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【読書感想文】「どうせ運が悪い」と思うあなたへ。幸運体質になるための第一歩はこの一冊から『「運がいい人」になるための小さな習慣』サチン・チョードリー

自分では運が良いほうだと考えている男です。

どうも、ろけねおです。

最近、岡田斗司夫さんの動画を観て「運」と「努力」について考え直すきっかけがあったんです。

動画の中で語られていたのは、堀江貴文さんのような成功者たちは「努力が足りないやつが成功できない」と言うけれど、実は“努力できる遺伝子”を持っているかどうかで、そもそも努力できるかどうかが決まる、という話でした。

つまり「努力できる人は、努力できる遺伝子を持って生まれた運の良い人」ってことなんです。

では、なぜ堀江さんなどは努力が足りないと言うのか。

堀江さんなどはボクのような凡人には想像絶する努力をなさってきたことは間違いないのですが、それを結局「運が良かった」で片付けられては、実際努力してきたことがまるで無意味だったかのように思えてしまうのが嫌だからではないか、と岡田さんは仰ってました。

なるほど、と思いました。

現状、ボクが努力しない男であるのは、その遺伝子を持って生まれなかったということなのか、と。

要する、男前に生まれなかったとか、ハゲずに済んでるとか、そういう努力が動向でなく運不運の問題であったのです。

※容姿も頭部も医学の力で変えることは出来ますが、それを努力と呼ぶのは無理があるんじゃないかと思っている派です。

そこで、今回読みました本、『「運がいい人」になるための小さな習慣』です。

「運がいい人」になるための小さな習慣

もう運をよくするより他なし、と思った次第で手に取ったのでした。

運を良くする行動

運を良くするというのは、曼荼羅アートを使って夢をどんどん叶えていった大谷翔平選手も

大谷翔平選手も活用した「マンダラチャート」 書き方を覚え社会人スキルをアップしよう

ドラフト1位になるための必要な能力の一つとして「運」を入れていることでも重要であるというのはわかりますね。

大谷選手はどうやって運気を上げていったのかといいますと、一言で言えば、清廉潔白の人になろうとするということではないかと思います。

そして、この本にはそうなるための行動を習慣化すれば、知らず知らずに運が良くなって、なんだかよくわからないけどもお金持ちに慣れたりするかも知れないという内容なのです。

インドの人

この本では著者のサチン・チョードリーさんがインドの方でして、インドでは当たり前の考え方によって、自分の運気は上がっていったというようなことを書いておられます。

インドの方独特の考えた方のように思うことも、同じ仏教国ということもあるのか、日本人でも違和感なく取り込めるものばかりですよという具合に紹介してくれるのです。

インドの方と接する機会はほぼないんですけど、テレビや映画で見るインドの方というのは皆明るい印象がボクにはあります。

これはポジティブに日々を生きているということになるのかなと。

ポジティブに生きるということが運を引き寄せることになっているのだろうと思えてくるのです。

ボクの場合、今朝もそうなんですが、会社行くの嫌やなぁと口走ってしまいます。

これがボクに不幸をもたらしているのかも知らないと思えてきますので、これから考えてしまうのは仕方がないにしても、言葉にするのは避けようと思います。

サチンは凄すぎる

いろんな習慣が出てきまして、直ぐにできるものとそう簡単にできないと思えてしまうものがあります。

で、サチンさんが凄すぎて、とてもマネできないと思うことがちょいちょい出てきます。

人間関係の構築のところでしょうか。

運が良くなる習慣によって、サチンさんの周りに運の強い人が寄ってきて、その人との繋がりによって、サチンさんのステータスがどんどん上がっていったようです。

ボクはあんまり人間関係の構築が上手ではありません。

そもそも友達がおりませんし、人付き合いも面倒だなと考えてしまうことのほうが多いので、これから人付き合いを積極的にしていくというのが、とてもマネできそうな気がしませんでした。

そしてまた、友達がおりませんから、ボクのことを客観視してくれて意見をくれるような友達は存在しないので、自ら客観視しなくてはいけないのですが、それは大変難しいことなのです。

だから、人間関係については急にどうにもならないので、他の方法で運気が上がってきたら、きっとその運気にあやかりたいと人が寄ってくるかも知れないで、その辺は横においておくことにしました。

とにかくサチンさんが普通ではない超人だと思えて、心が折れたところがありました。

愚痴はやめよう

ダメなサラリーマンの例として、同僚と飲みに行っては会社の愚痴や上司の愚痴を言い合うというのが出てきます。

それは全く生産性のない話に終止するので、時間とお金の浪費だということで、そんなことに時間とお金を使うやつはダメということなんですね。

ボクもそういうところがあるんですね。

上司については悪口以外何も出てこないのです。

さらにはX(旧twitter)でも愚痴が多めです。

言霊の話でこの本に出てきますが、Xで愚痴るということは世界中に自分のアホさ加減をばらまいていることになり、それが不幸となって自分に返ってくるのです。

これは本当にまずい。

Xのアカウントを消してしまおうかと思ったのですが、その勇気はなく、愚痴を吐き出すのはやめようと固く心に誓いました。

※その舌の根も乾かぬうちになにか呟いてましたら、優しくツッコんでください。

キャッシュレス払いの見解ついて物申す

この本の中に出てくる習慣についてはいちいちご尤も、おっしゃる通りと思わせるものがほとんどではあったのですが、お金の使い方についてのキャッシュレスの支払いは無駄遣いを増長するというような主張があったのだけは、どうにも納得し難いと思えました。

チサンさん曰く、キャッシュレスは支払い履歴がわかりにくいので、自分がどの程度お金を使ったが掴めないのでついつい使いすぎてしまう、と。

しかもそのほとんどが浪費になってしまうとのことで、基本現金払いにしているという習慣です。

もしかしたら、少し古い本だったのかも知れませんが、今ならすぐに履歴確認できます。

なんならレシートをためておく必要もなくスッキリ無駄遣いを浮き彫りに出来ます。

とはいえ、お金の使い方に人間性が出ると申しますから、浪費が多い人の運は上がらない気がします。

素直で実直な人なら直ぐに実行できるものばかり

この本に書かれている習慣というのは、実に簡単なものばかりなので、基本的にどなたでも取り入れることができるのではないかと思いました。

だから、自分は運が良くないのかも知れないと少しでも思えるようでしたら、この本を読んで、日々の習慣に取り入れてほしいです。

この本を読んで、「運」という曖昧なものにも“再現性”があるのかもしれない、と思うようになりました。
特別な才能やコネがなくても、今日からできる小さなことを積み重ねるだけで運は良くなる。

運が悪いのは自分のせいじゃないけど、運を良くするのは自分次第。
ボクもできるところから一つずつ取り入れて、ゆるやかに運気を育てていきたいです。

ボクもまたできるだけ実行したいと思っているのですが、生来の怠け者で面倒くさがりなので、なかなかハードルが高いとも思ってしまいました。

それではまた。

ありがとう!

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