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【読書感想文】しみけん『モテる男39の法則』は人生の難易度を下げるコミュニケーションの教科書だった

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読みました本は常日頃から勉強させていただいているしみけんさんのかかれた本でございます。

1万人抱いてわかった!モテる男39の法則

著者のしみけんさんと言えば、日本で最も有名な男優さんの一人ですよね。

しかしながら、正直に告白すると、ボクは彼の出演作品をほとんど観たことがありません。

ありとあらゆるタイプの作品に出演されているはずなのに、不思議と縁がなかったのです。

では、なぜ彼の本を手に取ったのか?

それは、ボクが彼のYouTubeチャンネルを拝見しているからです。

動画での彼は、ご自身の職業について真摯に、そして驚くほど論理的に語っています。

その姿から、ボクがライフワークとして掲げる「生涯現役」でいるためのヒント、特に心身のコンディショニングやプロフェッショナルとしての心構えについて、日々勉強させてもらっているのです。

そんな彼が「モテ」について語るなら、そこには小手先のテクニックではない、もっと本質的な何かがあるはずだ。

そうした期待感を胸に、本書のページをめくりました。

タイトルに騙されるな!実は超真面目な「コミュニケーションの教科書」

『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』

このインパクト抜群のタイトルだけ見ると、多くの人が「どうせ下ネタ満載の過激な恋愛テクニック本でしょ?」と想像するかもしれません。

何を隠そう、ボク自身も最初はそうでした。

「加齢とともに衰えゆく男の、最後の悪あがき的生存戦略が詰まっているのでは…?」なんて期待を込めて手に取ったのです。

ところが、読み進めてみると、その予想は良い意味で完全に裏切られました。

本書は、驚くほど実用的で、真面目な内容だったのです。

一言で要約するなら、これは「モテる=人に好かれる」ための普遍的なコミュニケーション術を解説した本です。

もちろん異性にモテるためのエッセンスも含まれていますが、その根底にあるのは、性別や年齢を問わず、あらゆる人間関係を円滑にするための思考法や行動指針。

つまり、恋愛、仕事、友人関係、家族関係のすべてに応用できる、まさに「コミュニケーションの教科書」と呼ぶにふさわしい一冊でした。

「モテ」は人生の難易度を下げる最強スキル

ボクは常々、人生において「モテないよりモテるほうが絶対にいい」と考えています。

ここで言う「モテ」とは、単に異性から恋愛対象として見られることだけではありません。

同性からも、年上からも年下からも「なんだかあいつ、感じいいよな」「一緒にいると楽しいな」と好かれること。

これこそが、人生の難易度を劇的に下げてくれる最強のスキルだと思うのです。

考えてみてください。

仕事で困ったときに助けてくれる人がいる。

プライベートで悩んだときに話を聞いてくれる友人がいる。

家族との関係が良好で、家に安らげる場所がある。

これらすべてが、広義の「モテ」によってもたらされる恩恵です。

この本を読んで改めて感じたのは、しみけんさんは仕事柄、女性と接する機会が圧倒的に多い分、その観察眼が非常に鋭く、女性心理の核心を的確に捉えているということ。

ボクたちが普段、頭の中でぼんやりと「たぶん、こうなんだろうな…」と“わかってるつもり”になっていることを、彼は見事に言語化し、誰にでもわかるように整理してくれているのです。

ボクの心に突き刺さった!本書の名言3選

本書には、ハッとさせられるような印象的なフレーズが数多く散りばめられています。

その中でも、特にボクの心に深く刺さり、思わず「うっ…」と唸ってしまった3つの言葉をご紹介します。

名言①:誰より早く行動に移し、アウトプットする

誰より早く行動に移し、アウトプットするところに耳目は集まります。

これは本当に真理だと思います。

口先だけで何も行動しない人よりも、たとえ小さくても最初の一歩を踏み出す人のほうが、はるかに魅力的で、人の心を動かしますよね。

「自分に興味を持ってもらう」ためには、行動こそが最も効果的な手段なのだと改めて痛感しました。

ボク自身、ブログを書いたり、新しい情報をインプットしたりするのは好きなのですが、つい考えることに時間を使いすぎて、行動が後回しになりがちです。

「もっと準備してから…」「完璧な状態になってから…」なんて言い訳を並べて、チャンスを逃してきたことも一度や二度ではありません。

この言葉は、そんなボクの背中を「いいから、まずやってみろ!」と強く押してくれるようでした。

名言②:「人は人、自分は自分」と分けて考える

「人は人、自分は自分」と分けて考えることができていて、何かを決断し、不安になりそうなときも、自分の考えに迷いなく進んでいくことができます。

他人の評価を気にせず、自分の中に確固たる「軸」を持っている人って、男女問わず魅力的ですよね。

ボクは決断自体は早いほうだと自負していますが、その実、論理的な思考よりも直感に頼っている部分が大きく、決断した後に「本当にこれで良かったんだろうか…」と不安になってしまうことがよくあります。

SNSを開けば、他人のキラキラした生活が目に入り、つい自分と比較して落ち込んでしまう。

そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

この言葉は、そんなブレがちな自分を戒め、どっしりと構えることの大切さを教えてくれました。

自分は自分。

自分の人生の舵は、自分で取る。

当たり前のことですが、忘れがちな本質です。

名言③:清潔感の基本は「健康」である

食生活が乱れていてお腹が出ていたり、肌が荒れたりしていると、清潔感がなくなり、当然ながらモテません。

肥満は「モテフェロモン」であるテストステロンの分泌を低下させるので、太らないような生活を心がけましょう!

はい、正直に言います。

この言葉が一番グサッときました。

何を隠そう、ボクは今まさにこの状態に陥っているからです。

食生活の乱れからポッコリと出てきたお腹、時折できる吹き出物。

鏡を見るたびに「マズいな…」とは思っていました。

おそらく、男性ホルモンであるテストステロンの値も低下しているのでしょう。

なんだか最近やる気が出ないのも、そのせいかもしれません。

かれこれ20年近く「そろそろ本気で痩せなきゃな」と思い続けているにもかかわらず、体重は着実に右肩上がり。

この記事を書きながら、まったく説得力がないことに我ながら呆れてしまいます。

しかし、この本を読んで、改めて決意しました。

見た目を整えることは、単にモテるためだけじゃない。

健康を維持し、自信を取り戻し、ひいては他人からの「信頼感」にも繋がる自己投資なのだと。

まずは間食をやめ、週に2回のウォーキングから始めてみようと思います。

この場を借りて宣言します!

他のコミュニケーション本

ボクがこれまで読んできた本の中にはコミュニケーションについて書かれている本がありました。

たとえば、こちらは借金取りのサポートとして債務者とコミュニケーションを取る中でのコミュニケーション術についてです。

かなり特殊な環境ではあるのですが、追い込まれている人と円滑なコミュニケーションを取れれば、追い込まれてない人なんて楽勝と思えるのではないでしょうか。

モテたい“迷子”にこそ読んでほしい、人生を変える一冊

今回ご紹介した『1万人抱いてわかった!モテる男39の法則』は、単なる恋愛テクニック本ではありません。 「人に好かれるためには、まず何をすべきか」という問いに対して、食事、健康、行動、考え方といった多角的な視点から答えを示してくれる、いわば人生のモテ指南書です。

しみけんさんの経験に裏打ちされた言葉には説得力があり、それでいて語り口は柔らかく、ユーモアに溢れているため、自己啓発書が苦手な方でもスラスラと読めるでしょう。

「自分を好きになってもらうには、まず自分自身を整え、好きになること」

ボクには、本書全体からそんな温かいメッセージが伝わってきました。

もしあなたが、ボクのように「長年モテたいと思いながらも、何をすればいいかわからず迷走している」と感じているなら、きっと心に刺さる言葉が見つかるはずです。

ぜひ一度、手に取ってみてください。

この一冊が、あなたの人生を好転させるきっかけになるかもしれません。

それではまた。

ありがとう!

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