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【映画レビュー】『浅草キッド』

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回はこちらの映画を観ました。

Netflixで観ることができます。

浅草キッド

思えば原作になった本も

歌もちゃんと聴いたことがないのですが、

なぜか気になって観てしまいました。

観て良かった。

泣けました、たっぷり泣けました。

師弟

ボクには師匠はいませんし、それに近い存在すらいません。

無理してでもそういう人を探して、弟子入りすればよかったな〜と思わせる映画でした。

時代もあるのかも知れませんが、師弟という関係が異常に羨ましかったです。

上司とは違うし、父親とも、教えを請うとはいえ先生とも違う、師匠と弟子とか言いようのない関係がたっぷり描かれていました。

ちょっと残念だったのは、主人公のタケシがどこで深見千三郎を知ったのかという出会いのシーンがなかったことです。

コントの上手さに惚れたから弟子になろうと思ったということですが、どうやって深見千三郎を探しだしたのか、話が進むほどにその部分が気になりました。

ボク自身が師匠を探し出せずに50歳を過ぎてしまったものですから、つい気になってしまいます。

東京のお笑いは浅草が聖地みたいなものだったんでしょうか。

だとするなら、寄席であったり、演芸場であったり、お笑いをメインでやる小屋があったとは思うのですが、どうしてストリップ劇場でコントをしている人に弟子入りしたのか。

ともかく、これからでもこんな師匠を探したい。

新しい漫才

漫才ブームの頃、実はあまりツービートの漫才が好きではなく、そんなに観たことはなかったのですが、ツービートの漫才がそれまでの漫才とはテンポの違う新しいタイプのものだったことをこの映画で知りました。

それまでの漫才よりも遥かにテンポの速い漫才はB&Bが実現していたという認識でしたが、同時期にツービートもやっていたのを知れて、楽しかったです。

そのアイデアはタケシがジャズが好きで、テンポが違えば曲が違って聞こえることから着想したというようなことが語られていました。

またコンビ名であったり、ネタの内容も、それまでにはないものしたそうで、かなり斬新なものだったうようです。

タケシにはそういう物を生み出す才能があったということです。

スターになるべくしてなったのだと思いました。

柳楽優弥

柳楽優弥さんが主人公のタケシを演じていますが、ビートたけしそのものに思えました。

様々な作品で柳楽さんのことを観てますが、常にそのキャラ意外には見えないのがすごいです。

柳楽さんの芝居を見ただけでも、この映画を観た甲斐があったというものです。

Netflixで観られる方はぜひご覧ください。

それではまた。

ありがとう!

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