元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回読みました本はこちらでございます。
字が汚い
ボクは「字を書く」という行為について、あらためて深く考えさせられました。
文字がキレイな人を見ると、どこか自信に満ちていて、しっかりした人格がにじみ出ているように感じます。
ボクはこの著者の新保さんと同じように、52歳にもなるのになんか子どもっぽいのです。
これもボクの人格がにじみ出ているのでしょうね。
大人になれば字も大人っぽくなると思っていた
ボクには「大人になれば自然と字もキレイになるだろう」という、根拠のない希望がありました。
けれど、現実はそんなに甘くない。
むしろ社会に出てからは、パソコンやスマホの入力に頼るようになり、ますます字を書く機会は減っていきます。
つまり、字は意識して練習しない限り、どんどん下手になる一方なんですよね。
字がキレイだと人格まで整う?
本の中では、「文字を丁寧に書くと、人格も整う」といった話が出てきます。
仕事を始める前にやるといいそうです。
確かに、乱暴に書かれた文字には、その人の雑さや投げやりな気持ちが表れている気がします。
逆に、丁寧に書かれた文字を見ると、書き手の誠実さや落ち着きを感じることがあります。
中でも「名前を丁寧に書くと気持ちが落ち着く」というくだりには深く共感しました。
名前って、自分そのものを象徴する言葉ですからね。
達筆すぎる殺人犯、下手すぎる政治家
印象的だったのは、木嶋佳苗の文字の美しさについて触れていた部分です。
彼女は稀代の詐欺師・殺人犯ですが、字だけを見ると本当に達筆で、そのギャップにゾッとします。
逆に、政治家の字が下手だと、その人の知性や誠意にまで疑いの目が向いてしまうことも。
本の中で具体名が挙げられていた福島瑞穂さんの文字は、確かに見ていて不安になります。
文字が与える印象って、それほどまでに大きいんですね。
トラディオ・プラマンを使ってみたくなった
本の中で紹介されていた「トラディオ・プラマン」というペンが気になって仕方ありません。
調べてみると、筆ペンのようにしなやかに書けるペンで、プロの漫画家やイラストレーターにも愛用者が多いそうです。
ちょっとクセのある字が、それっぽく仕上がるらしいです。
ボクみたいに字が幼い人にこそ、試してみる価値がありそうです。
相田みつをはなぜ響くのか
相田みつをの書には、独特の味わいがあります。
漢字をあえてひらがな化して書く手法には、優しさや温かさ、そしてユーモアも感じられます。
うまい下手ではなく、「伝わる字」「心に届く字」という点で、彼の作品は唯一無二。
字というのは、単なる情報伝達の手段じゃないんだなと、あらためて気づかされました。
ボクも「字のリハビリ」を始めようと思う
この本を読んで、ボクは「せめて人に読んでもらえる字」「相手に不快感を与えない字」を目指して、少しずつでも書く練習をしようと思いました。
字が変わると、心も少し変わるそうです。
つまり字が美しくなると、人格も引っ張られて、心も美しくなるようなので、「字のリハビリ」します。
それではまた。
ありがとう!
