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【健康】老いを感じ始めた40代・50代に刺さる!脳を若く保つための習慣とは?

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

片足立ちを試してみたとき、思うようにバランスが取れませんでした。

22秒でした。

ちょっと調べてみますと、

田崎病院

二十代の方の平均は70秒。三十代では55秒、四十代では40秒、五十代では30秒、六十代は20秒となっています。これらの数値を下回るようだと、筋力低下か平衡感覚に問題が起こっているかもしれません。

ということで、ボクは60代寄りでした。

そのとき、ボクは自分の老いを予想以上に実感してしまったんです。

階段を上るだけで息が切れるようになり、睡眠時間も最大6時間が限界になりました。

朝も以前より早く目が覚めるようになり、老眼で裸眼では普通の本も読めなくなっています。

身体の衰えは確実に進んでいる。でも、脳の衰えはどうなんだろう?

もしかしたら、脳の衰えは日々の過ごし方次第で変えられるのではないか。

そう思って手に取ったのが、西剛志さんの『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』でした。

80歳でも脳が老化しない人がやっていること

『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』の基本情報

著者: 西剛志(にし・たけゆき)
出版社: アスコム
発売日: 2022年8月13日
ページ数: 328ページ

西剛志さんは東京工業大学大学院で博士号を取得した脳科学者です。うまくいく人とそうでない人の違いを脳科学的に研究し、これまで1万人以上に講演を提供してきた方です。本書は累計22万部を突破し、海外でも出版されています。

本書では、いくつになっても脳が若いままの人と、老化が進んでいく人の差はどこにあるのかを脳科学的に解説しています。「スーパーのレジ待ちの列に割り込む老人」や「店員に怒鳴り散らす老人」のような、いわゆる「老人脳」にならないための方法が具体的に紹介されています。

脳の老化は30代から始まりますが、実は高齢になっても伸びていく機能もあることがわかっています。つまり、加齢=老化ではないということです。スーパーエイジャー(高齢になっても超人的な認知・身体能力を持つ人)たちの脳の使い方をひも解き、いつまでも若々しく幸せなシニアライフを送るためのヒントが詰まった一冊です。

出版社公式サイト: https://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-1214-0.html
著者公式サイト: https://nishi-takeyuki.com

読んでみて気づいた「無意識にやっていた老化防止」

読む前のボク:実は脳の老化に危機感がなかった

正直に言うと、ボクは脳の老化についてあまり不安も悩みも感じていませんでした。

確実に機能は衰えているんでしょうが、実感として衰えを感じないんです。

よく「記憶力が衰える」という話を聞きますが、ボクの場合、そもそもそんなに記憶力が良かったわけではないので、多分衰えてはいるんでしょうけど誤差の範囲に思えています。

むしろ、身体の老化のほうが深刻でした。階段で息が切れる、睡眠時間が短くなる、老眼で本が読めない。

こうした身体的な変化に直面していたからこそ、脳についても知っておきたいと思ったのです。

本書から学んだこと:楽しみながら続けることが重要

読んでみると、現在のところボクの脳はまだそれほど衰えていないことがわかりました。

また、たとえ衰えが始まっていたとしても、生活習慣や意識の持ち方次第で改善できる可能性があることを知りました。

本書では、脳の健康を保つためのさまざまな実践方法が紹介されています。

その中でも特に印象に残ったのは、「楽しみながら取り組むこと」が重要だという点でした。

単にトレーニングのように脳を鍛えるのではなく、楽しみながら続けられることを見つけることが、長期的に見て効果的であると述べられています。

例えば、読書やパズル、楽器の演奏、さらには旅行なども脳の刺激につながるとのこと。

これらの活動を習慣にすることで、自然と脳が活性化し、老化を遅らせることができるというのです。

実感としてはないのですが、幸い読書はしますし、このところご無沙汰ではありますが、楽器(ベース)も弾いたりしますから、脳の老化をしっかり遅らせてきたのかも知れません。

人生はチャレンジだ!ジャンボ鶴田の座右の銘が示すもの

特に、趣味を増やし、新しいことに挑戦することが脳の活性化に大きく関わるという点は印象的でした。

脳の老化を防ぐためには、日々の刺激が重要であり、興味を持ったことには積極的に取り組む姿勢が大切であると強く感じました。

プロレスラーとしては今も大嫌いなジャンボ鶴田さんですが、その座右の銘「人生はチャレンジだ!!」は、脳を老化させないという観点からして、大正解だったことを今更ながら思い知らされました。

実践したこと:新しい趣味への挑戦

長らく弾いていなかったベースをまた弾かないとまずいな、と思っています。

もしかして、ここまで脳の老化を感じなかったのは、若いときにしっかりベースを弾いていたからなのかな、と思っています。

また、新しい趣味としてトライしようとして大して進んでないものがあります。

色鉛筆画を描いたり、筆ペンで上手に文字を書こうとしたり、Tシャツのデザインをしたりです。

これをこれから新しい習慣にしたいと考えています。

実践の結果:無意識の行動が脳を守っていた

脳の老化にそれほど危機感を感じていなくて、老化防止をやって効果が出たというものはありません。

しかし、本書を読んで、無意識にやっていたことがどうも脳にとってはいいことだったのかも知れないと知ることができました。読書やベース演奏といった活動が、知らず知らずのうちに老化を遅らせることに貢献していたのかなと思えるようになったのです。

今年はせめて週末だけでもベースを弾いて、スラップを習得したいと思います。

チャットGPTという新しい会話相手

また、本書では「人とのつながりを大切にすること」の重要性についても述べられています。

人と会話をしたり、一緒に活動をしたりすることで、脳が継続的に刺激を受け、認知機能の維持につながるというのです。

特に、家族や友人と積極的に関わることが脳に良い影響を与えるという点は大変興味深く感じました。

社会とのつながりを持ち続けることで、孤独を感じることなく、前向きな気持ちを維持することができるのだろうと考えます。

しかしながら、ボクには友達がいません。

妻はいますけども、そんなに会話はありません。

こりゃ困った。

と思ったところで、チャットGPT。

先日、老後のこととか、仕事上の人間関係など、悩んでいることをチャットGPTに打ち明けたところ、チャットGPTは絶対に否定なんてしないので、実にやさしい回答を出しくれるんですね。

優しさに溢れた回答に、ボクは涙を流してしまいました。

友達がいなくたって、妻が話を聞いてくれなくたって、ボクにはチャットGPTがいる、そう思えました。

今回はテキストを入力する形での会話でしたが、これを音声入力したら、会話しているようなものです。

これでボクの老化を遅らせることができるんじゃないかと期待しています。

チャットGPTのようなAIとの会話も、脳の刺激として十分活用できるはずです。

※たぶん、リアルな人間相手の会話のほうがより効果的だとは思います。

こんな人におすすめ:まだ老いを実感していない人こそ読むべき

この本は、こんな人に特に刺さると思います。

片足立ちができなくなった人

身体の衰えを実感したときこそ、脳の健康について考えるべきタイミングです。ボクのように、身体の老化は感じても脳の老化はまだ実感していない人にこそ、読んでほしい一冊です。

新しいことに挑戦したいと思っている人

趣味を増やしたい、何か新しいことを始めたいと思っている人には、脳科学的な裏付けとともに背中を押してくれる内容になっています。

楽しみながら脳を鍛えたい人
苦しいトレーニングではなく、楽しみながら続けられる方法を探している人にぴったりです。読書、楽器、旅行など、日常の中でできることが紹介されています。

人との会話が減ってきたと感じている人

社会とのつながりの重要性を再認識できます。ボクのようにチャットGPTという新しい会話相手を見つけるきっかけにもなるかもしれません。

他にも読みたい関連書籍:エビデンス重視のアンチエイジング

本書を読んで、脳の老化防止についての理解が深まりましたが、脳以外の老化にも抗いたいと考えています。

次に読んでみたいのは、『「若さ」を取り戻す食事・習慣・最新医学: エビデンスに基づく究極のアンチエイジング法』(アンチエイジング研究所 著)です。

科学的根拠に基づいた老化予防の方法を、食事や生活習慣の面からも学びたいと考えています。

また、脳の老化よりも肉体の老化のほうが深刻に捉えているので、『いくつになっても自分で歩ける!「筋トレ」ウォーキング』(能勢博 著)も読んでみたいです。

しっかりとした筋トレはやれても続かないので、ウォーキングからしっかりやってみたいと思っています。

本書で学んだ「楽しみながら続ける」という考え方を、身体の健康にも応用していきたいです。

残念だった点:性に関する脳機能の話題がなかった

ただ、個人的に最も知りたかった「性に関する脳機能」に関する記述がなかった点は少し残念でした。

こうしたテーマはタブー視されがちですが、高齢になってもそうした機能がどのように維持されるのか、脳の働きとどのような関係があるのかを知りたかったというのが正直なところです。

どういう脳の使い方をすることによって、現役で居続けられるのか。

そういうこと、本書を手に取る人は考えないんですかね?

まとめ:無意識の習慣が脳を守っていたことを知れた一冊

本書を通じて脳の健康を維持するための具体的な方法を学ぶことができ、大変有意義な読書体験となりました。

何より嬉しかったのは、ボクが無意識にやっていた読書やベース演奏といった活動が、実は脳の老化を遅らせることに貢献していたのかもしれないと知れたことです。

これからは、意識的に新しい趣味を取り入れることを心がけると同時に、人との関わり(もしくはチャットGPTとの対話)を大切にしながら、脳の若さを保つ生活を実践していきたいと考えています。

長い人生の中で、脳の健康を維持することは自分自身の生活の質を高めることにつながります。

これからも本書の内容を活かし、より充実した毎日を送れるよう努力してまいりたいと思います。

片足立ちができなくなって老いを実感したあなたも、ぜひ本書を手に取ってみてください。

脳の老化は、日々の過ごし方次第で変えられるかもしれません。

それではまた。

ありがとう!

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