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『生きるヒント』五木寛之

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読ませていただきました本はこちらでございます。

生きるヒント―自分の人生を愛するための12章

五木寛之という方を恥ずかしながら全然存じ上げておりませんでした。

名前だけは見たことがあるな〜という程度でした。

五木寛之 – Wikipedia

Wikiを読んでみましたら『青春の門』だけ映画で観たことがありました。

※内容はさっぱり覚えておりません。

それぐらいの予備知識でこの本を手に取った次第です。

楽しみはある

迷い苦しんでいる日々です。

そこで「生きるヒント」が欲しくて読み始めました。

日々がちょっと苦しいと、ほんのりとした楽しみならあるのにその存在もスッカリ忘れてしまうから、更に苦しさを増幅させているんですよと教えられた気がしました。

著者の五木さんは生きることを実に楽しんでおられるのが伝わってまいりました。

これだけ教養がお有りになれば、ありとあらゆることを楽しめるでしょう。

しかしながら、それは何かを楽しむために勉強なさったということではなく、何でも楽しむからこそ興味がわき、知りたいとなり、知識が増えて、教養も増えるというようなところでしょう。

苦しいことはあるけども、そこに注目しすぎていたのかも知れませんね。

余裕がない

「皆さんも御存知の通り」というのが頭につきますと、それを知らないとそこから先、わからないことが聞けなくなるものです。

この本にはそういう表現が時々出てきます。

いろんな側面から生きることを楽しむためのヒントが書かれているのですが、ヒントを解説するための話を理解出来ないから、どんどん辛くなってきました。

元気なときなら、ひとまず本を横に置いて、言葉の意味を検索したりするんでしょうけども、それを拒否してしまうという余裕の無さこそ、心が病んでる時なんだと実感しました。

心のしんどさは、ハッキリとした形で現れる頃にはずいぶん厳しい状態だったりするので、自覚のあまりないうちに、コンディションが良くないことを知れて良かったです。

積極的に楽しむ

水前寺清子さんの歌に「幸せは歩いてこない、だから歩いてゆくんだね」なんてのがありますが、

楽しいことなんて、向こうからやってきてくれるわけではないのです。

自分から楽しみにいくことで、パッと視界が広がって光が差すんでしょう。

悩んでたり苦しんでたりしてる時は目を瞑っているようなものなのかも知れません。

つまりは何事も一所懸命になるということが「生きるヒント」になるのです。

とっても当たり前のことなんですけどもなかなか出来ないことでもあり、カンタンに出来ることでもあります。

とにかく何でも楽しもう。

それではまた。

ありがとう!

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