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【読書感想文】 『自分のアタマで考えよう』ちきりん

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本はこちらでございます。

自分のアタマで考えよう

考えるとはどういうことかを考える本です。

自分では考えてるような気がするけども、結構考えてないことが多いんですよという話からスタートします。

あんまり考えてないことを自覚しているボクですが、思っている以上に考えてないのかも知れないと思うようになりました。

考えるのはしんどいが考えてしまう

「考える」というのは簡単にできそうで、実は結構難しい上に、「考える」こと自体がなかなかしんどいので、ついつい考えない方向に行ってしまいます。

でも、考えない楽なほうばっかりを選んでいても人は成長しないのです。

とはいえ、特に自分の成長に関心のない人にとっては、わざわざしんどくなるのを選ぶぐらいなら、成長しなくてもいいや、と考えてしまう人もいるでしょう。

しかし、考えないで生きるという道を選ぶためには、どっちがいいのだろうと考えてしまうのだから、結局考えているような気もしないでもない、というややこしいことになるのです。

だから正しくは考えないのではなく、深くは考えないというのが正解でしょうか。

浅い考えを連発することで、結局深く考えたことにはならないものだろうかと考えたりしてしまいまして、ついには自分が何を考えているのかわからなくなるのでした。

仲良くなれそうにない

ここに書かれている大半は納得できるんですけども、時々、ん?それはちょっと違うんじゃない?と思わせるところがあります。

それはこれまで読んだちきりんさんの本と同じ感覚です。

なんか鼻につく的な、この共感しづらいものが常にちきりんさんの本にはあるのですが、実はボクはそれを求めて読んでいるのだと思います。

共感できないのが楽しいと思える域にまで到達したような気がします。

ムカムカはするんですけどね。

わざと物議を醸そうとしてる節もあるんじゃないかと思います。

ここでちきりんさん御本人に、「ここはどうにも納得できない!」なんて、ふっかけでもしたら、ちきりんさんの思うツボなんじゃないかと考えると悔しいので、ここでボヤくにとどめます。

マジメな方

また、そこをもうちょっとツッコんで語って欲しいな〜というところをツッコミきれていないように感じるところがありました。

そこをボクは雑だな〜と感じてしまいます。

関西出身ということなので、もう少ししっかりツッコんでも良いんじゃないかと思いました。

※関西出身でも全然お笑いがダメな人もいますけどね。

ご自分のことを『おちゃらけブロガー』と名乗っておられますけども、こう書くことで雑になっても許してね、と予防線を張っておられるように思えて、それがズルさにも思えて嫌悪を覚えました。

とはいえ、全体的には自称おちゃらけてる人であるにも関わらず、ボクからすればかなりマジメな印象も受けました。

共感できない部分において、猛烈に共感できなくても、またこの人の話を聞いてみたい(本を読んでみたい)と思わせるのが、このマジメな感じからくるものだと思います。

マジメに考えてきた人は一体何を書くのだろうという興味があり、不真面目である自分との違いを確認したくて、またちきりんさんの本を手にとったのだと思います。

それほど納得できない部分が多かったわけではなく、へ〜とかなるほどとか連発の良書でした。

それではまた。

ありがとう!

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