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【読書感想文】『俳句がどんどん湧いてくる100の発想法』ひらのこぼ

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本はこちらでございます。

俳句がどんどん湧いてくる100の発想法

俳句が作れたらいいな〜と思って読みました。

テレビ番組の「プレバト!!」を観て、ま、年齢もあるのかも知れませんが、俳句に興味が湧いてしまいました。

プレバト!!

で、いくつか試しに詠んでみたものの、どうにもしっくり来ませんでした。

テレビで詠んでおられる方々は相当優秀なんだな〜と、いや、ボクが相当センスがないんだな〜と思い知らされております。

でも、このままさっぱり詠めないというのも悔しいので、具体的にどうすればいい句が詠めるのかとふんわりと悩んでおりました。

参考にならない

どこに軸足をおくかが俳句の第1歩で、そんなことですらボクは理解してないから、フワッとした状況を詠もうとトンチンカンな句が出てくるのです。

そしてそこからの発想法は(この本では)100もありますから、さらにどこか焦点を絞っても、広い視野を持っても、俳句は出てくるものなのです。

いかなると場面であっても切り取れて、いかなる世界でも詠めるのが俳句ということなのです。

これが基本です。

しかしながら、そうは言ってもあまりに自由すぎて逆に難しく感じてしまいました。

解説に納得できない

100の発想法に基づいて作られた句がたくさん紹介されています。

それこそ1000句ほどあったでしょうか。

その中から「いいな」と思ったのは14、5句でして、ほとんどがなぜここに紹介されているのかよくわからないものが多かったです。

良さがわからなかったということです。

俳句づくりを重ねていくと、良さがわかるようになるものなんでしょう。

その構造は確かにそれぞれの発想法に基づいてはいるんですが、それが良い句になっているという風には思えませんでした。

一句一句に解説がなされていて、その解説を読んでもどうにも納得できないものが多くて困ってしまいました。

知識不足

知らない言葉、知らない表現、古い言葉、古い表現がいっぱい出てきますが、それに関する解説がないがしろになっていることも多く、それもまたよくわからない理由になりました。

もっと言葉に関する勉強をした上で、この本を読むべきだったのかも知れません。

また、たくさんの句を読み(作らずただ読むだけ)俳句にたくさん触れることと、とにかく何でもいいから詠む(句を作るほう)ことで段々上手になるのかもしれないな〜と思えてきました。

とはいえ、とにかく何でもいいからと言われても、何も出てこないんだから、その発想法を知りたくてこの本を手にとったわけで・・・。

卵が先か鶏が先かみたいな感じになってきました。

自分の周りはたくさんの感動が隠れています。

そのことに気がつくことで句は詠めるのではないかと思います。

句を詠むことに苦労をしてしまうということは、感動に対する感度がまだまだ鈍いのです。

感度を磨くというのか感性を磨くというのか、もっともっとよく周りを観察してみないとダメだな〜と思いました。

それではまた。

ありがとう!

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