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【読書術】月300冊は無理でも「読書ノート」は作れ!50代一般社員が『読書の技法』で挑む学び直し【仕事術】

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたします本は、元外交官の佐藤優さんのお書きになった本でございます。

読書の技法

「読書にもテクニックがある」

この本のタイトルからそんなメッセージを感じ取り、ボクは『読書の技法』を手に取りました。

その「技術」とは一体どんなものなのか、知りたくて仕方がなかったのです。

というのも、ボクは30歳になるまで、ほとんど本というものを読んでいませんでした。

だから、読書の技術的な側面に関しては、子供の頃から本に親しんできた人たちに比べて、読書の技術が大きく劣っているという自覚がありました。

実は、本屋さんでこの本を最初に見つけた時、著者である佐藤優さんの表紙写真での鋭い眼光にビビってしまい、ボクは思わず後ずさりして一旦読むのを諦めました。

※商品リンクを張っておりますので、その眼光の鋭さをご確認ください。

しかし、なぜか気になって売り場に戻り、改めてタイトルをよく見ると、「知識が身につく」そして「速読術」という言葉が目に飛び込んできたのです。

30歳を過ぎてから、そこそこ本は読んできたつもりでしたが、読んだことがイマイチ自分の人生に活かされていない。

その理由を突き止めたい、今度こそ一つくらいは実行しなくては、と心に誓いながらページをめくり始めました。

『読書の技法』とはどんな本か?

著者・佐藤優氏は「知の巨人」

著者の佐藤優さんは、作家であり元外務省主任分析官という経歴を持つ方です。

対ロシア外交の最前線で活躍され、『国家の罠』や『自壊する帝国』など数多くの著書を持つ、まさに「知の巨人」と呼ぶにふさわしい方です。

月300冊を読む「佐藤流」読書術の体系化

本書は、佐藤さんが月平均300冊、多い月には500冊以上も読むという超人的な読書法を初めて体系化したベストセラーです。

主に三つの技法が紹介されています。

  1. 「熟読」の技法:難解な本をどう読みこなすか。同じ本を3回読むステップや「読書ノート」の作成法。
  2. 「速読」の技法:1冊5分の「超速読」と30分の「普通の速読」の使い分け。
  3. 実践的な本の読み方:教科書や参考書を活用して「基礎知識」を身につける重要性。

巻末には特別付録として「本書に登場する書籍リスト」も付いており、佐藤氏の知の体系に触れることができます。

現場実務者のヘリクツと「知の巨人」への挑戦

月300冊?現場の50代にそんな暇があるわけない!

正直に言いましょう。

1ミリも出世していない50代の一般社員に、月300冊も本を読む時間があるわけがありません。

1日中読書に使える休日なんてありませんし、平日は昼休憩のわずかな時間が勝負です。

しかし、この本を読み進めると、知識を定着させるためには「書いて覚える」という、非常に泥臭いアウトプットが不可欠だと説かれています。

ボクがこれまで「本を読んでも忘れる」と悩んでいたのは、単に「凄い本を読んだ」という事実に満足して、手を動かすことをサボっていたからだと痛感させられました。

「活字プロレス」で学んだ速読の真実

本書で最も衝撃的だったのは、「速読は、さっぱりわからない分野では絶対にできない」という断言です。

これには猛烈に納得しました。

ボクが大学生の頃、むさぼるように読んでいた『週刊プロレス』

活字がびっしり詰まったあの雑誌を、ボクは驚くほどのスピードで読み終えていました。

それはボクの中に、選手の因縁や過去の歴史という「基礎知識」がパンパンに詰まっていたからです。

「速読術」という魔法の杖があるわけではなく、地道に知識を積み重ねた結果として、速く読めるようになる。

知性とは結局、積み上げなのだと思い知らされました。

実務のアクション:AI時代こそ「人間側の知性」が問われる

最近、ボクは仕事で契約書や仕様書を作る際、AIをフル活用しています。

しかし、AIは万能ではありません。

AIが作った書類をチェックする側がアホだと、論理の矛盾や表現のミスに気づけません。

技術者に「ここが抜けている」と指摘される度に、自分に「基礎知識」が足りないことを痛感します。

契約書そのものに読書ノートは作りませんが、契約の基本を解説する本を「熟読」し、読書ノートを作ることで基礎体力をつける。

そうやって自分の中に「チェック機能」を構築しなければ、どれだけツールが進化しても使いこなすことはできないのです。

苦痛が少しずつ「慣れ」に変わる

本書の教えに従い、興味のなかった「契約」や「仕様」の分野でも、まずは基礎知識を意識的に入れるようにしました。

その結果、体感として少しだけ読むスピードが上がりました。

何より、以前は苦痛でしかなかった難解な書類に対して「あ、これはあの基礎知識が足りないから読めないんだな」と構造的に捉えられるようになり、無駄なストレスが減ったのが大きな収穫です。

おすすめポイント:こんな人に刺さる

  • 「本は読んでいるけど、身になっていない」と感じる人
  • 50代からでも、地道に学び直しの基礎体力をつけたい人
  • AIに仕事を丸投げしつつ、自分の知性が衰えることに不安を感じている人

比較・他の選択肢:多角的なインプットのために

1. 外山滋比古 著『乱読のセレンディピティ』

今回の『読書の技法』が垂直に深く掘り進める読書なら、この本は「水平思考」の読書です。

あえて専門外を乱読することで、思わぬ発見を呼び込む。

この二つを使い分けるのが、最も効率の良い知識獲得術ではないでしょうか。

2. 宇都出雅巳 著『どんな本でも大量に読める「速読」の本』

「知っていることは速く読める」という点に焦点を当てた本です。

これを先に読んでいたおかげで、佐藤さんの説く「速読の原理」をスッと飲み込むことができました。

まとめ:読書ノートは「自分をバカにしないため」の投資

佐藤優さんのような「知の巨人」にはなれませんが、ボクたち現場実務者には実務者の戦い方があります。

本を読み、ノートに書き、基礎知識を蓄える。

それは、どれだけAIが発達しようとも、最後に自分の頭で考え、判断するための力を養う作業です。

読書ノートを作る手間を惜しむことは、自分自身の知性を放棄することと同じ。

そう自分に言い聞かせながら、ボクは今日も新しい一冊のページをめくります。

本当に、読んで良かったと思える本でした。

それではまた。

ありがとう!

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