元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回聴きましたアルバムはこちらでございます。
Power to the People
夕方にPVをただ流すだけみたいなTV番組が、ボクが高校生の頃にやっておりました。
DJならぬVJのクッキーさんだったかな?その人がどんどんPVを流してました。
ロックバンドを始めたこともあって、洋楽も勉強しておこうと、何だかよくわからない強迫観念みたいなものがあり、その番組を録画していたのです。
※実際はそんなには観てませんでした。
その録画した週が、たまたまPoisonの特集で、30分PoisonのPVだけを流していました。
Poisonの皆さんはド派手なカッコで、ボインのおねえさんたちとパーティーしながら、物凄く楽しそうにバンドやってるんです。
その時まで、ハードロックやヘヴィーメタルというのは、黒いピチピチの革パンツ履いて、鋲のついた革ジャン来て、金切り声上げて、怒る音楽という印象でした。
それはそれでカッコいいと思っていたから聴いていたのですが、自分が太っていることもあって、ピチピチのパンツを履くことに抵抗があったり、バンドが楽しいのでつい笑顔になっちゃったりしていたので、なかなか馴染めない部分でもあったのです。
ところがPoisonの連中と来たら、楽器を始めたばかりのボクですらすぐコピーできるくらいカンタンだし(ヘヴィーメタルはいかにテクニカルなことをやっているかというのも重要でした)黒い服は着てない(パステルカラーだらけ)し、女人禁制みたいな雰囲気だったのに、上に書いた通り、ボインのおねえさんたちとニコニコしているんですから、カルチャーショックでした。
そうか、笑っても良いんだ、革パン履かなくても良いんだ、ってなって、そこから余計にバンドが楽しくなってきたのです。
ボクもPoisonみたいなロックバンドをやりたいと思ったものでした。
ボクが好きなPoisonだった
初期のPoisonが好きになったので、途中ギターリストのC.C.デヴィルさんが脱退して、リッチー・コッツェンさんに変わった辺りのPoisonは好きではなくなっていました。
たった1人、メンバーが違ってしまうだけで、バンドってこんなにも変わってしまうんだな〜と思ったものです。
リッチーさんが上手過ぎて他のメンバーと釣り合いが取れなかったのが、楽曲にも出てたように思います。
長らくPoisonを追いかけることはなかったのですが、何をきっかけだったか忘れましたが、Poisonを調べてみると、脱退したC.C.デヴィルさんが復帰したということで、AppleMusicで検索をかけてみて出てきたのが今回聴きました『Power to the People』でした。
ボクの知っているPoisonのメンバーがそこに写っていたのです。
イメージカラーの蛍光グリーンもそのままに。
とはいえ、音楽は変わっているかも知れないとやや心配だったんですが、聴いてみると、一切変わらない、ボクが知っているPoisonがそこにいたのです。
新曲なはずなのに、前に聴いたことがあるような気にさせるほど、全く色褪せることのないPoisonがいました。
嬉しくて涙が出ました。
しかも後半がライブの音源で、懐かしの名曲がズラリ。
かつてPoisonを夢中になって聴いていた人にとってはたまらないはずです。
ライブのほうも良くも悪くも当時のままのクオリティで、奇をてらうようなマネは一切していないところにも好感が持てます。
Poisonは好きだったけど、最近のは全然知らないという方は必聴です。
再びPoisonブーム到来
このアルバムが思っていた以上に昔の延長線上にあったので、C.C.デヴィル復帰後のPoisonは全部聴きたくなりました。
AppleMusicで聴けるのは、あと一枚くらいしかないみたいなのですが、とりあえず今日から、昔を取り戻すように聴いてみます。
ライブ盤がそこそこあるようで、そこにはリッチーさんがギターを弾いているときのもありました。
戯れにそれを聴いてみましたが、確かにリッチーさんのギターテクニックは素晴らしいのです。
しかしながら、それはPoisonではないのです。
ギターリストとしての技術力の高さが邪魔になるのってPoisonくらいじゃないでしょうか。
これ以上テクニックは盛らないように今後も音楽を作り続けて欲しいです。
個人的に再びPoisonブームが到来しております。
それではまた。
ありがとう!