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【読書感想文】『一冊の手帳で夢は必ずかなう』で見つけた夢の具体化と行動計画の方法

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回はGMOインターネットグループの創業者であらせられる熊谷正寿さんの本をご紹介いたします。

一冊の手帳で夢は必ずかなう

自己啓発書には「夢を叶える方法」が数多く書かれていますよね。
ボク自身も「夢が叶う」と聞けばつい手に取ってしまうタイプで、これまでにたくさんの自己啓発書を読んできました。

ただ正直に言うと、「夢を叶える」とは言っても抽象的な表現が多く、実際にどうすれば現実になるのかが分かりづらいと感じることも少なくありませんでした。

特に、ボクは「お金持ちになりたい」といった漠然とした願望しか持っていなかったので、「夢を叶える」という言葉が自分にとってどう具体化できるのか、掘り下げて考える必要がありました。

そんなときに出会ったのが、熊谷正寿さんの『一冊の手帳で夢は必ずかなう』です。

この本は、夢を実現するためにどう行動すればいいのかを、非常に分かりやすく方向づけてくれる一冊でした。

目標設定の第一歩は「理想像を描くこと」

本書がまず強調しているのは「理想像を明確にすること」です。
何も考えずに「お金持ちになりたい」「有名になりたい」と願っても、その先にどう進めばいいのか分からず、行動が空回りしてしまいます。

例えば「お金持ちになりたい」という場合でも、人によって理想像は違いますよね。

豪邸に住んで贅沢をしたい人もいれば、借金のない安心した生活を望む人もいるでしょう。

つまり、自分にとっての「夢が叶った状態」がどのようなものなのかを具体的に考えることが、出発点になるのです。

社会の変化に振り回されない生き方

今の時代、世界情勢や社会不安から「将来が心配だ」と思う人は多いはずです。

政治や経済の動向は個人ではコントロールできません。

しかし熊谷さんは「流されず、自分の力で夢を叶える方法を探すことが大切だ」と説きます。

つまり、環境に不満を持つよりも、自分の行動を変えて未来を切り開く。

その姿勢を持つことが夢を実現する第一歩なのです。

手帳で夢を管理するという発想

本書の最大の特徴は「夢を手帳に書く」というシンプルな習慣です。
手帳は、予定やタスクを管理するだけでなく、夢や目標を可視化して日常生活の中に組み込むための道具になります。

毎日持ち歩き、何度も見返すことで夢が頭の中でぼやけず、常に意識できるのです。

もし手帳を持つ習慣がない人は、スマートフォンでも代用できます。

ただし、著者は「手書き」にこだわっています。

文字を書くときの筆圧や癖には、そのときの感情が込められるので、後から振り返ったときに当時の自分の熱意を思い出せるのです。

これはデジタル管理にはない大きなメリットだとボクも感じました。

夢を現実に変えるための行動計画

夢を手帳に書いただけでは叶いません。

本書が教える次のステップは「夢を行動計画に落とし込むこと」です。

大きな夢を叶えるには、その過程を小さなステップに分解する必要があります。

例えば「1年後に英語を話せるようになりたい」という夢を持ったとします。

その場合、「毎日30分英単語を覚える」「週に1回オンライン英会話を受ける」といった行動に落とし込み、さらにそれぞれに期限をつけていくのです。

期限を設定し、進捗を確認できるようにすると、今日すべきことが明確になり、ただ「夢を持っている」状態から「夢に近づく」状態に変わっていきます。

記録し、振り返ることの重要性

人間は忘れる生き物です。

どれだけ強く思ったことでも、時間が経つと薄れていきます。

だからこそ「記録すること」が欠かせません。

手帳に書くことで、自分がいつ何を思い、どんな目標を立てたのかが残ります。

そして定期的に振り返ることで、進んできた道や足りない部分を冷静に確認できます。

さらに、手書きの文字はその時の感情が乗るので、後で読み返したときに「このときは本気だったな」と気づかされる瞬間があるのです。

ボクも日記やメモを振り返って、過去の自分の気持ちに励まされることがありますが、手帳もまさにその役割を果たしてくれるのだと実感しました。

夢は大きく描いていい

本書のメッセージで特に心に残ったのは「夢に制限を設けない」という点です。
年齢や環境を理由に「自分には無理だ」と思ってしまうことはありませんか?

しかし熊谷さんは「夢は大きく描いていい」と語ります。

今すぐには実現できなくても、その夢を叶えるために足りないことを一つずつ補っていけば、必ず近づけるのです。

例えば「いつか会社を作りたい」という夢があるなら、最初は知識も資金もゼロかもしれません。

でも、その夢を手帳に書き、必要なステップを分解し、一歩ずつ進めていけば、可能性は広がっていくのです。

ボクが得た気づき

この本を読んでボクが強く感じたのは、「夢は思うだけではなく、書いて、計画して、行動することで現実になる」ということです。

✔ 漠然とした夢を具体的に描くこと
✔ 手帳に書いて日々確認すること
✔ 小さなステップに分解し、期限をつけること
✔ 振り返りを習慣にして、自分を修正していくこと

この4つの流れを意識するだけで、夢に近づくスピードは大きく変わると感じました。

自己啓発書の中には抽象的な言葉ばかりで「結局どうすればいいの?」と感じる本もありますが、『一冊の手帳で夢は必ずかなう』は違います。

実際に取り入れられる具体的な方法が書かれているのが、この本の大きな魅力です。

まとめ

『一冊の手帳で夢は必ずかなう』は、夢を持っている人すべてにおすすめしたい自己啓発書です。

夢を叶えるにはどうすればいいのか、その道筋を具体的に示してくれるので、読むだけでなく「行動に移す」きっかけを与えてくれます。

手帳というシンプルなツールを使いながら、自分の夢を日々意識し、ステップを踏み、振り返りを重ねることで、理想の未来に近づける。

そんな実践的な方法を学べるのがこの本です。

ボクにとっては、ただの自己啓発書ではなく、「夢を現実に変えるための教科書」と呼びたくなる一冊でした。

それではまた。

ありがとう!

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