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小説

  • 2025年10月11日
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【読書感想文】50代こそ読んでほしい芥川龍之介『杜子春』|人生経験が深める文学の味わい

元気ですか〜!? どうも、ろけねおです。 今回今回ご紹介いたします本は、知らない人はいないのではなかろうかと思われる芥川龍之介さんの本でございます。 杜子春 ボクが愛してやまないバンド、人間椅子のアルバム『苦楽』に収録されている『杜子春』という楽曲をご存知でしょうか。 この曲の元ネタが、かの有名な芥川龍之介の小説であろうことは知っていました。 しかし、恥ずかしながらボクは、日本文学の巨匠であらせら […]

  • 2025年9月30日
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【読書感想文】なぜ続編を勧められても『風の歌を聴け』を読むべきか?村上春樹の原点と唯一無二の文体を徹底レビュー

元気ですか〜!? どうも、ろけねおです。 今回ご紹介いたします本は、特に読書家でなくても知っているであろう村上春樹さんの本です。 風の歌を聴け ボクが村上春樹さんの小説に初めて触れるきっかけは、知り合いに『ダンス・ダンス・ダンス』を勧められたことでした。 「人に勧められた本はすぐに読め!」とどこかで読んだボクは、さっそく読もうと準備を始めました。 その前に、どんな本なのかをざっと調べたところ、衝撃 […]

  • 2025年9月25日
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【読書感想文】西加奈子『地下の鳩』レビュー|共感できなかったけど、読書について考えさせられた一冊

元気ですか〜!? どうも、ろけねおです。 今回ご紹介いたします本は、西加奈子さんの書かれた大阪を舞台にした物語です。 地下の鳩 このところ、ボクの読書生活は西加奈子さんの作品に偏っています。どの作品も心に響くものがあり、すっかりファンになっていました。だからこそ、最新作(当時)の『地下の鳩』にも大きな期待を寄せていたんです。 しかし、正直に言うと、今作はこれまでの作品ほど夢中にはなれませんでした。 […]

  • 2025年9月14日
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【読書感想文】『通天閣』は人生に疲れたあなたへ贈る物語|西加奈子が描く希望

元気ですか〜!? どうも、ろけねおです。 今回ご紹介いたします本は、西加奈子さんの書かれた大阪の匂いがプンプンする本でございます。 通天閣 普段、ボクは小説をほとんど読みません。 ミステリーやSFも、話題のベストセラーも、なかなか手に取る機会がないのが正直なところです。 しかし、そんなボクにも、新作が出ると必ずチェックする作家さんがいます。 それが、西加奈子さんです。 ※たとえばこの作品の感想を書 […]

  • 2025年9月9日
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【読書感想文】『小説 仮面ライダー響鬼』レビュー|これは響鬼じゃない…変身忍者嵐だ!購入を後悔した理由

元気ですか〜!? どうも、ろけねおです。 今回読ご紹介いたします本は『仮面ライダー響鬼』の脚本を書いておられたきだつよしさんの書かれた小説版の『仮面ライダー響鬼』です。 小説 仮面ライダー響鬼 ボクは普段、あまり小説を熱心に読むタイプではありません。 ですが、数ある仮面ライダーシリーズの中で一番好きな『仮面ライダー響鬼』が小説になると聞いたら、話は別です。 これは読まずにはいられません。 ただ、購 […]

  • 2025年9月3日
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【読書感想文】『ハンチバック』は読む人を選ぶ?芥川賞受賞作にモヤモヤしたボクがその理由を正直に語る

元気ですか〜!? どうも、ろけねおです。 今回ご紹介いたします本は市川沙央さんが芥川賞を受賞された『ハンチバック』という作品です。 ハンチバック はじめに:読みたくなかった本と、向き合うことにした理由 前置きが長くなってしまいますが、まずボクのスタンスからお話しさせてください。 正直なところ、ボクは障がいのある方とどう接すれば良いのか分からず、これまで意識的に関わりを避けてきました。 もちろん、そ […]

  • 2025年9月2日
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【ネタバレなし感想】西加奈子『きいろいゾウ』|結婚と人生を見つめ直す物語

元気ですか〜!? どうも、ろけねおです。 今回ご紹介いたします本は西加奈子さんの書かれた『きいろいゾウ』という映像化もされたことのある作品です。 きいろいゾウ はじめに:この分厚い本に、ボクは恋をした 結論から言います。 『きいろいゾウ』、メチャクチャ面白かったです。 書店でこの本を見かけた時、正直「うわ、分厚い…」と圧倒されたのを覚えています。 読破するのは無理かもしれないな、なんて弱気な気持ち […]

  • 2025年8月27日
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【読書感想文】『恋』は甘くない?小池真理子の描くリアルで生々しい大人の恋愛

元気ですか〜!? どうも、ろけねおです。  今回は珍しく小説を読みました。 たまに小説も読まないとアホになるんじゃないかと、ちょっとした恐怖のようなものを感じて手に取ったのが小池真理子さんのお書きになった『恋』でございます。 恋 最初に手に取ったとき、あまりの分厚さに正直たじろぎました。 読む前から「これは読み切れるのだろうか」と心理的な圧迫感を覚えたのです。 けれど読み進めていくうちに […]

>あなたの時間をまた少し奪わせてください

あなたの時間をまた少し奪わせてください

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