
ボクは小説風に書き直した記事を3本ほど公開しました。
しかし「いいね」は期待ほど伸びず、収益化はまだ実現していません。
原因はテーマ選定や文章構成、あるいはノウハウの完全習得に至っていないことかもしれません。
本書を読んで、たとえ自分では語る価値もないような実体験であっても、切り取り方次第で価値あるものになるのかも知れないとは思っているので、今後、小説風の書き方にも工夫をし、体験の切り取り方についてももう少し角度を変える努力をして、少しで稼ぎを出せるようにしたいと思いました。
ここまでの泣かず飛ばずは失敗ではなく「試行錯誤の途中」と捉えています。本書に示された道のりを実践し、改善を重ねることが成功への近道です。
こんな人におすすめ
- noteを始めたが何を書けばいいか迷っている人
- ブログ経験があるが副業収益化に苦戦している人
- 初期投資ゼロで副業を始めたい会社員
- 特別な才能やスキルがないと感じる人
副業としてnoteを真剣に考えている方に特に刺さります。
気になる他の副業関連本
本書もnoteで稼いでやるぞという気持ちに火を付けるのに十分な内容ではございますが、何しろボクの場合は結果が芳しくない状態ですので、何か情報が足りてないんじゃないかと思えてきます。
そこで今後読んでみたいのはこちら
本書では年収をいくらにするという話ではなく、何百円をまずコツコツ稼いで積み上げていきましょうという話ですが、こちらは一気に年収1000万円をしましょうという本のようです。
夢がありますね。
平均年収すら稼げていないボクにとってnoteを書くだけでそんなに稼げるならときめかないはずがないのです。
また、お金だけの話じゃない副業という存在の魅力を語っていそうな本もありまして、
こちらの本の表紙には『「本業」を保険にして、「副業」で自己実現をはたす、幸せな働き方のすすめ。』という言葉が躍っていることに心を揺さぶられます。
53にもなって自己実現もクソもないだろと思われる方もおられるかも知れませんが、ボクは人は幾つになっても夢を持っていいと思っているタイプです。
まとめ:noteはブログとはまったく違う土俵
ブログとは異なる「課金される文章」の世界で、感情とストーリーが重要です。
『note副業の教科書』はその方法を具体的に示してくれます。
ボクはまだ完全には実践できていませんが、本書の価値は変わりません。
noteで副業収益化を目指す方には、必読の一冊です。失敗も含めて試行錯誤することが、成長への道のりだと感じています。
noteで副業を考えている方には、非常におすすめです。
それではまた。
ありがとう!