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【映画レビュー】破裏拳ポリマー実写化!子供の頃のヒーローはスクリーンで蘇ったのか?

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回は、ボクが子供の頃に大好きだったアニメ『破裏拳ポリマー』がまさかの実写映画化!ということで、劇場まで観に行ってきました。

その感想を、愛とツッコミたっぷりでお届けします。

『破裏拳ポリマー』

今はほとんどアニメは観てませんが、子供の頃はそこそこ観てました。

タツノコプロの作品もよく観ていたのですが、『科学忍者隊ガッチャマン』や『新造人間キャシャーン』は、どうしてもハマりきれませんでした。

『ガッチャマン』は女性と子供キャラが足を引っ張る展開が多くてイライラしがちでしたし、『キャシャーン』は全体的に暗くて気が滅入ってしまったんです。

それに比べて『破裏拳ポリマー』は明るくてテンポが良く、カンフーアクションが炸裂!

そして何より、主人公ポリマーがバイクや車などに自在に変形するのがめちゃくちゃカッコよかったんです。

あのワクワク感は今でも覚えています。

実写化までに長い年月がかかった理由

正直なところ、『破裏拳ポリマー』ってマイナーな作品なんですよね。

『ガッチャマン』や『キャシャーン』は何度も映像化されていますが、ポリマーはようやくの実写化。

でも、いざ映画館を探してみたら…やってる場所が少ない!

シネコンでサクッと観られると思ったら、なんとも渋い上映館ばかりで、人気のなさを実感しました。

やっぱりマイナーだったんですね〜。

敵キャラが『仮面ライダーW』コンビ!

映画で主人公ポリマーの前に立ちはだかる敵キャラは、なんと『仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』と同じ俳優さん(出合正幸さん&中村浩二さん)が演じていました。

仮面ライダーWでは、出合さんがキック、中村さんがパンチを得意としていましたが、今回は逆パターン。

こういう細かい遊び心、好きです。二人とも動ける役者さんなので、アクションは本当に見応えがありました。

ポリマーの魅力が再現されていない…

主演の溝端淳平さん、アクション含め頑張ってました。

でも、ボクの知ってるポリマーの強さにはちょっと届いてなかったかな…と感じました。

特に、敵にあっさり負けるシーンもあって、もう少しヒーローとしての存在感が欲しかったですね。

さらに、ポリマーは本来カンフー使いなんですが、映画ではほとんど空手風。

あの「アチョー!」的なノリがないのは寂しかったです。

そして、変形シーンがほぼ皆無!

これは大きなガッカリポイントでした。

主題歌と設定にも不満が…

主題歌は流れるには流れましたが、アレンジがダサい。

あの印象的な「ダンダンダンディンダダーン、バンバンバンズンババーン、ガンガントォリャー」が蔑ろにされていたのは残念でした。

また、アニメ版に登場するセントバーナードの「男爵」も登場せず。

男爵だけが主人公の正体を知っていて、でも犬だから誰にも言えないという設定がシュールで好きだったのに、ここも削られていたのは寂しかったです。

でも、アニメを知らなければ楽しめる!

とはいえ、これはボクがアニメを知っていたがゆえの不満です。

何も知らずに観れば、かなりカッコいい特撮アクション映画として楽しめるはずです。

特に、ポリマーのバディ・来間譲一を演じる山田裕貴くんの活躍ぶりが光っていて、彼目線で観ると非常に良い映画に感じられます。

『ゴーカイジャー』時代から注目してましたが、ますます魅力的になっていて嬉しかったですね。

まとめ:かつてのアニメファンには物足りないが、特撮好きならアリ!

総じて言えば、アニメ版の思い出を大切にしているボクのような世代には少し物足りない部分もありますが、特撮アクション映画としてはしっかり楽しめる一本です。

アニメを知らない人も、ぜひ一度観てみてください。

懐かしのヒーローが現代のスクリーンでどう蘇ったのか、その目で確かめてみる価値はあります!

それではまた。

ありがとう!

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