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【読書感想文】『表現の技術』高崎卓馬

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回読みました本はこちらでございます。

表現の技術

いや、スゴい本でした。

何がスゴいかと申しますと、そんな考えたことなかったな〜ってことがてんこ盛りだったところです。

つまり知らないことにいっぱい触れられたのです。

感動はオドロキにの後からやってくる

知らないこととは、例えば

感情を動かすために必要な要素、それは「オドロキ」です。

というところです。

笑わすにしても、泣かすにしても、そのちょっと前にまず驚かさないと笑ったり泣いたりしないということです。

全ての感動は「オドロキ」の後からやってくるということです。

考えてみれば、確かにそんな気がしませんか。

それなのに、そういうことを意識して文章を書いたり、喋ったりしていなかったと反省させられました。

※それがここからしっかりやれるかどうかは、また別問題です。

同じことを書くにしても言うにしても「オドロキ」を放り込むことで受け手の印象が変わるのです。

この本の著者の高崎卓馬さんという方は、CMを作ってらっしゃる方のようで、ボクは全く存じ上げてなかったんですが、この本に書かれた技術は何もCMだけに特化したことではなく、すべての表現に通ずるものであると思いました。

分解からの分析

また、著者さんがこの考えに到達したのは、ヒットしている作品であったり、自分が素晴らしいと思う作品を分解して分析するという話が出てくるのですが、この賜物ではなかろうかと思いました。

なんとなく、そうなんじゃないかな〜と思うことがあったとしても、分解から分析で確信にもっていかないと自分に活かせないのです。

だいたい「なんとなく、そうなんじゃないかな」は正しいんですが、確信が得られるところまで考えないから、身につかないし成長もできないんですね。

ブログで読書感想文や映画レビューなどを書いていますが、それも自分はその作品のどこに心が動いたのかを、しっかり分解からの分析をした上で書くともっともっと説得力が出るのかも知れないと、思いました。

表現の技術を磨こう

今は誰でも気軽に表現の場が持てます。

そのために不特定多数の方に、読んでもらうおと思ったらどう表現していくのかというのはかなり重要なことです。

にもかかわらず、そんなことを考えることなくブログを続けてきてしまったこと、駄文を垂れ流し続けてきたことが急に恥ずかしくもなってきました。

急に表現が上達するはずもないのですが、表現することにもっと真摯に向き合って、少しでも読みに来てくれた人が楽しめるものを書いていこうという気持ちになりました。

いい本でした。

それではまた。

ありがとう!

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