元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はこちらの本を読みました。
新書365冊
どういう本かと言うと「新書カタログ」です。
著者の宮崎哲弥さんは、最近はあんまりお見掛けしなくなりましたが、大変な有名な方です。
タレントに疎いボクでも存じ上げている方なんですが、著書を読んだことは愚か、著書を出しておられるとは知りませんでした。
テレビで観る宮崎さんは小難しいことを言っておられるイメージですが、この本もやっぱり難しい言葉がいっぱい出て来ました。
難しい
例えば
たとえ坊主が万巻の教典を諳んじていたとしても、
という文言が出てくるのですが、「諳んじる」は「そらんじる」とちゃんとフリガナがふってあるので読めはするものの、さっぱり意味が分かりません。
本来は意味を調べながら読むべきなんでしょうけども、この言葉を使って紹介されている本に興味がなかったので、分かったフリして続きを読みました。
※「諳んじる」とは、書いたものを見ないでその通りに言う、という意味です。
とにかく、表現や言葉が見たことも聞いたこともないものが多くて、宮崎さんが一体何を仰っているのか半分もわかってないと思います。
超読書家の新書カタログ
宮崎さんは毎月60~100冊を読み続けてらっしゃるそうです。
どうやったらそんなに読めるんでしょう?
読める月と読めてない月の差が40冊ってどういうことなんでしょう?
本を読むのは仕事の一部でもあるのでしょうけども、とにかくものすごい量です。
本の紹介はジャンルごとに分けられております。
第1章 教養
第2章 哲学・論理学・数学
第3章 政治・国際問題
第4章 経済と金融・会計
第5章 法と自由
第6章 歴史・文学・ことば
第7章 社会・会社
第8章 若者・教育
第9章 犯罪と監視社会
第10章 生きる・死ぬ
第11章 科学
第12章 脳・心・からだ
第13章 メディア
第14章 文化
第15章 宗教
第16章 問題な新書
最終章 緊急インタビュー
その後の「新書完全読破」
となっておりまして、Best&BetterとMoreがそれぞれ選出されていて、最後の16章でWorstな新書が選出されてます。
WORSTに興味津々
どの章も最初の2冊ほどの評を読んで、面白そうと思ったら、他の本の評も読んでみたり、単にタイトルだけを追って、気になったら評を読んでみたりしました。
ということで、すべてを読んだわけではありません。
2006年に出た本なので、ここに紹介された本は、今なら結構安くで買えるんじゃないですかね。
そもそも新書は安いんですけど。
気になったものはアマゾンの欲しいものリストに入れておきました。
一番楽しかったのは、やっぱりWorstな本があげられている第16章です。
宮崎さんの指摘がなくもしもこの本を読んでたら、そこに書かれたことを鵜呑みにしていたかも知れません。
※宮崎さんは疑っておられます。
基本的には本には正しいことが書いてあるものだと、信じきって読んでますから。
幸い、読んだことがある本がここに入ってませんでした。
怪しい本だと分かった上で読むと、Bestにあげられた本より面白いんじゃないかと思っております。
そもそも宮崎さんの指摘が正しいのかという疑問点はありましたがね。
ちなみに
がWorstだそうです。
※一部です。もっといっぱい掲載されています。
Badでなく、Worstですよ。
宮崎さんにとって、新書とはなんですか?という質問に
何よりも既存の価値観を揺さぶられる、そういう体験をもたらしてくれるものです。
そうお答えになっています。
ボクの場合、何も新書でなくても本というのはそういうものです。
宮崎さんくらいに何でも知ってる方であっても、そういう体験がまだまだあるなんて、本って楽しいもんですな。
それではまた。
ありがとう!