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【マネー】月5千円の投資が限界…。50代半ばのボクが『日本版 FIRE 超入門』を読んで絶望と希望を知った話

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたします本は山崎俊輔さんがお書きになりました余裕のある生活をするためのコツ?について書かれた本です。

日本版 FIRE 超入門

「FIRE」という言葉を、最近やたらと目にするようになりました。

「Financial Independence, Retire Early」

の頭文字をとった造語で、経済的に自立して早期退職を目指す生き方のことです。

正直に言うと、ボクは仕事に情熱を燃やしているタイプではありません。

もちろん、仕事にやりがいを感じて全力で取り組んでいる人もたくさんいるでしょう。

でも、多くの人にとっての仕事は「生活のため」「家族のため」というのが本音ではないでしょうか。

もし働かなくても生活できるだけの資産があるなら、ボクは喜んで仕事を手放したいと思っています。

そんな50代半ばのボクにとって、「普通の会社員でもFIREできる」と謳う『日本版 FIRE 超入門』は、まさに暗闇に差し込む一筋の希望の光でした。

いったいどんな方法を使えば、ボクのような平凡な会社員が経済的自立を達成できるのか。

大きな期待を胸に、本書を手に取りました。

日本の実情に合わせたFIREの教科書

まずは本書の基本情報を紹介します。

  • 著者:山崎 俊輔(やまざき しゅんすけ) 1972年生まれ。ボクと同世代のファイナンシャルプランナー(FP)です。企業年金制度や投資教育を専門とされており、多数のメディアで連載を持つ人気FPです。自らを「オタクFP」と称し、コミックの蔵書が4,000冊を超えるという親しみやすいキャラクターも魅力的です。
  • 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2021年7月16日

本書は、アメリカ発祥のFIREという概念を、日本の税制や年金制度(iDeCoやNISAなど)に落とし込み、普通の会社員がどうすれば達成できるかを具体的にシミュレーションした一冊です。

残酷な現実と「稼ぐ力」を突きつけられた体験

本書には、FIREを達成するための具体的なノウハウが惜しみなく書かれています。

しかし、読み進めるうちにボクが感じたのは、希望よりもむしろ「自分の現在地」という厳しい現実でした。

① Before:給料が上がらない中で抱えていた疑問

お金を貯める基本として、「給料の4分の1を天引き貯蓄する」という本多静六氏の有名な教えがあります。

しかし、現代の日本でこれがどれほど難しいことか。

贅沢をしているわけでもないのに、給料のほぼ100%を生活費で使い切ってしまう人のほうが多いのではないでしょうか。

ボクもまさにその一人です。

正直なところ、現在の手取り額は20代の頃とほとんど変わっていません。

入ってくるお金が増えない中で、どうやって経済的自立を成し遂げれば良いのか。

そんな疑問を抱えながらページをめくりました。

② Action:愕然としながらも、月5,000円から投資を始めてみた

本書には具体的なテクニックが満載ですが、ボクが最も衝撃を受けたのは「例として挙げられている会社員の収入レベル(貯蓄可能額)」でした。

シミュレーションで毎月数万円を当たり前のように積み立てに回しているのを見て、「え、普通の会社員ってこんなに出せるものなのか…」と愕然としました。

自分の稼げなさに泣けてくると同時に、自分が世間一般の「普通の会社員」の平均すらもらえていない現実に直面したのです。

それでも、本を読んだことをきっかけに実際に行動を起こしました。

iDeCoとNISAの口座開設手続き自体は、何の問題もなくスムーズにできました。

ボクの最大の問題は「種銭(投資に回すお金)がないこと」だったのです。

結局、iDeCoもNISAも「月々5,000円」ずつの設定でスタートしました。

本に書かれている額には遠く及びませんが、「やらないよりはマシだろう」と意を決しての第一歩でした。

③ Result:投資の利益を取り崩す生活。FIREは夢のまた夢だった

実際に動いてみてわかったのは、50代半ばのボクには「圧倒的に時間が足りない」ということ、そして「FIREを舐めるな」と言われているような感覚でした。

現在、月5,000円の積み立てでもiDeCo、NISA、一応どちらも利益は出ています。

しかし、情けないことに生活費の補填などでNISAのほうはかなり食いつぶしてしまい、今はほとんど残っていません。

FIREするには、まず「お金持ち」になるか、若いうちから時間をかけて増やすしかありません。

時間も稼ぐ力もないのにFIREしたいなんて、甘い夢だったのだと痛感しました。

著者の山崎さんも、50代向けのセミナーでは「一生節約生活をする覚悟を」とアドバイスしているそうです。

ボクたち団塊ジュニア世代が受け取る年金は今後目減りしていくでしょう。

FIREは遠い遠い話ですが、それでも月5,000円の投資を「何もしないよりマシ」と信じて続けていくしかありません。

時間という最強の武器を持つ若い世代へ

正直に言うと、50代のボクがこの本から得た最大の感情は「もっと早く、せめて10年前に知りたかった」という深い後悔でした。

だからこそ、この本は「20代・30代の若い世代」に強くおすすめしたいです。

資産形成において、最大の武器は「時間」です。

若いうちから計画的に始めれば、元本が利息を生む「複利の効果」を最大限に享受できます。

この本の内容は机上の空論ではなく、非常に再現性の高い方法論です。

もしあなたが30代以下で、毎月数万円の貯蓄ができるなら、今すぐこの本を手に取るべきです。

ボクのように50代になってから「あの時やっておけば…」と後悔することだけは絶対に避けてください。

海外発のFIRE本を読む前に

FIREをテーマにした本は海外発の翻訳本もたくさんありますが、ボクは読んでいません。

なぜなら、日本に住んでいる以上、日本の制度(iDeCoやNISA、年金など)を前提とした本書のほうが圧倒的に参考になるからです。

まずはこの本で「日本流のFIRE」の仕組みを知るのが正解だと思います。

まだ投資に踏み出せない、本当の初心者の方へ 

「FIREの仕組みはわかったけれど、そもそも投資って怖いしよくわからない」という方には、いきなりFIRE本を読む前に、まずこちらの物語をおすすめします。

国が「自分で投資して備えろ」と舵を切った今、貯金だけではお金は増えません。

まずはこの本で、お金の世界のルールに触れてみてください。

まとめ:後悔する前に、今日から「小さな一歩」を踏み出してほしい

『日本版 FIRE 超入門』は、FIREという概念を日本の現実に落とし込んだ、非常に誠実な入門書です。

読んでよかったと思える理由は、「希望だけでなく残酷な現実も正直に教えてくれた」という点にあります。

ボクには、本書のプランをフルに実行する時間も元手も残っていませんでした。

「稼ぐ力もないのにFIREしたいとか舐めてるの?」と突きつけられたようなショックもありました。

それでも、月5,000円でも投資を始めたことは、間違いなくボクの人生のプラスになっています。

若い世代の方へ。

この本は、まさにあなたのために書かれた一冊です。

ボクのような後悔をしないために、今日からまず自分の収支を把握し、少額からでも行動を起こしてみてください。

時間を味方につけて、どうか自分らしい豊かな人生を設計していってください。

それではまた。

ありがとう!

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