元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回はこちらの本を読みました。
本を読んだら、自分を読め
これまでこの本の著者である小飼弾さんが書いた本がいずれも面白かったので、どんな本なのかよく知りもせず問答無用の購入しました。
読書感想文と読書記録
この本の中で「読書感想文は100年早い」と書かれておりました。
これまで散々書いてきたので、急に恥ずかしく思えてきました。
つまりそのぐらい読書感想文を書くということは難しいものであるという話です。
だけど、こうしてブログに自分の読んだ本を記録することは良いことだという話もありまして、恥ずかしさが和らぎました。
だから「読書感想文」と謳って書いておりますが、ボクの個人的な読書記録という側面もあるということをここで改めて宣言します。
なので、何を書いてんだ?と思われることをあるかも知れませんが、ご了承いただきたいところです。
新たな自分との出会い
今現在ボクの趣味になっていることは、ほとんどが10代の頃に好きになったものなのですが、本を読むことだけは30を過ぎてからです。
若い頃、趣味が読書と言う人のことを変わった人だなと思ってました。
それなのに、自分が本を読むとは1ミリも考えてなかったので、自分でその変化に驚き、人生とは予想不可能だな、と思わされております。
30を少し過ぎた頃に、本を読まないと猛烈にアホになるという強迫観念があったのは確かですが、やっぱり純粋に楽しいから、今も続いてるんでしょうね。
さて、読書の何がどう楽しいのか?
これがハッキリと言葉に出来なかったのですが、それをこの本がハッキリさせてくれました。
それは「新たな自分と出会える」ということです。
タイトルにもなっている「自分を読め」というのは、本を読むことで、本の読む前と後で生じたちょっとした変化を感じろ、ということなのです。
本のタイトルを見て、こういう話だと良いなと予想をして、その通りに面白いというのもあるのですが、まるっきり予想をしていなかった面白さを発見することがあります。
その時、パッとドアが開いたようなそんな感覚になり、興味の幅がググっと広がったような気がします。
この広がった時が気持ちがいいんです。
一皮むけた感覚です。
これが読書を続けてしまう理由です。
読書で自身を救う
小飼さん自身、本を読むことで自分を救う仕組みを作ったということですが、ボクにも本を読むことで自分を救う自分が作られていくのかもしれないという感覚はあります。
30代以前のボクのように全く読書をしないまま、今の年齢(52歳)を迎えていたら、ボクはもっともっと日々苦しんでいたように思います。
知らなかったことを知ることで苦しむこともあることもありますが、知ることで楽になったことのほうがはるかに多い気がします。
これが読書によって自分を救うことなんです。
仕組みというほどボクの場合は確立されていませんし、読書量も足りてませんがね。
抱えている悩みや苦しみは、すでに昔の人が経験しているものだったりします。
背景や状況までドンピシャということはないにしても、本質的なものは同じだったりするものです。
だから、大体の答えは本の中にあるのです。
迷ったらドンドン本に頼れば良いのです。
本を書いた方達もきっと頼ってくださいと本を残したわけですから。
これからももっと偏りなくいろんなジャンルの本を読み、自分の可能性をどんどん広げて行きたいです。
残念ながらボクの周りには読書する楽しさを教えてくれる大人はいませんでした。
だからでしょう、全く読書をしないという人と出会ったら、嫌がられることがなければ、なるべくなんでも良いから本は読んだほうがいいよと、薦めることにしています。
マンガも読まないより読んだほうが良いと思います。
電子書籍もありますからいつでもどこでも楽しめるものだし、お金持ちになる可能性も高くなるそうですよ。
読書そのものに全然興味が湧いていない方でも、何か興味のあるジャンルがかならずあるはず。
読めば目の前の世界が広がり、新たなに自分に出会えるはずです。
「基本的に、本は一人で読むもの」と書かれてありまして、それはうれしい言葉でした。
集団で本を読む会みたいものがあっちこっちで開催されてみたいで、本を読むのが好きならば、そういうのに参加したほうが良いのかな?と思っていました。
ウチの近所でやってる人はいるのかな?と探したりもしました。
でも、他人のペースに合わせて読んでもな〜と心のどこかで感じておりまして、今の今まで全然行動には起こせてなかったんです。
それゆえ、やっぱり一人で読んでよかったんだ、と嬉しかったのです。
この本を読むことで心が救われたのです。
本をあんまり読まない人でもこの本を読むと読みたい気になると思います。
だけど、そもそもあんまり本を読まない人はこの本を読みたいという気にならないとも思います。
それでもやっぱり読んで欲しいなと思わせる本でした。
それではまた。
ありがとう!