好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

『読書の全技術』斉藤孝

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読ませていただきました本はこちらでございます。

大人のための読書の全技術

ボクは本を読むのが遅いので、少しでも早く読めるようになりたいと常々思っているのです。

何で早く読みたいかといいますと読みたい本がいっぱいあるからです。

読みたい本をAmazonの欲しい物リストに入れてますが、その数がざっと400冊弱あるんですね。

毎月、新しい本が出ますから、読みたい本もその都度増えていきます。

読みたい本の増え方と、本を読み終えるスピードが今のままだと、死ぬまでに読みたい本を全部読んでしまうことは不可能なんです。

それはこの世に悔いを残して去らねばならぬということを意味しておりまして、それは大変つらいのです。

残りの人生をただ読書のために使うということならば別でしょうけども、そういうわけには当然行かないわけです。

スケベなことをしたり、おいしいものを食べたり、プロレスを観たり、仮面ライダーを観たり、音楽を聴いたり、映画を観たり、あ、仕事をしたりと、たくさんしたいことがあるのです。

本を読むスピードが早くなるのが、後悔せずにこの世を去る最善策なのではないかと考えているのです。

さて、読書の「全技術」を知り、ボクの読書スピードは上がるのでしょうか。

「全技術」に目新しさはない

「全技術」とそれはそれはスゴいことが書いてあるに違いないと思いながら読み始めました。

しかしながら、効率の良い読書や、速読といった読書術をちょくちょく読んできたボクにとっては、比較的知ってる内容が多かったです。

「全技術」なのですから、よく考えてみればそれは当たり前で、著者の斎藤さんが、世の中にある読書術をかき集めてまとめなものでしょうから、知ってて当然です

読む前になぜにそれに気が付かなかったのか。

自分のアホさ加減に悲しくなってきます。

「全技術」という言葉になぜか「斎藤さん独自の読書術の全て」を思い描いて期待してしまったのです。

速読術を体感

ということで既知の内容が多かったので、かなり分厚い本なんですけどもすぐ読み終えてしまいました。

まさにこれがこの本で紹介されている速読の技術でして、知識量を増やすと本は速く読めるのです。

速く本が読めないということは、その読んでる本の内容に未知の部分が多いということで、同じジャンルを集中的に読むと読むスピードの速くなります。

この本を読んで初めて自分が速読できていたように感じました。

ただ、この知っていることを増やして速く読むという技術は、遅くしか読めない時間を我慢するという要素があります。

これは大金持ちになるには、まずお金持ちになるためにまずコツコツと種銭をしっかり溜め込むことから始めなければならないという法則に似ています。

このコツコツの時間が耐えられるようなら、そもそもそんな技術を欲しないのです。

小さなことからコツコツと

その他にこの本で紹介されている速読の技術は「目を速く動かす」ということと「必要な部分以外は読まない」ということです。

まず目を速く動かすという技術ですが、そのやり始めは、何が書いてあるのかも判別つかなかったりするでしょう。

それがきっと何回か同じことやってると目が慣れてきて文字が見えるようになるって感じなんじゃないかと思いました。

これは試したんですが「読んでいる」というよりも「見ている」だけで、何も頭に入ってこない時間が長くて、何度もやってみるというスタミナがボクにはありませんで、断念しました。

また、目を速く動かし続けてそれでも文字が判別できると、今度は内容もおそらく入ってくるでしょう。

そこでようやくそこが自分が今必要としている内容なのかどうかも見えてくることで、もう一つの技術「必要な部分以外は読まない」が出来るようになるのでしょう。

ここに至れば相当早く読めるようになるでしょうね。

この技術もまた、コツコツを繰り返して技術の習得に至るのでしょう。

なんでも小さなことからコツコツとなんですね。

その他にも読書に関してのいろんなことが書かれてありますので、読書技術の向上を目指すすべての人が読むべき本だと思いました。

最後に必読リストがついてます。

この必読リストに入っている本を私はほとんど読んだことがありませんでした。

読まなければならぬ本がまた増えました。

分厚い本を読み終えた後の達成感が気持ちよかったです。

それではまた。

ありがとう!

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