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【映画レビュー】 『ONE PIECE FILM RED』

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回観ました映画はこちらでございます。

ONE PIECE FILM RED

『ONE PIECE』の大ファンですし、原作者の尾田栄一郎さんが関わっている映画ということなら、それほどハズレもないだろうという安心感もあって観に行きました。

特典欲しさもありました。

AdoのPV

通常の映画の時間でず〜っとAdoという方のPVを観せられてたという感覚しかありませんでした。

ボクの記憶が確かであれば、尾田さんが関わったのは『STRONG WORLD』からだったかと思いますが、この映画がかなり楽しめました。

それ以前の尾田さんが関わっていないものは、そもそもアニメが苦手なのもありますが、原作ファンとしては知る必要ない情報と捉えていたので、興味もありませんでした。

そこで『STRONG WORLD』観て、原作を保管する作品であり、尚且つ楽しめたこともあり、尾田さんが関わっている映画と知れば、封切り初日に観に行くようになりました。

とはいえ、イマイチだったときもたまにはあったんですが、今回だけはハッキリダメだこりゃでした。

というのも、おそらくAdoをほとんど知らかったし、流れていた曲にも特に何の感情も湧いてこなかったからです。

せめて嫌悪感でもあれば、ぶつくさ文句をここに書き殴ることもできたんですが、そういうこともなくAdoさんって歌上手いねんな〜と思っただけで、映画のほとんどの時間はただただ退屈でした。

シャンクスのことが知りたかった

Adoさんが全面に出ていたとしても、『ONE PIECE』の本筋と大きく関わる内容であれば、きっと楽しめたことでしょう。

『ONE PIECE』ファンの誰もが、この『FILM RED』というタイトルを見て、主人公ルフィのメンターのようなキャラであるシャンクスのことが深く知れるはずだと、それを期待して劇場に足を運んだのではないかと思います。

少なくともボクはそうです。

ところがウタという娘がいたということ以外は特に驚くようなことは何も出てこないのです。

その存在がなかったとしても『ONE PIECE』本編の見え方が変わってくることありません。

※原作を読んでいるファンが必ずしも映画を観るわけではないという配慮からそうなってるんでしょうけどね。

『ONE PIECE』にはたくさんの伏線や謎が隠されていることで有名で、『ONE PIECE』のことを考察するだけでYouTuberが成立するぐらい、読者に考える余地をたくさん与えてくれる作品です。

それゆえに、1つ謎が溶けたり、伏線が回収されるたびに、すでに読み終えた部分をもう一度読んで、初見とは違った楽しみ方が出来るというのも『ONE PIECE』の楽しさだと思います。

そういう風に楽しみたくて、ボクはお金を払ったわけです。

それがほぼなかったわけですから、当然ガッカリもしてしまいます。

そして、尾田さんが関わった映画だからといって、必ずしも楽しめるものにはならないというのが、この映画で以て証明されてしまったように思いました。

麦わらの一味をもっと活躍させて欲しかった

大好きなマンガの映画に苦言ばかりを呈してしまうのは心苦しいんですが、最後にもう一つだけ。

主人公ルフィたちの一味、麦わら海賊団は個性派揃いの面々です。

ボクはマンガを通して、さも麦わら海賊団の一員になったかのように様々な島への冒険を楽しんできました。

当たり前なんですが、主人公とそれを取り巻く仲間が活躍するところを楽しみたいから『ONE PIECE』を読んでいるわけです。

ストーリー上仕方がないことだとわかっていても、麦わら海賊団ではないキャラの活躍がしばらく続くようなことになると、単行本の場合はその部分を飛ばしたりしてしまいます。

そういうタイプですので、この映画のように麦わら海賊団があんまり活躍しないとなると、面白さはどうしても半減してしまいます。

映画だけの特別な服装であることを事前に知って、今回はこんなコスチュームで大暴れするんだな〜とワクワクしていたのですが、そうでもないのです。

最終的に、自分は一体お金を払って何を観たんだろ?という気持ちにもなってしまいました。

これでAdoさんのファンになったのなら、意味もあったのですが、さっぱりです。

今後『ONE PIECE』が映画化されることがあるのかどうかはわかりませんが、封切り初日に行くようなことは、よっぽど特典が魅力的でない限りはないと思います。

それではまた。

ありがとう!

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