元気ですか〜？！
どうも、ろけねおです。
今回観ました映画はこちらでございます。
こちらの作品はU-NEXT、hulu
で観ることができます。
斉木楠雄のΨ難
観た理由は福田雄一監督作品ということだけです。
ボクの中では福田雄一という監督の信頼感が高いのです。
少年マンガが原作であるということは知ってはいましたが、
どういう内容なのかは全く知らない状態で観ました。
結論から言いますと、初めて福田雄一監督作品でガッカリさせられました。
薄味の銀魂
同じく少年マンガ原作の映画『銀魂』のようなものだろうと予想してました。
でも、その『銀魂』よりも遥かに笑いどころが少なかったです。
笑わせようとするものに対して、この程度では笑ってやらんとガードをしているところがボクにはあります。
ガードをこじ開けて、問答無用で笑わせてくれるものを「おもしろい」と認識します。
また、福田雄一作品ということもあって期待が高すぎたのかも知れませんが、ボクのガードをこじ開けることは『銀魂』よりもさらにありませんでした。
内容も笑いもキャストの濃さも何もかもが『銀魂』を薄めた感じです。
きっと原作マンガもこういうテイストで、少年ジャンプがメインターゲットにしているであろう少年少女たちにはバカウケなのかも知れませんが、オッサンにもっと濃い味付けが口に合うのです。
それにちょっと福田雄一テイストに飽きが来てるのかも知れませんね。
かつては突き抜けている感があって、この監督は本気で笑わせに来てると勝手に解釈していたのですが『銀魂』やこの映画は「俺のファンならこの程度で充分おもしろがれるだろ？」とナメられている気持ちにもなりました。
残念です。
佐藤二朗が足りない
あんなに楽しかった福田雄一テイストがなぜスベっているのか。
ちょうどこの映画を観た頃、同じく福田雄一作品の中では『スーパーサラリーマン左江内氏』がとっても好きでして、
なんならシーズン２があっても良いんじゃないかとすら思ってました。
だから福田雄一テイストが面白くなくなったわけではないのです。
では、このドラマと『斉木楠雄のΨ難』ではいったい何が違うのか。
それにはあまりにも佐藤二朗さんが足りないのです。
ボクは二朗さんが観たくて福田雄一作品を観ているのだと気が付きました。
福田雄一作品の中にいる二朗さんが観たいのです。
この『斉木楠雄のΨ難』はもちろん『銀魂』にだって二朗さんは出演しておられます。
しかし、今回はあまりにも出番が少ない。
かなり物足りないのです。
そばを食べて薬味が足りないとか、餃子を食べてラー油が足らないとか、なくても食べられはするけれど、ないとガッカリみたいな感じです。
これが薄味に仕上がってしまっている最大の原因であろうと思いました。
でも、もしかしたら二朗さんの濃さは原作ファンには不要なのかも知れません。
原作を知らないのでわかりませんが、この出番の少なさから考えると多分そうでしょう。
二朗さんが、いてもいなくてもいいキャラクターで出演しているということは、これでもムリに福田雄一さんがねじ込んだのかも知れません。
でも、これならいっそ二朗さんの出演はなしのほうが潔かったんじゃないでしょうか。
少し出てくるから物足らないと感じるのです。
橋本環奈のための橋本環奈による橋本環奈の映画
『銀魂』も橋本環奈ちゃんのインパクトは凄まじかったのですが、こちらはさらに橋本環奈がてんこ盛りです。
元から環奈ちゃんのファンなら観ずには居れない至極の作品となっていますが、ファンではなかった人もこれを観ればファンになること間違いなし。
ダイヤモンドのように光り輝いています。
過去最高（過去のことはあんまり知らないけど）の環奈ちゃんが観られます。
最初から環奈ちゃんだけを観るつもりで映画館に行っていれば、こんなに充実した映画はありません。
単にコメディ映画を観るつもりで、劇場に来ちゃったからおかしくなってしまったのです。
いや、途中から他のキャラクターもストーリーもどうでもいいから、とにかく環奈さんだけ出さんかいボケッ！となっている自分がいました。
これは橋本環奈のための橋本環奈による橋本環奈の映画であると断言します。
笠原秀幸さんがケツを出そうと、新井浩文さんがおしるこを飲もうと、吉沢亮さんが中二病だろうと、全てが吹き飛ぶ顔芸の数々にノックアウトされました。
かわいいは正義！
それをまざまざと見せつけられる映画であります。
逆にこの映画に環奈ちゃんがいなかったらどうなっていたのか。
想像しただけで具合が悪くなります。
確かに内田有紀さんも良い感じにアホなお母さんだったし、ムロツヨシさんは良くも悪くもいつも通りでしたが、やはりしんどかったと思います。
ボクは環奈ちゃんに救われたのです。
ありがとう、環奈ちゃん。
順調に成長してナイスな熟女になってください。
それではまた。
ありがとう！