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【読書感想文】『建築家 安藤忠雄』安藤忠雄

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読みました本はこちらでございます。

建築家 安藤忠雄

安藤さんが自分の半生を語るという本です。

随分前になりますが、安藤さんの講演会に行きましたので、比較的内容がすんなり入って来ました。

面白さという点では講演会のほうが遥かに面白いのですが、講演会では聞けなかった話もあったりして、大変面白がって読めました。

建築の知識が一切ないボクですが、それはほぼ問題なく読めました。

攻めの安藤

建築の知識があるともっと面白いんだと思いますが、ボクが興味を惹かれたのは、仕事に対する姿勢でした。

仕事がないんだったら自分で作るというような積極的な攻めの姿勢です。

頼まれてもいないものの構想をねり、実際図面とかデッサンとかしたり、実に積極的に行動を起こされてることがわかります。

この行動力がボクを惹きつけます。

待ってたって仕事もチャンスも来ない。

わかっちゃいるけども、恥ずかしかったり、怖かったりで、動けないってことよくありますが、座して待ってても状況は何にも変わりませんからね。

行動力もさることながら、根気強かったり、打たれ強かったりもまた、安藤さんの魅力です。

頼まれてもいない建物の設計して、土地の持ち主に見せに行って門前払いを何度も食らうという話が出てきますが、本当にタフな方だなとシビレます。

影を乗り越えて光を目指す

物事には光と影があって、人が幸せを感じるのは光のなかにあるときではなく、影を乗り越えて光を目指している時が幸せだというようなことが出てきます。

安藤さんの人生はまさに影から光を目指して進んでばっかりな気がします。

つまりそれは大半が幸せな人生だったとおっしゃりたいんでしょうけども、話を聞いてる分には、いや読んでいる分にはしんどうそうなので、そういった意味でもタフな方であると思いました。

さて、一番つらいのは闇の中、光が見つけられない時です。

安藤さんも仕事がなく、事務所の天井を見つめてるだけなんて時もあったそうです。

その時やれることを必死にやって、必死に光を探したんだそうです。

光はどこかに指しているのだけど、自分が見える場所にいないだけのことなんですね。

人生に“光”を求めるのなら、まず目の前の苦しい現実という“影”をしっかり見据え、それを乗り越えるべく、勇気を持って進んでいくことだ

このような一文が出てきます。

ボクには勇気がなかったんです。

「勇気を持って」と言ってもなかなか難しいんですけど、いずれは勇気を持って進まねば、光には届かないんでしょうね。

諦めずに根気よく研鑽を積み、そして積極的にアピールしていくということ。

安藤さんのような人になりたいので、大いに見習いたいです。

それではまた。

ありがとう!

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