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【読書感想文】 『雑談力が上がる話し方』 齋藤孝

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回はこちらの本を読みました。

雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール

雑談というのはオチがいらないそうなんですが、ボクは関西人ということもあって、オチのない話が基本的には苦手です。

話を最後まで聞いて、なんのオチもなかったら、時間をムダにしたような気持ちになってしまいます。

むしろ雑談だからこそ、オチが欲しいと思ってしまいます。

このオチというのは、決して面白くしろという脅迫ではありません。

結論付けて、というお願いです。

1人では生きていけない

雑談力が高い人は、他人と打ち解けるのが早いんじゃないかと思います。

「仲良くなれそう」という空気を作っていくことが出来て、円滑な人間関係が築けるそうな気がします。

若い頃のボクはなかなか面倒でして、友達なんか本当に分かり合えた数人で充分で、あとは別に仲良くしなくてもいい、なんなら敵対したらいいじゃないか、と考えてました。

ところが歳を重ねますと、自分が一人で生きているわけではなく、いろんな人と持ちつ持たれつの関係を作っていくことが、実りある人生をおくるのに重要であると気づきます。

親友にならなくてもいろんな人と関係を持つというのはかなり大きいことだとわかります。

そのためにはこれまでのように、自分の喋りたいことを喋りたいだけ喋るというのでは全然ダメなわけです。

共感す

ウケなかったら、理解できない相手がアホだとか思ったりしてましたが、それでは孤独死が待っているだけなのです。

何も説明なしに自分を理解してくれる人のほうが楽ですけど、それでは成長は出来ません。

どうしたら自分を理解してくれるんだろう、どうしたら相手が理解できるんだろうと、歩み寄る姿勢というのが大事です。

そこで必要となってくるのが、共感、ホメ、聞き上手です。

誰でも否定されるのはキツいんです。

それがわかっていても、ついついムチャクチャ否定してしまったりしたことも過去にあります。

その後、否定から入った会話をしてしまった人と関係が上手く行ったかといえば、行ってないんです。

せっかく何か縁で出会った方ですから、出来る限りいい関係を保っていくほうが良いと思います。

その為には否定から入らず、肯定から入るほうがいいのです。

否定したくなることを肯定しようと思ったら、なぜ相手がこういう意見になったのかという背景を理解しないといけません。

つまり共感です。

相手と同じ立ち位置に立つということです。

ボクは口から出る言葉の大半が悪口というタイプです。

共感なんて一切しないという感じでした。

否定をするとこっちも腹が立ってきますから、精神衛生上良くないですよね。

ということで、そろそろしっかり共感しながら話が聞ける人にならなければならないと思った次第です。

ホメる

そしてホメるというのも大事です。

ホメられて気分を害する人はおりません。

しかし、ホメるということをほとんどしたことがないので、ホメるというのが本当に難しいな〜と思います。

でも、これもホメることを続けていくうちに板についてくるはずです。

最初は嘘臭く感じられてしまうかもしれませんが、積極的にホメていこうと思います。

ホメるには相手のいいところを探さないといけませんから、共感してないと難しいですし、また聞き上手になってないと相手の情報が正確につかめません。

出来れば相手をノセてノセていっぱい喋ってもらうぐらいでちょうどいいんだと思います。

そうなると相槌上手にもならないといけませんね。

ちなみにボクの上司がムチャクチャ相槌が下手な人でタイミングも音量も回数も全部多く大きくて、取引先の人が話しづらいだろうな〜といつも思いますが、本人はなぜか話し上手で聞き上手だと思っているところが怖いです。

ということで、人間関係を円滑にするにあたって、ここに書かれていることは実に重要であるということがわかる本になっております。

ボクのようにおしゃべり好きの人間であっても、喋るのが苦手であっても、上手に雑談力が上がるコツのわかるナイスな本でございました。

それではまた。

ありがとう!

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