元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回聴きましたアルバムはこちらでございます。
2・0・1・2
2000年頃でしたか、オリジナルラウドネスが復活して、その時のアルバム『SPIRITUAL CANOE 〜輪廻転生〜』をすぐに買い、
懐かしさもありながらどこか新しさもあるボクらが知ってるラウドネスであり、ボクらの知らないラウドネスだ〜と喜び、そして『The SOLDIER’s just came back LIVE BEST』というライブDVDを買い、
※これはCDですが、DVDもあったのです。
動いているオリジナルラウドネスを観て、嬉しいような悲しいような不思議な気持ちになりながらも、楽しんでおりました。
それからもうすでに18年も経ってるのです。
ビックリです。
そんなオリジナルLOUDNESSはいっぱいアルバムも出ています。
そこでまだ聴いたことがない『2・0・1・2』を聴いてみようと思った次第です。
『2・0・1・2』=オムライスとする
ここで、ふとアルバムの感想をオムライスで語ることを思いついてしまいました。
このアルバムがオムライスなら、それを出すお店がLOUDNESS。
ハードロック・ヘヴィメタルというジャンルが洋食屋さんとなります。
そしてオムライスを構成する4つの要素がそれぞれの楽器ということになります。
卵がギター、チキンライスの鶏肉がベース、チキンライスのご飯(お米)がドラム、上にかかっているボーカルがケチャップです。
かつてそのLOUDNESSというお店は同じ食材を使って様々なタイプのオムライスが楽しめるお店でした。
いつかまた、食材に変更があって、ボクの好みではなくなってしまったのですが、時を経て、またかつての食材を使ったオムライスが復活したのです。
今回オーダーした『2・0・1・2』はかつて舌鼓を打ったオムライスとは全然違っていました。
卵が多過ぎる
今回のは卵の量がかなり多いのです。
少しのチキンライスの上に巨大なオムレツを乗せたものでした。
上からかけるケチャップもほんのりとかかっているだけです。
食べてみると場所によっては卵しか口の中に入ってこないことがあるほどで、ケチャップ、卵、鶏肉、ご飯のバランスを重視しているボクにとっては、残念としか言いようがありません。
卵料理が大好きな方、卵にしか興味がないという方にとってはたまらない仕上がりなのかも知れませんが・・・。
このお店では唯一、卵だけはずっと同じ卵を使い続けています。
だから固定ファンがいるでしょうから、その人達を満足させるにはこれくらいの卵の分量が必要だったのかも知れません。
味付けの変わった鶏肉
ボクはこのお店で鶏肉のおいしさに目覚め、自分でも鶏肉を調理するようになりました。
外食する時はどんな鶏肉が使われているだろうといつも気にしています。
ボクの鶏肉料理の原点です。
しかしながら、このオムライスの鶏肉はスッカリ味付けが変わってしまいましたし、鶏肉の量もすんごく少ないのです。
鶏肉ファンとしては悲しい限りです。
違う種類のお米
ご飯はオープン当時に使っていたお米が2008年で残念ながら生産中止となってしまい、今のお米に変わりました。
かつてのモチモチとした食感に思い入れが強すぎるため、今のパラパラっと仕上がっているのは嫌いではないけど、このお店にはフィットしない気がしています。
だからといって、この新しいお米をモチモチ食感になるように調理するのも違うとも思います。
ボクはいつまでも昔を懐かしんでばかりいるだけなのです。
お店は常に進化を続けて、新しいお客さんを獲得しようとします。
新しい食材、新しい味付けを求めて探求するのは当然のことでしょう。
でも、ボクはお店の名前を見ると昔の味を懐かしんでしまい、今度のオムライスは昔の味を再現してくれているんじゃないかという期待を抱いてしまうのです。
またいつか新作を味わう時もまた、昔と違うと言って批判してしまうんだろうか。
心の狭い男です。
どうして、今のオムライスの美味しいところを探して、そこを評価できないのか。
イマイチだと感じてしまった自分に腹立たしさすら感じています。
昔のスタイルをつらぬくという選択肢もあったんじゃないか。
いっそ、お店の名前が違えば良いのかも知れませんが、同じ名前ですから、過去に引っ張られてしまいます。
ずっと同じでいるほうが難しいから仕方ないのです。
LOUDNESSを聴いて、人間椅子のありがたみを感じたのでした。
それではまた。
ありがとう!