元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は観ました映画はこちらです。
DMM TV
で観ることが出来るようです。
居眠り磐音
夫婦愛を描いた映画でございます。
夫婦の形に正解はないと思っているのですが、物語の中で様々な夫婦の在り方を知ることは現在夫婦生活を営んでいるボクには大変勉強になるのです。
結婚前には全く興味のなかったジャンルの映画でしたが、結婚すると夫婦の物語は身近な話題なので気になります。
通常の形ではない夫婦の物語
とはいえ、最初は普通にチャンバラ映画だと思ってました。
確かにチャンバラではあったんですが、夫婦愛を描いた映画でしたので、最初はちょっとビックリしてしまいました。
お互い愛し合ってはいるものの、お互いを思うあまりにすれ違ってしまい、ついに夫婦になれないままでもなおも愛しあっているという、厳密にいうと夫婦にはなっていないのですが、通常の形ではない夫婦の物語にボクには観えました。
夫婦それぞれにそれぞれの形があるのです。
他人の入る余地がないことを思い知りました。
芸能人の不倫が表沙汰になると、ヨソの家の夫婦間の問題なのに、メチャクチャ怒っている人がいます。
ボクにはその気持ちがさっぱりわかりません。
それは夫婦の問題に他人が入る余地がないと考えているからです。
それぞれの形があるとわかってはいても、それが物語の中の出来事だと承知していたとしても、やっぱり離れ離れというのは、悲しいですね。
愛し合っているのなら一緒になって欲しいと思ってしまいます。
桃李くんが刀を振る
この映画を観たきっかけは松坂桃李くんが刀を振る役をやっているからです。
ここまでいろんな桃李くんの映画を観てきましたが、
ボクが桃李くんが好きになったのは『侍戦隊シンケンジャー』がきっかけです。
それゆえ、映画やドラマで活躍する桃李くんが観られるだけでも嬉しく、どんどん活躍することを願っているわけですが、今回はなんてたって時代劇。
この『居眠り磐音』は桃李くんの時代劇初主演なのだそうです。
しかもなかなかの剣の達人の役。
いや〜カッコいい。
そして桃李くん演ずる坂崎磐音が何度か真剣勝負をするシーンがありました。
主人公ですから、いずれの勝負にも勝ってしまうわけですが、シンケンレッドのときとはまた違ったカッコよさがあって楽しかったです。
しかも当たり前ですが、この映画ではバサッと斬ったら血が出るわけですから、より真剣味が出るってもんです。
ヒリヒリしました。
人の命が軽い
時代劇は比較的、人の命が軽く描かれていることが多いですが、特に若い人の命が軽く描かれてしまいます。
時代劇だけではなく、戦時中のドラマや映画でもその傾向があるように思えます。
昔の日本はそういう国だったということなんでしょうかね。
考えてみれば、今も若者の扱いは命こそとられたりはしませんが、最も軽いように思います。
これは日本人のDNAなのかも知れません。
この映画もまたそうで、若者が冒頭から次々と死んでいってしまうのを見せられます。
若い侍が不倫したと思い込んで妻を斬り、その妻の兄は友達である妹の夫を斬り、そして主人公の磐音は妹の夫を斬った友達を斬ることになってしまいます。
※なんかややこしいことになっていますが、この辺りは実際に映画を観てもらえるとカンタンに理解できるはずです。すみません。
しかし同じく斬られたはずなのに、老人である阿波屋はしぶとくなかなか死なないのです。
たまたま即死にならない箇所を斬られただけなのかも知れませんが、あっさりと死んでいく若者を見せられてからですから、なんとなくそんな感じがしただけなのかも知れませんね。
ともかく、そんなことで何も斬らなくてもと思うところでもカンタンに斬ってしまうのです。
腰に人を殺せる武器を常にぶら下げている世界というのは、命が軽くなるってことなんですかね。
それだけに時代劇に出てくる人々は真剣に生きなければいけないということですかね。
辛い出来事で始まり、辛い出来事で終わるそんな映画でした。
でも、桃李くんはやっぱり素晴らしい。
それではまた。
ありがとう!