元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
すでに仕事でChatGPTを普通に使ってはいるのですが、自分の好きなように使ってきたのでこういう使い方で本当にいいのだろうか、と思い始めたところでこの本に出会いました。
堀江貴文のChatGPT大全
なぜこの本を選んだのか
ここ最近、ボクの仕事は明らかに様変わりしました。
「これ、ChatGPT通してます」と上司にひと言添えるだけで、話が異様にスムーズに進むのです。
昔なら何時間もかけていた報告書や提案書が、いまや“あっさり完了”。
正直、ズルしているような気分すらあります。
けれど、一度この便利さを知ってしまったらもう戻れません。
そんな背景があって、
「どうせならもっと賢く使い倒したい」
「いっそ有料版でも元を取るくらい活用したい」と思うようになりました。
そこで手に取ったのが『堀江貴文のChatGPT大全』です。
ちなみに堀江さんとは同い年。
同じ時間しか生きていないはずなのに、あちらはロケットを飛ばし、事業を立ち上げ、本を書き、SNSで燃えたり燃やしたり……と、どう考えても別の時間軸で生きています。
羨望とリスペクトが入り混じる存在です。
ただ正直、最近の発言には「どうしたの?」と首をかしげることも増えました。
年齢や立場とともに人はブレてしまうものが、X(旧Twitter)で可視化しただけなのかもしれません。
同い年ですから、ボクもいずれ同じ道を辿る気がして、なんとも言えない気持ちになります。
本の基本情報
- 書籍名: 堀江貴文のChatGPT大全
- 著者: 堀江貴文、荒木賢二郎
- 出版社: 幻冬舎
- 発売日: 2023年8月1日
- ページ数: 250ページ
- 形式: Kindle版/単行本
本書は、経営者から医師、政治家、エンジニア、農家まで、全17名の“ChatGPT先駆者”たちが実践的な使い方を語る内容です。さらに、購入者限定サイトでは初心者向けに分かりやすい動画が見放題という、まさに「フルセット」の構えになっています。
読む前の自分
ChatGPTを仕事で使い始めてから、確かにラクにはなりました。
でも、どこか“雑に使っているだけ”という感覚もありました。
「これ、本当に最適化されてる?」というモヤモヤが消えなかったのです。
特に苦しんでいたのが敬語問題。
メールを書くたびに「これ失礼になってない?」「丁寧すぎて逆に不自然?」と自問自答を繰り返し、書き直し地獄に陥っていました。
あの時間は確実に寿命を縮めています。
そんな状態から抜け出したくて、本書を開きました。
具体的な行動
読後、ボクのChatGPT活用法は明らかに変わりました。
まず、書類作成を丸ごとChatGPTに投げるようになりました。
「書きたい内容はあるけど形にできない」問題を、AIに整理してもらうわけです。
その文章をボクが微調整し、再度ChatGPTにチェックさせる。
これが驚くほど効率的。
そしてメール。
一度ChatGPTに通すだけで、あの気まずい“敬語の不安”から解放されます。
ボクにとっては精神安定剤みたいな存在です。
特に本書の中で刺さった活用法は次の3つです。
- 反論の想定
プレゼンの質疑応答ほど怖いものはありません。本書を読んでからは資料を見せて「想定できる反論を全部出して」とお願いするようにしました。これが異様に役に立つ。 - 提案書の抜け漏れチェック
人間が作る以上、抜けは必ずあります。ChatGPTに「MECE的に見て抜けてる部分は?」と聞くだけで穴が埋まる。ほぼ外付けの頭脳です。 - 新規事業の壁打ちと調査
「それ本当に大丈夫?」と思う新規事業がきたとき、ChatGPTがざっくり情報整理してくれるのが便利。独自性チェックまでしてくれるので、会議の前に心の準備ができます。
具体的な結果
いちばん効果を実感したのは時間短縮です。
半日かけていた提案書が今や2時間。
メール作成は数十分→数分。これは革命レベルです。
そして、意外なところでメンタルにも効きました。
上司との関係に悩んでいたとき、ChatGPTに相談することでなんとか心を保てたのです。
人間に相談しづらいことを、淡々と受け止めてくれる存在は貴重です。
さらに本書で紹介されていた「ポジティブリスト/ネガティブリスト」の文化差は目からウロコでした。
日本文化の“OKが少ない世界線”と、アメリカの“NGだけ教えてくれれば自由”の世界線。
ChatGPTはこの視点を瞬時に切り替えられるので、発想の窓が一気に広がります。
こんな人におすすめ
- ChatGPTを使い始めたけど、活用しきれていない人
- ビジネスでレベル高く使いたい人
- 業界別のリアルな事例を知りたい人
- 初心者だけど確実に身につけたい人
各章が独立しているので、スキマ時間に読むのにも最適です。
比較・他の選択肢(今後読みたい本)
AI活用関連は玉石混交ですが、本書は“実践者の声”が中心という点で独自性があります。
今後読みたいのは以下の2冊です。
特に後者は、まさにボクの年代に刺さる内容なのではないかと期待しております。
読んでよかった理由
『堀江貴文のChatGPT大全』を読み、ボクのChatGPT運用は“偶然の活用”から“意図的な活用”に進化しました。
書類作成、メール、反論想定、リサーチ。
どれも確実に成果が出ています。
苦手だった敬語も、もう怖くありません。
もしあなたがChatGPTを「なんとなく」で使っているなら、この本は「確信を持って使いこなす」ための道具になります。
ボクと同じように、仕事のスタイルが静かに、しかし確実に変わるはずです。
気になる方は、ぜひ手に取ってみてください!
それではまた。
ありがとう!