元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回はこちらの映画を観ました。
こちらの映画はU-NEXT、huluで
観ることが出来ます。
自虐の詩
どんな映画なのか、サッパリわからない状態でした。
もしかしたら怖い映画だったらどうしようとビビりながらの鑑賞でした。
※ボクはホラー系の映画が大の苦手。
嫌われ松子の一生的
主演は中谷美紀さんです。
主人公が半生を描いた物語で、幸せになりたいと、もがく女性を描いていました。
あれ?この感じ、前に観てるなと考えたら、出てきました。
それは『嫌われ松子の一生』でした。
正直なところ、『嫌われ松子の一生』がどういうストーリーだったか正確には覚えてないのですが、同じく主演の中谷美紀さんが健気にしぶとく生きていく話だったように記憶しています。
なので、同じものを見せられているような錯覚に陥りました。
このまま観続けても大丈夫かな〜とちょっとだけ不安になりました。
物言わぬ阿部寛
主人公の内縁の夫役として、阿部寛さんがパンチパーマで出てきました。
ここから急にストーリーが面白くなってきます。
『松子』とは一線を画してきます。
これまでドラマや映画で観た阿部寛さんは、よく喋るキャラクターばかりでした。
なので、この映画でもペラペラとよく喋る弁の立つヤクザものかと思っていましたが、真逆でした。
ほとんど言葉を発さないし、ヤクザものでもありません。
気に入らないことがあると、何も言わずちゃぶ台?をひっくり返す古すぎる男でした。
いい声の阿部寛さんを喋らせないとはまた大胆なことをするもんだな、とこの映画に引き込まれてゆくのでした。
夫婦の在り方に泣けた
詳しいストーリーは観ていただくとして、ざっくりというと夫婦愛を描いております。
夫婦それぞれの愛情表現があるとは思いますが、物を言わぬというのはあらぬ誤解を生むというのはよくあることですが、妻だけは夫を理解しているのです。
驚くほどに不器用な男を妻はちゃんと理解しているのです。
そして夫も妻を心底愛しているのです。
それが終盤になってやっとわかると、ポロポロと涙がこぼれてしまいました。
こんな夫婦良いな、と思わされました。
こんな奥さん良いな、とも思ってしまいました。
自分にはちょっとしんどいかも知れないけども、これが愛だな、とも思えました。
幸せを求めていたけども、幸せはすでにソコにあったというような『青い鳥』的なのですが、幸せかどうかを判断するのは他人ではなく、自分であること、受け取り方で幸にも不幸にもなるということを思い知らされる映画でした。
惜しむらくは、なぜ夫がこれほどまでに妻を愛してしまうことになったのか、そのきっかけになるエピソードが描かれてなかったことです。
最初からなぜか夫は妻を愛していました。
ここだけがひっかかりました。
この映画は、泣ける4コマとして評判のマンガが原作なんだそうですが、読んでみたくなりました。
ここには夫が妻を愛するきっかけがあるのでしょうか。
気になります。
ご結婚なされている方で、倦怠期を迎えている方は観るとちょっと新しい展開が見えてくるかも知れません。
それではまた。
ありがとう!