好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【読書感想文】『辞めて生きる技術』藤井孝一

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本はこちらでございます。

辞めて生きる技術

「辞めて生きる技術」とはつまりは会社を辞めてなお生きていくことが出来るテクニックのことです。

それはどんな技術なのか。

習得できるなら身につけたい技術なので、読んでみました。 

この著者さんのこれらの本は以前に読んだことがあるのですが

週末に起業して軌道に乗ったら会社をスパッと辞められるな〜と思いながらも、何をしてお金を稼げばいいのか全然わからないので踏みきれずに今日を迎えてしまいした。

稼ぐ力ゼロ

この本にもこれからは会社員として生きていくというのがしんどくなると。

個人でちゃんと稼げるようにしておかないとマズい時代になるというようなことが書いてあります。

そういう状態をフリーエージェント社会と言うんだそうですけど、それがすぐそこに来てるんだから、今すぐに何かやれと勧めてくるのです。 

問題は何をやってお金を稼ぐかということです。

最初に現在の「稼ぐ力」をチェックするのがありまして、本の中にはチェック項目が多ければ多いほど良く、少なくてもこれから鍛えていけば良いということになっております。

で、ボクがやりますとほぼ何もチェックが入らなかったんですね。

特に現時点でどれだけ稼ぐ力があるかというチェック項目には一切チェックが入らなかったのです。

この時点で目の前真っ白になりました。

そこから先を読んでもあんまり意味のないことばかりが並んでいて、読んで本当に辛くなりました。 

『サラリーマンを長年やってきた人なら、たいていは自分の専門分野の仕事を持っているはず。』

というようなことが書かれています。

普通はそうなんでしょうけども、何も思い当たるものがありません。

ボクの今やっていることは誰にでもできることです。

専門的なことは何もないのです。

これが転職しようにも職業の経歴になんにも書くことがなくてにっちもさっちもいかない理由なのです。

非力な自分を再認識

更に自分の棚卸しをしてみるというアドバイスがあります。

これも同じく何もないのです。

本当にどれだけ考えても何も出てこないのです。

ほぼアルバイトをして暮らしてきたので誇れるような能力が何一つもありません。

この本を読むことで自分の無力さ、非力さ、ダメっぷりを再認識させられました。

フリーエージェント社会に全く順応できない人間であることをつきつけられまして、読む前よりもさらに将来が不安になってきました。

『辞めて生きる技術』というのは今持っている能力に対して不当な評価を受けている人に有効な技術でした。

サラリーマンをしっかりマジメに若い頃から続けてきた多くの方には有効なのだと思います。

ボクのように若い頃をダラけまくって生活し、その後サラリーマンになっても何の評価も何の成果も出せていない者にはおいそれと身につけられるものではないということでした。

将来の不安が倍増する厳しい本でした。

何か別のことを考えます。

それではまた。

ありがとう! 

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