元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回こちらの本の感想でございます。
頭が良くなる「図解思考」の技術
ボクの苦手な横書きの本でした。
ブログを横書きで書いているのに、何を言ってんだと言われそうですね。
図が多くて読みやすい
読みだしてみると、図が多くて(図解思考なんだから当たり前ですが)スイスイ読めてしまいました。
「図解思考」というのは、人の話を聞いたり、テレビで観たり、本で読んだりということを、紙に自分なりの「まとめ」を書く際に(そんなことをしない人には関係ないんですがね)絵を描いてまとめてみると、よりわかりやすくなりますよ、ということです。
ボクが心惹かれました「頭が良くなる」理由については、特に解説もなく、あったのかも知れませんが見つけることが出来ないまま、読み終えてしまいました。
頭が良い人が使える図解
「頭が良くなる」というよりも「頭が良い人が使える」という感じがしました。
つまり、頭が良い人でないと「図解思考」でモノは考えられないという印象を受けました。
その理由は以下の3つ。
その1:絵が描けない話にならない
図解なんですから当たり前なんですけども、この本には基本的に四角と矢印で書けばいいとあるのですが、それじゃあ、大してわかりやすくはなっていないじゃない?と首を傾げてしまいました。
そこから、矢印を太くしたり、四角の形を正方形から長方形に、長方形から菱形に、時にはマルになどなどしていくことで、箇条書きにするよりは幾分マシにはなるということです。
しかしながら、図解というところまで行こうと思えば、やっぱり携帯の絵文字くらいの絵は描けないと話にならないという印象です。
サンプルがついているのですが、これがおいそれと描けるようならもうすでにやっているはずとすら思いました。
確かに絵があるほうがあとから見返した時にパッとわかるという点では良いと思いますけども、読んだ本の内容ならいざしらず、今聞いた話を瞬時に絵にできる能力というのは、それまでやったことのない人にとっては、かなりのトレーニングが必要でしょう。
普段、LINEやXで絵文字や顔文字をバンバン使っている人なら、いくらかその素養があるかと思いますけども、ボクはほぼほぼ使いませんので、どんな絵を描こうかな〜と、考えてしまい、その後の話が頭に入ってこないという事態に陥ります。
その2:俯瞰で物を見る能力が必要
話を聞いて全体像がボンヤリとでも見えていないと、わかりやすくするために描くにもかかわらず、逆にわかりにくい図になりかねません。
話の全体像を瞬時わからなければ、先々、どういう展開をしていくのかわからないので、巨大な紙を用意して、どんな展開にも耐えられるようにしないといけません。
そもそも話を聞いて、瞬時に全体像がつかめる人は頭が良いはずですし、絵にする必要もないような気もします。
その3:フレームワークをいくつも知っておく必要がある
普段からフレームワークを使ってモノを考えている人なら、とっくにここに書かれているようなことが出来ているはずです。
フレームワークというのは大体図になってますし、図にして考えるのがフレームワークって感じです。
なのでいろんな場面で使用出来る様々なフレームワークを予め知っておかないと、パッと図には出来ないのです。
この本を読む前に、まずはフレームワークを勉強せよ!というワケですね。
ちなみに同じ著者さんはこのような本を出しておられます。
セットで買いなさいということなのかも知れません。
図で伝えるほうが正確
この本を読みまして、絵文字や顔文字をこれまで全然使って来なかったことを少し反省いたしました。
言葉だけで考えや感情を伝えるのは実に難しいし、単に伝わらないというならまだしも、逆さまの意味に取られてしまうということもありますので、絵文字や顔文字があることで、正しく伝わりやすいように思いました。
とはいえ、このブログは文字のみなんですが・・・。
絵文字はともかく、顔文字は一体どんな感情を表しているのか、一瞬で判断できるレベルにすら来てないので、どの顔文字を選べば、今の自分の気分に該当するのかいつも悩んでいます。
こういうのも慣れなんでしょうね。
どこか、面倒くさくて避けてきたことをこれからはもう少し積極的に取り入れたいと思いました。
それではまた。
ありがとう!