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【読書感想文】『だから、新書を読みなさい』奥野宣之

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回読みました本はこちらでございます。

だから、新書を読みなさい

表紙のデザインに若干購入をためらいましたが、以前に読んだ『情報は1冊のノートにまとめなさい』と同じ方が書いておられるので、楽しく読めるかと思いまして購入いたしました。

ざっくり言いますと新書の上手な使い方を書いた本です。

新書が好きなのでもっと新書を上手に使いたいという思いがありましたし、こりゃ渡りに船やなと思った次第です。

情報の仕入先

まずは目次でございます。

目次

はじめに

序章 ビジネスパーソンのための新書活用法 

第1章 だから、新書を読みなさい

第2章 奥野式「新書ザッピング術」のすすめ

第3章 新書を制覇する17の技

付録 「思考ノート」を記録しよう

シンプルです。

わからないことをググったり、ベストセラーを読んで情報仕入れたりは、今や誰でも当たり前にすることです。

そこで他人と差を付けるには情報の仕入れ先を変えることなのです。

そして変えた先が新書なのです。

ググらず、今ならChatGPTにも頼らず新書に頼る、それが逆張りインプットと呼ぶのだそうです。

たしかに他人と差をつけるのなら、他人と同じことをしていたらダメなのはわかります。

でも、なぜ人はググるのかといえば、手軽に欲しい情報にたどり着けるからです。

たどり着けてないのにたどり着けてると思える時があるのが問題で、ググること自体は使い方次第なのではないかと思えました。

さらに新書に頼りますと、欲しい情報が掲載されている新書を探すのに、ちょいと時間がかかってしまいそうなところが問題です。

今欲しい情報を掴むというのには適してないです。

まずはどう読むのか

単にボンヤリと新書を読んでりゃ良いってほどカンタンな話ではありません。

「どう読むか」

それが大事なのだそうです。

では具体的にどうするのか。

明確な目的を持って本を選ぶところからスタートします。

何事も目的がボンヤリしているとどうにもなりません。

本を読むことでどうしたいのか、どうなりたいのか、ハッキリさせておきましょう。

これは何も新書に限ったことではないのですが、娯楽として本を読むとき以外は目的があったほうがいいのは当然のことだとは思います。

目標が明確になったことところで、さっそく本探し。

読みたいと思ったテーマにあった新書を3冊選んで、その3冊から気になったところを抜き出して、比べて、考えます。

このとき、3冊でも4冊でもなんなら5冊でも良いんですが、2冊、1冊ではダメ。

「比べて考える」が出来ないからです。

物事は3方向から見てバランスが取れるということでしょうか。

心技体とか守破離とかも3つで良い感じですよね。

たぶんアレと同じなんじゃないでしょうか。

3種の選定

さて、その3冊を今度はどう選ぶのか。

ザックリにいいますと、ベタな本、新しい本、入門書の3種を選ぶと良いそうです。

「ベタな本」というのはロングセラーということですね。

知りたいテーマに対する一般的な考え方がわかるんでしょうね。

間違ってもベストセラーを選んではダメなんでしょうね。

あくまでロングセラーです。

次に「新しい本」というのは新刊ということでもあり、それまでの考え方とは違うことが書いてある本というコトですね。

そして、ベタな本の対局に位置する感じの本が良いでしょう。

最後に「入門書」でそのテーマの大枠を知るというわけです。

もうこれでそのテーマは知り尽くしてしまったことになります。

あとは己の頭で熟成させるだけです。

獲得した知識をこねて熟成させろ

そこで知識の熟成にはノートを使おうというコトで【思考ノート】の解説もありました。

実際に著者さんが読んだ本に関しての記述も付録であるので、一度自分でも同じ本を読んで、どの程度思うところが違うかを比べるのも楽しそうですね。

どんなことであっても、ある1つの説だけを信じるのではなく、ああいう考えもあるし、そういう考えもあると、複眼的とでもいうんでしょうか、いろんな切り口で知るということがまずは大事なのですね。

いろんな考えを知った上で、自分でも考え、そしてまた新たなる考えが生まれ、それが自分の人生を豊かにしてくれるのです。

世の中には知らなくて良いこともありますが、たくさん知ってるというのは、物事を深く楽しめたり、面白がれたり、また選択肢が増えたりと良いことが多いんじゃないかと思います。

いろんなことに興味を持って、もっともっと毎日を楽しくしたいですね。 

それではさっそく新書選びです。

でも、この本が新書でないのはちょっと残念です。

それではまた。

ありがとう!

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