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【読書感想文】 『20代のうちに知っておきたい読書のルール23』 遠越段

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回読みました本はこちらでございます。

20代のうちに知っておきたい読書のルール23

読書のルールが「23」です。

何とも中途半端だな〜と思いながら、読み始めました。

20か25にすれば良いのに、と思ってしまいました。

しかしながらその内容は、まさに20代のうちに知っておけば、その後の人生がずいぶん変わったような気もしないのでした。

ボクは読まない

でも冷静に考えて、20代の自分がこの本を読んだとして、よし、本を読むぞ!って気になっていたかといえば、なってないだろうな〜って気もします。

多少の興味は湧いていたとは思いますが、ここに書かれていることが、自分にとっても真実であると受け止められなかったと思います。

自分よりずっと頭の良い人や優秀な人にとっては、読書というのは効果的だし、意味があるだろうし、お金持ちになれたり、有名になれたり、地位が上がったり、そういうことが可能だろうけども、自分はそこまでの人間じゃないし、そんな効果があるとは思えない、と思っていたんじゃないかと思います。

そもそも本を読まない人はこんな本も手に取らないんでしょうけどね。

20代の頃のボクは本を読む必要性を感じていませんでした。

しかも誰かよく知らない人の意見に耳を貸すほど、人としての器も広くもありませんでした。

この本に書かれている読書の必要性や重要性に20代に気がついている人は、このような本を読まなくても、とっくに気がついて、普通に読書家になっているのではないでしょうか。

ボクが20代の時に影響されるとしたら、この本が当時憧れていたロックスターによって書かれたものだったら、読書に目覚めていたかも知れません。

ということで、30代もしくは40代ぐらいになって、自分のバカさ加減に嫌気がさして、初めてこの本を取り、10年から20年遅れで読書の大事さに気がつくのが普通なんじゃないかと思います。

だから、20代に向けての本を出版することには何の意味があるんだろ?と思ってしまいました。

自分の不甲斐なさを思い知る

また20代で知っておくべきだった知識であるとされると、50代になってから知った自分はよっぽどのアホであるということになってしまいます。

世を偲ぶ仮の姿でのサラリーマン生活も20年勤めて1ミリも出世していません。

このうだつの上がらなさがしっかり説明できると感じて、キュ〜ッと心臓が痛くなります。

とはいえ、何かを始めるのに遅すぎることはないという方がおられます。

その方がたまたま通常よりもかなりの周回遅れで始めたことが成功したから、そんなことを言っているのだとしても、何もしないよりは少しマシでしょう。

ゆえに、今、20代の時に知っておくべきことを知れたのは良かったのかなと考えることにします。

迷わず読めよ、読めばわかる

本は楽しんで読めば、読むほどに楽しくなるとありますが、全くその通りであると、今ならわかります。

どんどん文字が頭に入ってきて、新しい発見があって、すごい疑似体験が出来た時の楽しさったらありません。

何のこっちゃサッパリわからん文章に当たった時のイライラも相当ですけども、大方は楽しいです。

読書を趣味としていない、習慣としていない人に出会うと、是非とも読んでもらいたいと思いますが、本人が必要性を感じないとナンボ薦められても気が乗らないものです。

ボクもそうでしたし、それがよくわかっているので、他人にはあまり熱心には勧めません。

この著者さんもこのような本を書いたということは、きっとこんなに楽しいものを他人に勧めないなんてどうかしてるというような気になったんでしょう。

迷わず読めよ、読めばわかる。

そういうことなんです。

後半はノートの活用の仕方が書いてあります。

ノートを使うことで読書がさらに意味を持ちます。

ボクも今までノートを作ったり、本にメモったり、付箋貼ったり、なんやかんやしておりましたが、今は本には何も書かないし、読書ノートも作ってません。

1冊の本に時間を割くより、次々と読んでいきたいから止めました。

その代わり、読んだことを思い出しながらこのようにブログを書いています。

それが良いことなのか、大したことないことなのかは、この習慣を続けた先にあるでしょうから、今は分かりません。

それではまた。

ありがとう!

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