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【読書感想文】 『老いの才覚』 曽野綾子

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読ませていただきました本はこちらでございます。

老いの才覚

著者さんの曽野綾子さんは後期高齢者なんだそうで、その方が多くのお年寄りが最近なっとらんとお嘆きになっている本です。

若者のほうがまとも

若者のほうがまともだな〜とボクもずっと前からそう思ってました。

よく「最近の若者は・・・」なんて言う人おりますけども、そういう人に限ってモラルが欠如していたりするものです。

X(旧Twitter)などでついついアホを晒すのが若者であることが多いから、若者にアホが多いんじゃないかって思うかもしれません。

しかしながら、そんなにたくさんの若者を知っているわけじゃありませんけど、若者のほうがしっかりしていると常々感じています。

高齢者の曽野さんが最近のお年寄りは・・・と嘆くんだから、間違いないです。

「老いの才覚」のない老人は読まない

というようなことで、是非ともにお年寄りに読んでもらいたいです。

とはいえ、この本を手に取って自分は大丈夫だろうかと確認しようとするお年寄りは、きっと「老いの才覚」があるのでしょうから、あんまり意味がないですかね。

では、この本は誰に向けての本なのか。

たぶん、これから老いるボクと同世代の人たちに向けてメッセージなのではないかと思ったのです。

年をとると、自分の知らないこと、新しい価値観、考え方が飲み込みにくくなるものです。

完全に老いてからでは遅いので、あらかじめこんなお年寄りになっちゃダメよと知っておけば、なんとかなるんじゃなかろうか、という提案をしていただきました本なのです。

ボクは仏教ベース

さて、その提案内容ですが、ほぼ共感して読んでおったんですが、曽野さんがキリスト教信者ということで、聖書からの引用がたくさん出てきます。

それはそれで立派なことが書かれてあるし、意味は理解できるんですけども、若干しっくりこないところがありました。

理解できるけど納得しづらいという感じでしょうか。

ベースが仏教の人なんでしょうね、ボクは。

仏教系の方が書かれた本を読んだ時は一々腑に落ちてたんですがね。

仏教系の方が書かれたこういう老人の在り方についての本もあるんじゃないかと思うのですが、今のところ巡り合ってません。

自分たちのおじいさんやおばあさんのようなスタイルでは、きっと生きては行けないとは思っています。

どの世代にも言えることですが、その時代時代にあったスタイルにマッチしていかないと、しんどいんじゃないでしょうか。

そうしないとムダな衝突や軋轢が生まれるように思います。

その為にいくつになっても、世の中の変化や流れやそういう情報を掴んでおかないといけませんね。

それではまた。

ありがとう!

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