元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回読ませていただきました本はこちらでございます。
数学的思考の技術 – 不確実な世界を見通すヒント
前にも書きましたがボクは理系学部を卒業しておりますから、文系学部に行っておられた方やら、そもそも理系が苦手な人に比べると少しばかり理系が得意な気がしておりました。
だけども、最近になってどうも理系と括りになると、苦手なことがそこそこ多いということに気が付きました。
物理とか、化学とか、機械やPCのことなんかが、苦手だな、と。
経済学の中での数学
ところが少し前に『はじまりの数学』という本を読んで、数学は楽しいじゃないかと思ってしまいました。
今回『数学的思考の技術』を読もうと思ったのは、タイトルに『数学』の文字が躍っていたからです。
ところが、数学ネタを面白がるつもりで読み始めたら、どっちかといえばこれは経済学の本でした。
それもそのはず、この著者さんは経済学部の教授さんなのだそうです。
経済学部で学ぶ内容は数学の知識がないとしんどい的なことが書いてありまして、そういうことでの『数学的思考』ということだったわけです。
経済学が苦手
経済学となると、物理や化学の話よりは身近な話題だったりするので興味がわきやすく思うんですが、ここまで何冊か経済学関連本はいずれも途中で読むのやめっちゃったというトラウマがあるのであります。
これとか↓
これ↓です。
いずれも大変評判の良い本でありましたが、さっぱり面白がれず玉砕したのでした。
科学関連の本は途中しんどくても時々面白がれたりして最後まで読みきれたりするのに、なぜかグッと身近な経済学は読むのを諦めてしまってばかり。
この本もしばらく読んで経済学的な内容だとわかって、かなりしんどくなってきまして、途中で一旦読むのをストップしてしまいました。
村上春樹は数学的思考
前半はたとえ話もわかりやすくて面白がれたんですが、だんだん例えもわかりにくく経済学ではお馴染みの方なんでしょうけどもサッパリわからない人の名前やら理論やら定義やらがボンボン出てくるようになる頃には、酒を飲みながら読んでいたこともあって、全然理解できなくなっておりました。
終盤突如として村上春樹論が出てきます。
村上春樹さんの著書をたくさん読んでおられる方なら楽しめるのかもしれませんが、ほんの数冊しか読んだことがない上に、近頃に発売されたものは一切読んでないもので、村上春樹さんがいかに数学的思考で以って文章を書いておられるかを語るための引用文がサッパリわかりませんでした。
結果として何から何まで自分のフィットしなかったという本ということになってしまいました。
だがしかし、初めて経済学関連本を最後まで読みきれたというのはほんのちょっぴりとはいえトラウマを克服したような気持ちになっています。
もう一度上にあげた2冊にチャレンジしてみようかな〜と思ったり思わなかったりしています。
数学と数学的思考というのは別の話であるということを学びました。
それではまた。
ありがとう!