どうも、ろけねおです。
今回はこちらの映画を観に行きました。
こちらの映画はAmazonプライムビデオ、U-NEXT、TELASA、Leminoでご覧いただけます。
科捜研の女-劇場版-
ボクはここ5、6年の『科捜研の女』しか知りませんので、この日に備えてこれで勉強しました。
完璧にアタマに入っていたわけではありませんが、これのおかげで何も知らない状態で観るよりは数倍楽しめたのではないかと思います。
結論から言えば、最高でした。
これで最終回になっても致し方無しの『科捜研の女』の集大成です。
『科捜研の女』ファンなら100%観るべきです。
オールスターキャスト
何よりも堪らないのは、これまでの『科捜研の女』を彩ってきた多くのキャラクターが続々と登場したからです。
さながら今までの仮面ライダーが全部出てきた『仮面ライダー大戦』のようなでした。
懐かしのキャラが登場しただけで感涙にむせびます。
科捜研オールスターで息をつく暇も与えてくれない大攻勢をかけらます。
気になる方は是非ご覧になって誰が出たのかを確認して下さい。
今回も見事なミスリード
『科捜研の女』のボクの思うところの最大の面白さは、犯人が最後の最後までわからないというところです。
例えば2時間サスペンスだったら、極端に言えばキャスティングを見た時点であらかた犯人が誰であるかの予想が付きます。
レギュラー陣に加えて、大物俳優や大物女優がポコンと入っていると、まず間違いなく犯人です。
名前も知らぬ俳優さんならば、大抵は序盤で死にます。
ところが『科捜研の女』のスゴいところは、名も知らぬ俳優さんが犯人だったりするのです。
しかも、ゲストの有名な俳優さんのことをギリギリにまで犯人ではないかと思わせる内容になっているのです。
いわゆるミスリードです。
この最後の最後で予想を裏切られるところが実に快感なのです。
そして劇場版もまた、それを完璧にやって来ます。
たぶん、ほとんどの観客は「そっちかい!」とつっこむに違いありません。
凶器が細菌
殺人に使用された凶器が、ダイエット菌というものでした。
しかも、インフルエンザで異常行動を起こしたというはなしがありましたが、
この映画の犯人の殺し方がまさにこの異常行動を起こさせるということなんです。
コロナ以降、菌やらウィルスやらに敏感になっているときに、こんな殺し方を放り込んでくるとは恐れ入ります。
怖さ倍増です。
飲んだらバンバン痩せていくという夢のような細菌で人が死ぬというのも実に皮肉が効いていて良いですね。
痩せるのに、そんな楽な方法などないのですよ、暗に言われているような気がしました。
よく出来た映画ですので、これで最終回になっても致し方無しなんて書きましたが、やっぱりもっともっと『科捜研の女』が観たくなります。
新シリーズは作られるのでしょうか。
沢口靖子さん演じる榊マリコが定年を迎えるまでやって欲しいです。
それではまた。
ありがとう!
