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【自己啓発】「常識がない」と思われる前に。新人研修ゼロの50代が小笠原流でマナーを学んだ結果

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたします本は小笠原敬承斎さんのお書きになった日本の礼儀作法について解説している本でございます。

外国人に正しく伝えたい日本の礼儀作法

50歳を過ぎているのに、実は礼儀作法についてきちんと学んだことがありませんでした。

若い頃は礼儀作法なんて七面倒臭いものだと思っていましたし、知らず知らずのうちに無礼なことや失礼なことをやらかしてきたと思います。それにより嫌われてしまったり、アホだと見下されてしまったりしたことが、まったく気づいていませんがあったはずです。

ボクは今の仕事にアルバイトから入って社員になったので、新入社員研修的なものを一切受けないままおっさんになってしまいました。そもそも外の人間と接する職種ではなかったので、大して問題に思っていなかったのですが、部署異動で職種が変わり、急に外の人間と関わるようになってから、一通りのことは慌てて勉強しました。

しかし身についていないので、批難や注意をされたことはそんなにはありませんが、常識のない人だと思われているだろうことは想像がつきます。

それは冠婚葬祭においてもそうです。運よくボクの周りには結婚をしても式を挙げない人が多かったので、結婚式に呼ばれたことはほとんどありませんが、葬式には行くことが増えました。その時の作法というのは、何もない時に勉強をしておけば良いのですが、葬式は大体突然行くことになるので、勉強する間もなく行くことになります。これまた注意されたりしたわけではないけど、知らず知らずに非常識な人と思われてやしないかと不安になります。

また、最近寺社仏閣に行くことが好きになりましたが、参拝の作法というものが身についていないという自覚があります。参拝すること自体は心が洗われて良いのですが、どこかでいい歳なのにこんな事も知らないなんてという恥ずかしさを感じていました。

さすがにあまりに礼儀知らずでは、本物のアホだと思われかねません。ここに来てしっかり礼儀作法の基本というのを知りたくなり、小笠原敬承斎さんの『外国人に正しく伝えたい日本の礼儀作法』を手に取った次第です。

書籍の基本情報

書名:外国人に正しく伝えたい日本の礼儀作法
著者:小笠原敬承斎
出版社:光文社
発売日:2019年1月18日
ページ数:237ページ(新書)

小笠原流礼法については、公式サイトでも詳しく紹介されています。

小笠原式礼法宗家本部オフィシャルサイト

小笠原流礼法との出会い

マナー講師が新人研修などで教える作法は、時に「本当に正しいのか?」と疑問に思うことがあります。

その中で「小笠原流」と示されていたのを思い出し、著者が小笠原さんなので、おそらく正しい日本の作法なのだろうと判断しました。

親に教わってなんとなくやっていた作法も、なぜそうするのかの解説があることで、意味合いが変わります。ボク自身も読んでいて納得できる部分が多かったです。

ちなみに著者の小笠原敬承斎さんは女性で、約700年続く小笠原流礼法で初の女性宗家だそうです。完全にボクは頭の中で男性を想像していましたので、驚きました。女性と知って読めば、文章の受け取り方も変わったかもしれません。

読む前の自分が抱えていた課題

この本を読む前のボクは、礼儀作法に対して大きな不安を抱えていました。

新入社員研修を受けずに社会人になったため、基本的なビジネスマナーすら怪しい状態でした。部署異動で外部の人と接する機会が増えてから慌てて勉強しましたが、付け焼き刃の知識では身についておらず、常に「常識のない人だと思われているのではないか」という不安がつきまとっていました。

特に困っていたのが冠婚葬祭の場面です。葬式は突然行くことになるため、事前に勉強する時間もなく、その場で周りを見よう見まねで対応していました。注意されることはなくても、内心では「これで合っているのだろうか」という不安を常に感じていました。

さらに、最近妻の御朱印集めに付き合うようになり、寺社仏閣に足を運ぶ機会が増えました。京都市生まれなので、以前から寺社仏閣は身近にありましたが、歴史や神様のことにはほとんど関心がありませんでした。しかし年齢を重ねると、なぜここに神社やお寺が建てられたのか、どんな神様が祀られているのかに興味が湧いてきます。

参拝すること自体は心が洗われて良いのですが、50歳を過ぎているのに参拝の作法すら知らないという恥ずかしさを感じていました。

最近『全領域異常解決室』を観て、一段と日本の神様に興味が湧き、もうちょっと八百万の神様に感謝しなきゃならないんじゃないかと思うようになりました。感謝を伝えるには、やっぱり神社なのではないか。そう思ったときに、正しい参拝方法を知らないことが、より一層気になり始めたのです。

この本に書かれていたノウハウを実践

外国人にもわかりやすい解説

本書はタイトル通り、外国人に伝えるために非常にわかりやすく書かれています。礼儀作法に疎い人でも理解しやすい内容です。

そのため、ボクのように礼儀作法の基礎から学びたい大人にとっても、最適な入門書となっていました。

日本の神社と参拝作法

本書では、礼儀についての解説の中で、寺社仏閣についての基礎知識も盛り込まれており、今のボクにバチッとハマる内容となっていました。

特に印象に残ったのが、二十二社についての記述です。

平安時代以降、朝廷より特別の処遇を受けた二十二の神社を二十二社といいます。律令体制の弛緩にともない、国家の重大事、天変地異のときなどに朝廷から特別の奉幣を受けていました。

二十二社は、伊勢(内宮・外宮)、石清水、賀茂(上賀茂・下鴨)、松尾、平埜、稲荷、春日、大原野、大神、石上、大和、廣瀬、龍田、住吉、日吉、梅宮、吉田、廣田、祇園、北野、丹生、貴布襧(きぶね)です。

神社の話ですが、ボクはこういうこともさっぱりでした。これを知ったボクは、「死ぬまでに全部回りたい」と思いました。近畿圏の神社は概ね行けていますが、まだ全部は回れていません。

参拝作法も丁寧に解説されており、曖昧な方はぜひチェックするとよいです。神社は比較的参拝方法がわかる場所が多いですが、お寺は情報が少ないので、正しい作法を知ると安心です。

ボクはこの本を読んでから、神社の参拝作法をきちんと実践するようになりました。ほぼ間違っていないだろうという所まで来たのですが、お寺の作法はまだちょっと身についていません。

もしかしたら仏様はそんな細かいことは気にしないタイプなのかも知れませんが、正しい参拝方法を実践すればご利益が変わってくるのではないかと思います。

箸の持ち方とペンの持ち方

本書ではご飯の食べ方についても触れられています。特にボクはお箸の使い方が気になりました。

ペンの持ち方とお箸の持ち方の基本は同じだからです。ペンの持ち方を改めると、無理なく正しいお箸の持ち方ができるようになるはずです。実際に、誤ったお箸遣いを改めたいと思った方が、まずペンの持ち方から直すようにしたところ、お箸遣いも改善することができたと伺ったことがあります。

実は恥ずかしながら、箸の持ち方があまり上手ではなく、最近になって必死に矯正しているところです。ということで、ペンの持ち方から矯正しています。

さらに箸についてこんな記述がありました。

箸を使用することは、じつは脳への刺激として大変効果的で、三歳から八歳くらいまでの子どもの脳の発達に、重要な影響を与えることがわかっています。日本が経済成長を遂げてきた背景に、箸の使用が大きく貢献していたのではないか、とまでいわれるほどです。

ボクもこの情報を知り、改めて積極的にお箸を使うようになりました。礼儀作法だけでなく、脳や文化への影響も意識できるのは面白いポイントです。

今までも普通にお箸を使ってましたが、たとえば牛丼など丼ものを食べるときはスプーンを出してくれるお店がありますが、今後はお箸一択で行くことにしました。

実践した結果、どうなったか

周囲の反応に特に大きな変化があったという感じはありません。

しかし、以前よりもちゃんと箸を使えるようになったのは確かです。他人とご飯を食べる時に以前そこはかとなく感じていた恥ずかしさ、情けなさ、みたいなものは随分薄れてきたと思います。

これは自分の中での自信につながっており、食事の場面でのストレスが減りました。

神社の参拝については、以前より正しくやれていると思うので、ご利益がこれからあるのではないかと期待しています。もちろんご利益云々よりも、正しい作法で神様に向き合えているという実感が、参拝の充実感を高めてくれています。

また、礼儀作法の「なぜそうするのか」という理由を知ることで、単なる形式的な動作ではなく、意味のある行為として実践できるようになりました。これは日常生活においても、自分の行動に自信を持てるようになったという大きな変化です。

こんな人におすすめ

この本は、以下のような方に特におすすめです。

礼儀作法に疎い大人の方には、特にぴったりです。ボクのように新入社員研修を受けずに社会人になった方や、基本的なマナーに自信がない方にとって、わかりやすい入門書となっています。

日本文化に興味や関心のある方にも最適です。寺社仏閣の参拝作法や、日本の伝統的な礼儀の背景にある意味を知りたい方には、知的好奇心を満たしてくれる内容となっています。

日本を正しく外国の方に伝えたい人にも役立ちます。タイトル通り、外国人にもわかりやすく書かれているため、日本文化を海外の方に紹介する際の参考書としても活用できます。

文章もわかりやすく、実践しやすい内容になっています。ボクのように大人になってから礼儀作法を学びたい人にも最適な一冊です。

似たテーマの本・今後読みたい本

今回は小笠原流礼法の本を読みましたが、マナーや礼儀については怪しげなマナー講師が跋扈しているので、いろんな人の意見を読んでみたいと思っています。

次に読んでみたいのは、竹田恒泰著『日本の礼儀作法』です。旧皇族の視点から見た日本の礼儀作法がどのように語られているのか、非常に興味があります。

また、武道における礼儀作法も知りたいので、野中日文著『武道の礼儀作法』も読んでみたいと思っています。武道の世界では礼に始まり礼に終わると言われますが、その精神性や具体的な作法を学ぶことで、日常生活にも活かせる何かが得られるのではないかと期待しています。

礼儀作法というテーマは、流派や立場によって解釈が異なる部分もあるため、複数の視点から学ぶことで、より深い理解が得られると考えています。

まとめ

本書を通して、日本の礼儀作法の基本を改めて学ぶことができました。

箸の持ち方や参拝の作法など、日常や旅先で役立つ知識が詰まっています。何より、「なぜそうするのか」という理由を知ることで、礼儀作法が単なる形式ではなく、意味のある行為であることを理解できました。

礼儀作法に自信のない方や日本文化に興味のある方は、ぜひ一度手に取ってみてください。学んだことを実践することで、日々の生活が少し豊かになるかもしれません。

ボクのように50代になってから学び始めても、決して遅くはありません。むしろ、これからの人生をより充実させるための大切な一歩となるはずです。

それではまた。

ありがとう!

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