元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回感想を書く映画はこちらでございます。
この作品はU-NEXT、huluで
観ることができます。
牙狼 月虹ノ旅人
ここまで映画の『牙狼』は欠かさず映画館で観ております。
しかしながらテレビ版に比べると今ひとつ楽しめなかったものが多く、今回の映画も期待しすぎてはいかんとブレーキを掛けて劇場に向かいました。
しかし、上にリンクを貼りました『牙狼 月虹ノ旅人』ブルーレイの画像をご覧になるとわかるかと思いますが、冴島家の3世代の牙狼が並んでいるのです。
死んだはずのおじいさん、行方知れずのお父さんが映画に出るってことです。
冴島家が並び立つことが安易に想像がつくのです。
劇場に着く頃には期待感で充満しておりました。
本物の鋼牙はカッコ良さが異常
今回は冴島鋼牙役の小西遼生さんと監督の雨宮慶太さんが登場するという舞台挨拶付きの鑑賞でした。
今回始めて鋼牙を間近で観たんですが、多少お歳は召されたとは言え、そのカッコ良さは異常でした。
上品な戦士でした。
今後も牙狼シリーズが作られていくことを願っているのですが、渡辺裕之さんがロマンスグレーでもこの白のコートに袖を通したことを考えると、小西さんもロマンスグレーになってもこのコートを来て、雷牙や雷牙の息子を助けに現れて欲しいです。
雨宮監督は以前もなにかの舞台挨拶でその雄姿を拝ませていただいいるのですが、サングラスをしていることもあって、本物?と疑ってしまいます。
こんな感じのおじさん、飲み屋に行ったら何人でもいそうなので、実は何人かいて複数で『牙狼』を生み出すチーム名が「雨宮慶太」なんじゃないかと思ったりもしています。
一見怖そうなのですが、しゃべると楽しいおじさんでした。
小西さんも鋼牙とは違って笑顔満載でした。
このギャップに多くの方がやられているのでしょうね。
カメオ出演サッパリ見つけられず
この映画にはいろんな方がカメオ出演なさっているそうです。
パンフレットに書いてありました。
ボクは誰一人気が付きませんでした。
エンドロールを観て、あれ藤田玲くん出てたん?どこ?って感じでした。
これを確認するためだけに、もう一度観に行ってみるのも良いかも知れませんね。
京本政樹がとにかく凄い
こういうヒーロー物は、悪役がすごく重要です。
いかなる物語であっても悪役の存在感が薄いと、その物語は成立しません。
この映画の悪役の一人が白孔です。
仮面をかぶっているので誰なのかわかりにくいですが、仮面ライダーファンなら声を聞くだけですぐに誰なのかがわかります。
仮面ライダーナイトを演じた松田悟志さんです。
ず〜っと前に、この映画が制作されるというニュースが駆け抜けた時、松田さんが出演するのがさっそく公表されていたので、楽しみにしておりました。
そして、期待通りの活躍。
カッコ良かったです。
しかし、それにもましてカッコ良かったのが京本政樹さん!ラスボスとして登場します。
その存在感はもはや主役です。
前に観た『翔んで埼玉』でも京本さんのインパクトは強烈でしたが、今回はガッツリ殺陣、アクションを披露していますので、シビレまくりです。
衰え知らず。
不老不死の薬でもあるんじゃないかと思えてきます。
京本政樹がラスボスとして冴島家の男たちの前に立ちはだかっただけで、もうこの映画は成功だったのです。
冴島家シリーズの集大成
パンフにも『牙狼』の集大成と書かれていましたが、まさにそんな内容になっています。
冴島家の何もかもが出し惜しみなく登場しており、集大成で最終回でもあるかのような内容でした。
なんと言いましても冴島大河、冴島鋼牙、冴島雷牙の3世代の牙狼の称号を持つ男が、並び立っただけで涙腺崩壊でした。
カッコ良さに感動し、顔を合わせるはずもない3世代が並ぶという迫力に感動しました。
それぞれの剣さばきやアクションにシビれ、穴という穴から汁が飛び出しました。
生きている内にこんなカッコいい『牙狼』が観られるなんて想像もしてませんでした。
どうせ映画の『牙狼』はイマイチなんでしょ?なんて考えていてごめんなさい。
3世代が並び立つだけでも泣いたのに、これに加えてカオルまで出てくるんだから、もうどうしたら良いのかわかりませんでした。
どうしたらってただ座って観て涙を流す以外何も出来ないわけですが。
ここまで『牙狼』を観続けてきて本当に良かったと素直に思いました。
こんな物語を用意してくれたことに、雨宮監督やこの映画を作ってくれた方々全てに感謝せずにはいられませんでした。
まるで最終回の仕上がりでしたし、雨宮監督曰く、この作品に全部出しきったようなことをおっしゃっていたので続編がないような気もしなくもないのですが、是非とも続きが観たいです。
ただ、続編が作られる可能性がこの映画にはあったのです。
ハッキリとは書けませんが、間違いなく続編の種はこの映画に蒔かれてありました。
この種を蒔いたということは、監督はああは言っていましたが、続編を作る気持ちがないことはないという気がしました。
ファンはただ作品を作ってくれることを待つことしか出来ません。
その時が来るまで、いつその時が来ても良いように、過去の作品をしっかり見返して予習しておきましょう。そうすることで新作を香り高く、深く深く味わえるようになるのですから。
それではまた。
ありがとう!