好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

『残念な人の思考法』山崎将志

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読ませていただきました本はこちらでございます。

残念な人の思考法

タイトルから勝手に「残念な人はついついこう考えてしまって残念な結果を呼び込んでしまうので、そうならないようにするにはこうしたらいいんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?」というような内容だろうと思って読み始めたのですが、チョット違いました。

残念な人を作る本?

残念な人というのはこういう人であるというのをたくさん紹介した本でした。

その残念な例の中にあなたとリンクするところがあるなら、あなたは残念な人ですのでお気をつけ下さい、というようなことです。

問題はそんな残念な自分をどうすれば残念じゃない人に変更できるかということです。

しかしながら、その辺りはボンヤリしていてイマイチよくわかりませんでした。

ボクを含めた読者は、残念な人じゃなかったことを確認してホッとする人と、残念であることがハッキリしてガクッと落ち込んでしまう人にわかれるでしょう。

ボクは残念なほうでして、残念のままでいることはマズいんじゃないかと、必死に本の中に探してもこれという答えが見つからない、あ〜困った、このままずっと残念なままじゃないか〜という現状です。

明らかに結果を出していて残念な人ではなく、残念な人を使う側の人も、この本を手に取るかも知れませんね。

自分の部下にはたしかにこんな残念な奴がいるな〜と、ニヤリとしながら読み進め、さてその残念な部下をどうしたら残念じゃなくなるのだろうかという思いが湧いてきたところで、きっとこの先に明確な答えがあるんじゃないかとページをめくり続けて、あれ終わっちゃったという人もいるでしょう。

多くの読者はこの本の中に残念撃退法を探してしまったのではないかと思います。

これを読んでると著者の山崎さんに答えをもらおうと思考が停止してしまい、いつの間にか残念でない人もまた残念な方向に行ってしまう、考えてみれば恐ろしい本でもあります。

思考を止めない

人には大なり小なりあれど、残念な要素を持っているに違いありません。

だから、抱えた問題の解決策を求めて本を手に取るのです。

問題のヒントはあっても、回答はなかったりするので、そこから回答を導き出すまで考えるのをやめないことで残念な人になるのを回避できるのです。

しかしながら、ガッカリして終わってしまうのがオチで、そしてまた似たような本に答え求め続ける残念なボクになるのでした。

プライオリティが大事

残念な人になるのを回避する策としてヒントとなることはちゃんと書いてありました。

何かをしようとするときに優先順位を間違えちゃダメだよということです。

優先順位をつい気楽につけてしまうかもしれないけど、そこんところを広く深く考えてみれば残念な人の烙印を押されることはないんじゃないでしょうか。

今まで軽視していたようなことを立ち止まってちょっと考えを巡らせるという簡単な事で残念じゃない人になれるかもしれません。

ともかく、少し考えてみましょうか。

それではまた。

ありがとう!

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