元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回読みました本はこちらでございます。
最強レスラー数珠つなぎ
プロレスというのは奥が深い。
深すぎて、うっかり足を踏み入れると膝くらいまでズブズブ沈む。
この本は、プロレスラーがプロレスラーを紹介し、著者がインタビューするという形式。
全部で17人のレスラーが登場するのだが、それをひとまとめに語るのはもったいない。
そこで、ボクは一人ひとりについてじっくり感想を書いていくことにします。
ちなみに著者の尾崎さんは
この本⬆の著者の柳澤健さんから話を聞き、
※ボクも読んでます。
飯伏幸太 vs ヨシヒコを観て、
リアル13巻を読んで
プロレスファン?になったという方です。
まずは、佐藤光留選手の章から。
「最強よりも最高」で噛みつかれた
ムギ子さんがプロレスの記事を書いて、最初は多くのプロレスファンの方に絶賛されたそうなんですが、その中に怒っている人がいたのです。
それがプロレスラーの佐藤光留選手でした。
「プロレスはショー」とか「最強よりも最高」と書いてtwitterで炎上したそうです。
その発端が「書いた人間を絶対に許さない」とツイートした佐藤選手だそうです。
いや、怖すぎる。
正直、ボクは佐藤選手の試合を2、3回しか観たことがありません。
裸足で色白で、なんとなく「ちょっと気持ち悪いな〜」という印象しかなかった。
上手いのか下手なのか、強いのか弱いのかも、正直よくわかりません。
しかし、このTwitter炎上騒動を読んで、佐藤選手は頭がいい人なのだと確信した。
プロレス関係のライターではない女性ライターに噛みつくことで、プロレスをまだよく知らない層にまでその存在を届けようとしたのだろう。
結果、ムギ子さんは本気でビビり、「殺される」とまで思ったらしい。
この出来事、プロレスにどっぷり浸かったライターには起こりえないことだろう。
なぜなら、プロレス業界では「こういうもの」として受け流すスキルが身についているからです。
しかし、プロレスに不慣れな尾崎さんだからこそ、佐藤選手の言動に対して純粋なリアクションを返したのです。
だからこそ、これが面白い。
しかも、この「いじり」が一冊の本につながったのだから、まさにプロレス的ドラマである。
まだ序盤しか読んでいないが、この展開だけでボクはすでに感動してしまった。
強さを追求することを忘れたらプロレスラーは終わり
総合格闘技がプロレスと分離してから、プロレスラーに強さを求めるのは違うんじゃないかという風潮があります。
「最強よりも最高」も、そうした流れから生まれた褒め言葉なのだろう。
エンターテインメントに舵を切ったことで、プ女子が現れ、プロレス人気が復活したことも理解はしています。
しかし、プロレスラー自身が強さを二の次にしてはいけないのです。
それは次世代に受け継いでいかなければならないものだと、勝手に解釈しています。
ボク自身は、プロレスを観て「どっちが強い・弱い」と語るのは好きじゃない。
なぜなら、プロレスでは勝ったから強い、負けたから弱いとは単純に言えないからです。
もちろん、弱いから負けたということでもないし、弱いのがダメなわけでもない。
ただ、観る側として一番ダメなのは「面白くないこと」です。
弱くても面白ければ、それでいい。
しかし、それでもプロレスラーには「強くあってほしい」とは思う不安定性さがあるのがプロレスファンであると考えてます。
プロレスラーの強さとは
子供の頃、テレビでプロレスを観ていたとき、反則ばかりしていて、小さくて弱そうに見えた鶴見五郎選手。
そんな彼を初めて間近で見たとき、それまで見たことがないレベルの体のゴツさに威圧感を覚えたことを今でも忘れられません。
「このおっさん、弱いわけないやん!」と衝撃を受けました。
実際にどれほどの強さがあるかは問題ではなく、目の前に立ったときに「普通じゃない」と思わせることが大事なのです。
「最強よりも最高」という言葉に噛みついた佐藤選手は、そうした本質を理解していたのではないかと思ってしまった。
彼の意見にファンが尾崎さんにヒートするのは違うと思うが、彼のスタンスは素晴らしい。
強さとは辞めないこと
尾崎さんはライターを続けるかどうかで迷っていた。
しかし、佐藤選手は「強さとは?」と聞かれ、こう答えた。
「辞めないことです。辞めたら、強いということを証明する機会を自ら失いますから。きっぱり辞める人もいるんですけど、ダラダラでもいいから続けることです。生きているかぎり、チャンスは来ます。」
まさに「継続は力なり」。
尾崎さん、辞めなくて良かったよ。
ボクもこの言葉、好きだ。
佐藤選手のことを「ちょっと気持ち悪い」と思っていたが、彼に興味が湧いてきた。
『ハードヒット』という興行にも、ちょっと興味が出てきた。
※とはいえ、未だ観てはいない。
ちなみに佐藤選手は、鈴木みのる選手のお弟子さんなのだろうか?
鈴木選手の話が出てくるので、まだこの本を読んでいない鈴木みのるファンは、ぜひともチェックしてほしい。
ボクは、この本を読んでますます鈴木みのる選手が好きになった。
それではまた。
ありがとう!
