元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はボクの大好きなボーカリストの二井原実さんがお書きになった『ロックンロール・ジプシー』です。
ロックンロール・ジプシー
LOUDNESSやX.Y.Z.→Aのボーカリストとして知られる二井原実さんの著書『ロックンロール・ジプシー』を読みました。
この本は、日本人ロックバンドが海外で奮闘する姿を描いたドキュメンタリー的な内容で、単なる音楽の回想録にとどまらず、異文化に挑戦するすべての人に響く普遍的なテーマが詰まっています。
ロックファンはもちろん、海外進出や新しい挑戦を夢見る人にとっても、多くの学びや勇気を与えてくれる一冊だと感じました。
ちなみにタイトルの『ロックンロール・ジプシー』は、LOUDNESSのアルバム『HURRICANE EYES』に収録されている楽曲名でもあります。
実際にその曲を聴きながら本を読み進めると、気分が一層盛り上がり、物語の熱気をより鮮やかに体感できました。
音楽と本がシンクロすることで、紙面に描かれた情景がまるでライブ映像のように立ち上がってくるのです。
高校時代に読んだ思い出
実はこの本、発売当時にも読んでいます。
刊行は1987年の終わり頃で、ボクが手に取ったのは翌年、16歳の時でした。
ちょうどLOUDNESSを聴き始めたばかりの頃で、彼らはまさに「神」のような存在でした。
ボクは聖飢魔IIでハードロックに目覚め、LOUDNESSによってその世界が日常の一部になりました。
学校から帰ればすぐにカセットデッキ(当時はレンタルレコード屋さんでレコードを借りてきて、テープにダビングして聞くのが一般的でした)を再生し、雑誌で彼らの記事を追い、深夜ラジオで流れる最新の情報に耳を澄ます。
そんな日々の中心にLOUDNESSがありました。
毎日欠かさず聴き、歌詞や演奏に心を揺さぶられていたのです。
この本を読み返すと、あの頃の熱い気持ちや憧れが一気によみがえってきました。
まるで高校生の自分がタイムスリップして戻ってきたかのような感覚で、懐かしさと同時に再び心が震える瞬間を味わいました。
本を読みながら、当時よく聴いていた曲が自然と頭の中で再生される――そんな不思議な体験をしました。
世界と日本をつなぐ体験
本書で特に印象的だったのは、海外でのエピソードの数々です。
島国で育つ日本人にとって、自分の「日本人としてのアイデンティティ」を強く意識する機会は意外と少ないものです。
しかし、二井原さんの語る実体験には、日本人として世界に挑むことの難しさや葛藤がリアルに描かれていて、読みながら何度も胸を打たれました。
異文化との衝突、言葉や習慣の壁、そして時には差別的な視線。
海外で活動することの厳しさは想像以上ですが、その中で必死に音楽を届けようとする姿勢は本当に勇気を与えてくれます。
単にステージで歌うだけではなく、現地のスタッフやファンとの関係を築くこと、誤解や摩擦を乗り越えて自分たちの音楽を受け入れてもらうこと。
そこには人間力が試される場面がいくつもありました。
辛く大変なことがたくさんあっても「海外で働いてみたい」「住んでみたい」と思わせる力がこの本にはありました。
そして読んでいるうちに、ボク自身も「そのためには自分に何が必要か」「何が足りないのか」を自然と考えさせられました。
語学力、柔軟な価値観、困難に立ち向かう覚悟――そういったものをどう育てるかが、自分の課題として浮かび上がってきます。
これは単なるロックの物語ではなく、人生の選択や挑戦についての示唆を与えてくれる本なのだと思います。
LOUDNESSを知らなくても楽しめる?
LOUDNESSや二井原実さんを知っている人なら、間違いなくより深く楽しめるでしょう。
バンドの歴史や音楽に触れたことがある人なら、行間に潜む熱量をさらに感じ取れるはずです。
しかし、LOUDNESSを知らなくても問題ありません。
海外で夢を追いかける姿や、人間としての葛藤や喜びは、音楽ファン以外の人にとっても共感できる内容です。
むしろ「これから海外で仕事をしたい」「新しい環境に飛び込みたい」と考えている人には特におすすめです。
自分が直面するであろう課題を、リアルに先取りすることができるからです。
また、この本はエンタメの枠を超えて「異文化適応」「コミュニケーション」「人間関係の構築」といったテーマを扱っています。
つまり、読者はロックの裏側を知るだけでなく、国際社会で生き抜くヒントを得ることができるのです。
これはグローバル化が進む現代において、ますます価値の高い読み物だと言えるでしょう。
まとめ|『ロックンロール・ジプシー』は挑戦する人のための一冊
二井原実さんの『ロックンロール・ジプシー』は、単なる音楽本ではなく、日本人が世界に挑む姿を描いた生き方の記録でもあります。
LOUDNESSのファンでなくても、「夢を追う」「壁を乗り越える」というテーマに共鳴できるでしょう。
ボクにとっては、若い頃に読んだときの熱い気持ちを再び呼び覚ましてくれる大切な一冊でした。
あの頃の情熱や憧れを思い出すことで、これから自分が挑むべきことに対しても前向きな気持ちになれます。
ロックが好きな人も、海外に憧れる人も、人生の転機を迎えている人も、この本を手に取れば必ず何かを得られるはずです。
読み終えたあと、「ボクもまた新しいことに挑戦したい」という前向きな気持ちになれる本です。
海外での挑戦に興味がある方、夢を追い続けたい方に強くおすすめします。
それではまた。
ありがとう!
