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【読書感想文】『裁判官の爆笑お言葉集』長嶺超輝

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回読みましたのはこちらの本でございます。

裁判官の爆笑お言葉集

裁判所にはこれまで縁がありませんでした。

なので、ドラマや映画以外での裁判は見たことはありません。

毎年、その年の初めにその年にやりたいことを列挙するのですが、毎年裁判の傍聴というのを入れています。

それなのに、なんだかんだで後回しにしてしまい、未だ裁判の傍聴は実現に至っておりません。

この本を読む前に一度ぐらいは傍聴に行っておけば良かったな、と思いながら読みました。

爆笑は無理

タイトルには「爆笑」の文字が入っています。

テレビのバラエティ番組名にも「爆笑」の文字が使われることがありますが、その番組を観て、本当に「爆笑」したことはまずありません。

「爆笑」と付いてるのに限って「爆笑」にならないのは、その言葉のせいで面白さを期待するハードルがずいぶんと上がってしまうからです。

それにそもそも1人では「爆笑」はできません。

読書は普通は1人でやるものですから、どう頑張っても「爆笑」は出来ません。

一人で派手に笑うのは「大笑い」だからです。

とはいえ「大笑い」なら出来たのか?というと、ボクはまったく出来なかったんですけどね。

もちろん、これを読んで「爆笑」的な「大笑い」する人がいても全然構わないんですけど、そんな人たちがいたら、どこで「爆笑」的な「大笑い」したのか教えてもらいたいです。

笑えないわけではない

とはいえ、笑えなかったわけではありません。

「大笑い」するほどのことはなかったということです。

クスッと笑える、プッと吹いてしまう、ニヤッとする、その程度です。

インパクトに欠けるのかもしれませんが、本のタイトルとして『裁判官のクスッと笑えるお言葉集』とか『裁判官のプッと吹いてしまうお言葉集』のほうが適切だと思います。

笑いはあるのですが、そもそも笑える話自体がそんなにないのです。

むしろ、裁判官の仕事の大変さを思い知るほうが多めで、あんまり笑えませんでした。

他人の人生を左右してしまうんですから、相当大変な仕事ですし。

被告人だけじゃなく、被害者家族の人生もまた左右されるんですから、そらもうムチャクチャ悩むはずです。

精神的にキツいでしょう。

ゆえに笑えません。

裁判官は変わった人ばかりではない

ニュースで見かける事件で、時々トンチンカンな判決が出ることがあります。

どんな環境で生活してきたら、そんなトンチンカンな判決が出せるの?というようことがあります。

裁判官なんてなる人はみんな勉強がすごく出来る人で、俗世間を全く知らない、無菌室みたいなところで大事に育てられた、真面目の権化みたいな人がなってるに違いないと考えておりました。

ゆえにボクのような一般人にはトンチンカンに思えるような判決を出してまうんだろうなと確信しておりました。

でも、これを読んでみると裁判官もそんな変わった人ばかりではないことが少しわかります。

裁判官をほんの少し身近な人に思えてきます。

裁判員制度が出来たからといって、普通に暮らしてたら裁判所に行くようなことはあんまりないと思いますが、全くどういうところか知らないよりは、少しくらいは知ってるほうが良いのかもと思わせる本でした。

それではまた。

ありがとう!

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