元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回読ませていただきました本はこちらでございます。
洗えば使える泥名言
実は西原理恵子さんの作品に触れるほどに西原さんが好きになっています。
そもそもルックス的に好みでして、高須克弥先生が羨ましく思っている次第です。
好みの女性の面白い話ですから素直に聞けます。
土がついてる野菜がおいしそうという感覚
タイトルを見た瞬間にこれは読まなくちゃという気持ちになりました。
土がついてる野菜のほうが新鮮で味も濃そうな気がしておいしそうだな〜と思ってしまうんですが、このタイトルを見たときレンコンの収穫の映像がアタマに広がりました。
ボクはレンコンが好物なものですから、この本も絶対おもしろいんだろうな〜と期待値が上がりました。
ただタイトルに惹かれる本というのは、だいたい実際読んでみるとタイトルに全力を使い切ってしまい、中身薄いことが多いものです。
だがしかし、この本の中身はタイトル以上に秀逸でした。
ワンインチパンチ
名言というと立派な功績を残した人の言葉であることが多いのですが、立派すぎると、そりゃそうなんだけど、そうも行かんわな〜と思わせる言葉であることが、ままあります。
何の功績も残せていない凡人のボクにはあまりに距離が遠いような気のする言葉だったりするのです。
ところがここに取り上げられているのは、そこらの人の言葉です。
ヒジョ〜に距離が近い。
懐に飛び込まれてからのヒジョ〜に近い打撃、まさにワンインチパンチのような言葉です。
ブルース・リーの超人的な「ワンインチパンチ」の秘密を、物理学に基づいて解き明かしてみた
どの言葉にも濃い人生を生き抜いてきた、たくましさや重みを感じずにはおれませんでした。
エロさがいい塩梅
ボクは極端にシモネタを嫌う女性も苦手ですが、あまりにもあけっぴろげ過ぎる女性も苦手であるという面倒くさいところがあります。
ミニマムでもマックスでもないちょうどいい塩梅にエロい人に惹かれます。
そして、この本は全編通してエロさがいい塩梅です。
女性の書くエロというのは男性からすると刺激が強めであることが多いのですが、西原さんが書くとそれほどでもなく、男性でも受け入れられる程度の、そこはかとないエロさに仕上がっています。
これが実に心地良いし、そこが西原さんに惹かれてしまう理由なのです。
西原フォントが好き
タイトルの文字もそうですが、中の名言一つ一つも筆で書かれています。
他の西原さんの本でも見かけた書体なので、おそらく西原さん本人の書かれたものだと思うのですが、ボクはこの字がとっても好きです。
これを勝手に【西原フォント】と呼んでいるわけですが、これPCやスマホに入れて使いたいくらいです。
こんなことを思ったのは『牙狼』の雨宮慶太監督さんの書く文字(これをボクは雨宮フォントと呼んでいます)や
映画監督・雨宮慶太が自作の「雨宮文字」スタンプをリリース。奔放で力強い筆文字が魅力
『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦さんの書かれる文字以来です。
好きな女性の書く文字があまりに下手だとショック受けます。
自分しか見ないメモの文字が汚い分には良いんですが、他人が読む前提のもので雑に書いてしまう女性に遭遇するとすごく残念な気持ちになります。
そこで西原さんですが、文字にすらエンターテインメントを感じます。
完全に人に読んでもらうために書いているものだから当然といえば当然ですが、しっかり気を使ってもらっていると雰囲気があり、実にありがたく思えてきます。
文字が楽しく、そして内容も勇気と希望を与えてくる本でした。
それではまた。
ありがとう!