元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回観ました映画はこちらでございます。
CAT’S EYE
『シティーハンター』も『キャッツアイ』も両方、黄金期の週刊少年ジャンプに連載されておりましたから、作品の存在は知ってはいました。
しかしながら、原作者である北条司さんの描く女性がどうにも好きになれなくて、マンガはほとんど読まず、アニメもほぼ観てません。
世間の人気に反して、ボクの興味は惹かなかったのです。
ちなみに『シティーハンター』の主題歌で有名な『Get Wild』も実はピンときてませんで、TMネットワークも『Self Control』しか知りません。
そんなボクですが、『キャッツアイ』に実写版があるというのを突然思い出しまして、あれは特撮だな〜と思って、以前観たけど全く思い出せないので再び観ることにしたのでした。
キャットウーマンで良い
原作マンガファンの方はどう思ったかは知りませんが、キャスティングに関しては数あるマンガの実写映画の中ではかなりいい線いっているように思いました。
3姉妹それぞれ方向性の違う美女ということで、いかなる男性ファンをも虜にできる構成になっているところはきっとマンガと同じでしょう。
どうでもいいことですが、個人的には現在の内田有紀さんのほうが好みです。
当時のボーイッシュな内田さんは全然タイプではありませんでした。
確か原作マンガの主人公は次女の瞳だったように思いますが、この映画では三女の愛になっているところがちょっと違います。
きっとこの当時、内田有紀さんがアイドル的人気だったからこうなったんじゃないかと思います。
ボク的にはそれも大した問題じゃありませんでした。
また、キャッツアイの面々がコスチュームがレオタードではなくボンテージ風味でキャットウーマン的なこともマンガとは違います。
ここまでコスチュームが違うと「どこがキャッツアイやねん!」と突っ込む方もたくさんおられるでしょうが、そもそも泥棒するのにレオタード出かけるほうがどうかしてますし、警察と戦闘になった場合を考えると、ダンスをするための服よりは合理的なのかな〜と思ってしまいました。
それにキャッツアイと自ら名乗ってはいますが、レオタードのお姉ちゃんたちを見て、「あ、キャッツアイだ」とはなりにくいです。
見るからに猫のカッコをしているほうがむしろ「キャッツアイ」です。
キャットウーマンに似た扮装でむしろ良かったんじゃないかと思いました。
メカや敵もなかなか良い
ハイテク機器なんだろうけどデザインはレトロ感というのもまたボク好みです。
TOFFYのコーヒーメーカーとか
recolteのホットプレートとか
Aladdinのトースターとか
と同じ感じに見えました。
とにかくスタイリッシュな出で立ちで絵画や美術品を盗むということを貫いています。
ただ、盗み方だけはあんまりスタイリッシュでも、スマートでもないところが、この映画にもっさり感を漂わせている原因に思えます。
ストーリーが雑でした
たぶん藤原紀香さんと、稲森いずみさんと、内田有紀さんで映画が撮りさえすれば、内容はトンチンカンでもそこそこお客さんは入るに違いないという目論見がにじみ出たストーリーになっています。
映画の評価サイトを見ると、ストーリーに関する批判がたくさんありますが、ストーリーに関しては擁護のしようがありませんでした。
昔、そこそこ楽しめた映画『ZIPANG』の林海象さんが監督だということで、
もうちょっと何とかなっているのかと思いましたが、グダグダでしたね。
あ、『ZIPANG』もそんなに評価が高くないですね。
ボクは結構好きだったんですけどね。
結構楽しい映画でした。
それではまた。
ありがとう!