元気ですか〜？！
どうも、ろけねおです。
今回聴いたアルバムはこちらでございます。
COMPLEX
ボクの高校生時代、BOØWYというバンドが大ブームになって、バンドブームが巻き起こり、BOØWYのコピーバンドが雨後の筍のようにそこら中に出現しました。
カッコ悪いとカッコいいの融合
その時、ボクは１ミリもBOØWYのことがカッコいいとは思えず、いやむしろカッコ悪いと思っていました。
よってボクと同年代なら誰しもが当然知っているはずのBOØWYの楽曲を聴くこともなく、ゴリゴリのおっさんになってしまいました。
逆に？吉川晃司さんは子供の頃からムチャクチャカッコいいと思っておりました。
ボクが初めて買ったシングルレコードは、クラッシュ・ギャルズの『炎の聖書（バイブル）』でしたが、
実はその後に買ったのは、吉川晃司さんの『ユー・ガッタ・チャンス』でした。
当時なぜか少女隊に夢中で、少女隊の映画を観に行ったら、同時上映で吉川さんの主演映画（ユー・ガッタ・チャンス）をやってて観たのです。
そこで吉川さんのカッコ良さに気が付き、レコードを買うにいたりました。
その後も吉川さんはずっとカッコいいままです。
ボクの大好きな仮面ライダーWに主人公たちの師匠のような役どころで登場した時は、ゴリゴリのおっさんになっても更にカッコいい吉川さんに驚きました。
※これが吉川さんが変身した姿です。
このCOMPLEXというユニットは、カッコ悪いな〜と思って避けていたものと、カッコいいな〜とずっと思っていたものの融合なのです。
時間が経過して、布袋寅泰さんの作る音楽にはカッコ悪さを感じなくなっていました。
むしろゲーム『鬼武者２』で布袋さんの曲を聴いてからは完全に好きになってしまっていました。
今なら、COMPLEXをフラットな状態で聴けるのではないかと思ったのでした。
思ったほどキャッチーではなかった
布袋さんが歌ってないというだけで、基本的には布袋さんのソロ・プロジェクト的な感じだったんでしょうか？
聴いていると、吉川晃司さんの要素は歌詞だけな気がしました。
布袋さんの作る曲は何から何までキャッチーなのかと思っていたのですが、このアルバムに収録されている曲は全てが全てキャッチーということでもありませんでした。
歌メロのキャッチーさが薄まっていたことが吉川さんの要素だったりするのかな？
ただ、それはボクにとっては悪い要素ではありませんし、普通に売れているユニットでそこまでキャッチーさにこだわらずに曲を作っている感じがすることに好感を持ちました。
※しっかりキャッチーにしようとしてボクに伝わってなかった可能性もありますが。
滑稽
唯一の吉川さん要素であろう歌詞ですが、ボクにとっては何だかカッコ悪い歌詞に聴こえてしまいました。
発売された時代に聴いていたら、ここまでカッコ悪い感じには受け取らなかったのかも知れません。
さらに歌い回しもなんだか変な気がしてしまいました。
全く笑わそうとしてないわけですが、そうとわかると逆に面白くなりました。
これは日本語とロックの相性の悪さから起きる滑稽さでもあります。
よく聴くジャパニーズ・ヘヴィメタルよりはおかしくはないのですが、こんなメジャーな方たちの楽曲であってもこんな事が起こるのか、という驚きもありました。
布袋さんの呪いのようなコーラスがクセになる
かつては気持ち悪く思えていた布袋さんのコーラスが、今ではクセになってしまいました。
最初こそ呪いのように聴こえて気持ち悪かったのですが、これがなきゃ始まらないという感じになってしまいました。
あまりに機械的
リズム隊のこういうカッコよさは理解出来なくもないけど、せめてドラムにはもう少し感情があればもっとカッコ良くなる気がしました。
好みの問題ではありますが。
あまりに機械じみていて、その部分だけは馴染めませんでした。
それではまた。
ありがとう！
