元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はこちらの映画を観た感想を書いてまいります。
沈黙のパレード
ドラマ『ガリレオ』シリーズの最新作です。
ドラマ版は全て観てきてますし、映画版もここまで全て映画館に観に行った上に、テレビで放送されればついつい観てしまいました。
さらには小説版も読みました。
ということで新作が公開されるとあらば、観るより他ありません。
映画ではスッキリしたいのに
このような殺人事件を題材にした映画、ドラマでは作品そのものは楽しめはしたものの、どうにも後味がスッキリしないことが多いです。
事件は解決したのに、全くハッピーエンドではない、だからスッキリしません。
ボクは基本的に映画ではハッピーエンドを求めるタイプなのです。
そしてこの物語もまた、ただただ悲しいので、映画を観終わったあとしばらくどんよりしてました。
お金を払って、なぜこんなどうにもならない悲しみに浸らなきゃならないのか。
つらかったです。
つらかったらといえば、同じシリーズで名作の誉れ高い『容疑者Xの献身』がありますが、
本作は『容疑者Xの献身』をいろんな意味で超えられてませんでした。
最新作には大きな期待を寄せてしまうので、余計にそう感じてしまうのかも知れません。
主演の福山雅治さんもさすがに次の映画では老いが漂うはず。
ならばこれが最後となるんじゃないでしょうか。
と思うと、本作にはもう少し頑張ってもらいたかったな〜という気持ちになります。
さらにモヤモヤもする
困ったことに、悲しいだけでなくモヤモヤまでしたのです。
それはこの物語の真相の全てが明らかになっていないからです。
15年前だったかな?の犯人。
今回の殺人の物証。
裁判に持ち込めなかったということは証拠がなかったからで、これでは今回多くの人の協力で殺されてしまった男をしっかりと憎むことはできないのです。
冤罪の可能性が残っている以上は、どうにもスッキリはしません。
ゆえにモヤモヤするのです。
せめて15年前の事件についてはハッキリさせておいて欲しかった。
ハッキリさせなかったのには、何か意図があるんでしょうか?
小説ではハッキリするんでしょうか。
テレビで放送されて、ただで観られるようになっても、多分観ません。
そういう映画でした。
それではまた。
ありがとう!
