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【映画レビュー】忍者映画なのにモヤモヤする!?『忍びの国』の結末が衝撃的だった

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回観た映画はこちらでございます。

この作品はU-NEXTで観ることが出来ます。

もしくはレンタルはどうでしょう?

忍びの国

大野くんの活躍が観られるのが単純に嬉しかったです。ボクは嵐では大野くんが好きでしたので。

忍者には心も帰属意識もない?

忍者が主役の物語って、あまり観た記憶がありません。

思い出せるのは、せいぜい『仮面の忍者 赤影』のリメイク映画『Red Shadow』くらいでしょうか。

でも、忍者って言わばスパイですよね?

スパイ映画なら、007シリーズを筆頭に世界中で人気ジャンルなのに、なぜ忍者が主役の映画はそれほど多くないのでしょう。

時代劇の定番キャラではあるのに、忍者単体でフィーチャーされることは意外と少ない気がします。

あるにはあるんでしょうが、ボク自身が忍者に興味がなかったということでしょう。

さて、そんなに詳しくないながらも、『忍びの国』を観て思ったのは、「忍者ってこんなに心がなく、帰属意識もないの?」ということ。

時代劇では人の命が軽く扱われがちですが、それでも誰かが死ねば悲しむもの。

しかし、この映画の忍者たちは、誰が死んでも全く動じません。

忍者は幼い頃から「使い捨てられるもの」と教え込まれているのかもしれませんが、ここまで心をなくしてしまうと、ちょっと怖くなりますね。

しかも、その冷酷さは現代まで脈々と受け継がれているらしいのですから、さらに恐ろしい。

また、彼らには帰属意識がないのか、敵が攻めてくると生まれ育った里をあっさり捨てて出ていってしまいます。

忍者って、もっとカッコいいものかと思っていましたが、なんだかガッカリしました。

それは主人公の無門(演:大野智)も例外ではありません。

主人公だけは違うだろうと期待していたのに、見事に裏切られる。

ある意味、新鮮でした。

本当に忍者の世界にある決闘法なのかはわかりませんが、地面に線を引き、その内側で二人が戦うルールの決闘が描かれます。

この近距離での殺し合いが二度繰り広げられるのですが、特に終盤の決闘はものすごいスピード。

大野くんはダンスが得意なので俊敏な動きはお手の物でしょうが、対戦相手の鈴木亮平さんがここまで動けるとは思いませんでした。

そういえば、鈴木さんは『変態仮面』でしたね。

そりゃ動けるはずです。めちゃくちゃカッコよかった。

刃物と刃物がぶつかる音もリアルな感じがして良かったです。

実際に刀同士がぶつかった音を聞いたことはないのですが、「リアルっぽい」雰囲気がありました。

終盤で台無し

この物語は、最強の忍者・無門が、妻(お国)に弄ばれる話に見えました。

そもそもお国は、無門がスパイとして潜入した際に一目惚れし、ほぼ誘拐する形で連れてきた女性。

※厳密には正式な妻ではなかったかもしれません。うろ覚えです。

お国はとにかく無門に逆らい続け、正直なところ少しムカつきました。

もし演じていたのが石原さとみさんじゃなかったら、もっとムカついていたかもしれません。

無門は「自分は国一番の忍者だからお金に困ることはない」と説得してお国を連れ帰ります。

しかし、仕事がなくなり収入が途絶えると、お国は「話が違う」と無門を締め出すのです。

やがて無門は戦争を控えた祖国を捨て、お国と穏やかに暮らすことを提案。

一度は乗り気だったお国ですが、「祖国のために命を懸けなくてどうする?」と言い出します。

そこで無門は、逃げようとする忍者たちに金を払って戦わせることに。

結局、無門は死なずに戦争から帰還しますが、戦争の元凶である偉い人たちに怒りを覚え、そのうちの一人を殺してしまいます。

すると、別の偉い人が「無門を討ち取った者は生涯年貢を免除」と宣言。

戦友だった忍者たちは、何のためらいもなく無門を殺そうとします。

そこでお国は、無門を守るために無門が託した宝を掲げ「指一本でも触れたら即座に粉々にする」と宣言。

しかし忍者たちは、宝を奪おうと一斉に吹き矢を発射。

無門が壁になろうとしましたが、多すぎた矢はお国にも命中してしまいました。

きっと無門は、自分に何かあっても、お国が宝で生きていけるようにと考えていたはず。

それなのに、お国は宝を持って忍者たちの前にノコノコ出てきてしまったのです。

お国と穏やかに暮らすことを夢見ていた無門にとって、彼女の死は最もしんどい出来事。

これが愛情表現だったのかもしれませんが、すべてが無に帰す最悪の結末でした。

ここで無門が怒り狂い、忍者たちを皆殺しにしていたら、まだ救いがあったかもしれません。

しかし、彼はお国の亡骸を抱え、ただ静かに去っていくのでした。

終盤の数分で、それまで楽しんでいた映画がすべてオジャンになってしまった気がします。

最後、ナレーションで「無門が育てた子供」の話が出ますが、それもよくわからないオチでした。

「人を育てたから、もう人でなしではない」ということ?

よくわかりません。

終わり良ければ全て良しという言葉ありますが、この映画に関しては真逆になってしまいました。

それではまた。

ありがとう!

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